名古屋 元ブラジル代表FWジョーが来日「優勝が目標」 250人が出迎える
名古屋に加入した元ブラジル代表FWジョー(右)はユニホームを身にまとい、小西社長と笑顔で握手する Photo By スポニチ |
元ブラジル代表FWジョー(30)が10日、中部国際空港着の航空機で来日した。J史上最高額となる移籍金11億2000万円でブラジル1部コリンチャンスから名古屋に加入。関係者やサポーターら約250人が出迎えた。背番号は昨季まで元日本代表MF田口泰士(現磐田)が背負っていた背番号7。来日後は長旅の疲労も見せずに入団会見を行った。主な一問一答は以下。
―今の心境は?
「日本に来て、凄く嬉しい。グランパスのことは友達の選手からも聞いていた。これからクラブの歴史をともに背負っていく。嬉しいとともに楽しみです」
―背番号7については?
「自分は7が好きだ。かといって楽をするのではなく、7を背負ったからこそ、去年の自分が残したものをここでも残したい」
―なぜ背番号7が好きなのか?
「アトレチコ・ミネイロでリベルダドーレス杯を獲得したときもそうだし、コリンチャンスでも7番だった。自分とともにある運命なのかと思っている」
―個人のビジョンは?
「どのクラブでもタイトルを取るのが仕事。名古屋は家族になる。FWとして得点を決める。ゴールが優先。あとはチームとしての勝利を奪う。優勝が目標だ。具体的な目標?あまり言わないようにしている。チームメートに迷惑が掛かるからね。コンディションが良い状態で試合をすれば、去年のようなスコアを残せる。これからもそうしていくよ」
―日本のサッカーの印象は?
「前からここでやっている友達いる。日本代表とも試合をした(13年コンフェデ杯)。スピードがある。それに負けないことだね」
―友人とは誰?
「グランパスについてネットで調べていたし、マルケス(03〜05年に名古屋所属)から聞いた。頂いた言葉としては『凄くスピードがあるけどジョーならできる』ということだ」
―日本という国の印象は
初めての来日は東京だった。日本食は好きで、ブラジルでも食べたけど、日本で食べる和食はやはり美味しい。自分は好奇心旺盛。どこの国でプレーしていても地元料理は食べていた。和食は好きなので試したい」
―今年はW杯が開催される。ブラジル代表入りの目標は?
「今でもセレソンに戻るのは夢。もう一度W杯でプレーしたい。名古屋で良いプレーをしてW杯につながれば良い」
ジョーは12日にメディカルチェックを受け、13日からの練習に参加する。
[ 2018年1月11日 13:34 ]
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