日本マイクロソフトを退職します

新卒で入社した日本マイクロソフトを 1 月 17 日に退職します。

学部生の頃、就職できるはずのない雲の上の企業でした。
就職活動していた際にも視野に入れていませんでした。

なぜそんな大企業に就職したのに退職するの?
こんな記事も書いてもらったのに退職するの?
という質問をよくされるので、いわゆる退職エントリを残しておきます。


なぜ退職するのか

最初に、日本マイクロソフトは素晴らしい会社です。
私自身、技術力以外にコミュニケーション能力や電話応対能力、メール文章作成能力が格段に成長しました。

しかし、技術職であるにも関わらずコードを書いてチームで開発をする機会は全くない部署でした。
そこでふと、「このまま今のカスタマー サポートを続けていて自分は何年後かに後悔しないだろうか。」と思いました。

そして、試しに転職活動をしてみると同じ外資系のカスタマー サポート職の内定はいただけるものの、学生時代から望んでいたソフトウェア エンジニア職は実務未経験であることから書類選考で落ちるという厳しい現実にぶち当たり、1 年も経たずに後悔をしました。

ファースト キャリアは一生やりたいことがあるなら、それを仕事にできる会社に入れという就職活動中にいただいた先輩のアドバイスを思い出した瞬間でした。

テクニカルカスタマーサポートを一生の仕事にしたいのか?と考えた時、
自分の答えは違いました。

なので、退職に踏み切ることにしました。

なぜ休職していたのか

Facebook にも書きましたが、6 月から休職をしていました。
理由は簡単にいうと、心のコントロールができなくなったためです。

チームや上司によって変わってきますが、まず平日 8 時間以上隣で働いている人が舌打ちばかりしているという環境だったので、自分に向けてではなくてもなんだか常に辛い気持ちでした。
(※ ヘッドホン等はつけれない環境でした)

後は、配属直後ぐらいに「ここは残業しないと生き残っていけない会社」という説明を受けたり、「同期とあまり関わるな」と 1 on 1 で言われる等ということがあり、他の同期と環境があまりにも違いすぎることも要因でした。

上司が言っていたことの 100% が間違いだとは思いませんが、こんな言い方をする先輩または上司にはなりたくないと日々感じていました。

上記の通り、毎日ストレスは確かに感じていたのですが、発散方法がわからず放置していると、朝起きて会社に行く前に玄関で嘔吐する症状が現れました。
胃が悪いのかと思い、病院に行ったりもしましたが症状は治まらず、会社に行くことができなくなりました。

最初からこの会社はブラック企業なんだと思って入社していれば我慢できたことかもしれません。
しかし、会社は残業を推進しているわけでもなく、同期は同期同士で楽しく過ごしている。
この矛盾は何なのか。
普通や常識って何なのか。
誰のために働いているのかがわからなくなっていたのだと思います。

そして、休職という長い闇の期間を過ごしました。

今後は何をするのか

今後はソフトウェア エンジニア職への転職が成功したので、例え茨の道であろうが、一人前のエンジニアになってこの記事を笑い話にできれば良いなと思っています。

そして、長く使われ続ける、愛され続けるプロダクトを開発するという私の夢を叶えるために邁進していきます。

最後に

1 月 22 日に誕生日という関係もあり、
Amazon のほしいものリスト貼っておきます!
何か送っていただけるととても嬉しいです。

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