マラー特別捜査官、バノン氏を大陪審に召喚 ロシア介入疑惑

2018.01.17 Wed posted at 09:36 JST

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ワシントン(CNN) ロシアによる米大統領選介入疑惑を捜査しているマラー特別捜査官が先週、トランプ政権の首席戦略官・上級顧問だったスティーブ・バノン氏を大陪審に召喚したことが分かった。16日付の米紙ニューヨーク・タイムズが伝えた。

マラー氏の捜査では、ホワイトハウスからすでに数人のスタッフが自主的に聴取に応じている。同紙が事情を直接知る人物の話として伝えたところによると、マラー氏がバノン氏を大陪審に召喚したのは「交渉戦術」だった可能性がある。バノン氏が大陪審で証言する代わりに、捜査チームの聴取を受けることで合意するシナリオも考えられるという。

バノン氏は2016年の大統領選でトランプ陣営の最高責任者を務め、新政権で首席戦略官・上級顧問のポストに就いたが、昨年8月に更迭された。

最近では米ジャーナリスト、マイケル・ウォルフ氏がトランプ政権の内幕を暴露した新刊書籍「Fire and Fury(仮訳・炎と怒り)」の中でトランプ氏や長男トランプ・ジュニア氏を批判していた発言が引用され、トランプ氏の怒りを買ったばかり。

バノン氏は16日、ロシア疑惑を調べている下院情報委員会で証言した。この問題をめぐり、同氏が議会で証言したのは初めてだった。

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