はじめはTwitterでバズってるエントリのリンクを踏んで読むくらいだった。
ドキドキしながら初めて書いた日記は特に反応もされず流れて行った。
いくつか日記を書くうちに匿名性と一過性、字数制限のなさに惹かれて増田にどっぷりハマった。
コメントが着くと嬉しかった。そこにさらにコメントがついてツリーを形成すると、なんだか自分の話題でみんなが盛り上がってるようで、グループの中心人物になったみたいな快感を覚えた。
炎上しそうなネタで語気の強い増田を書いてみたこともあるし、批判コメでレスバトルもどきをしたこともある。今考えれば幼稚だが、その時はとっても楽しかった。
ブコメが初めて100を超えたときや、人気エントリTOP3にノミネートされた日のことは最高の思い出だ。
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増田を始めて2年が経った。
日記は100を超え、500を超え、1000を超えた。
飽きもせず日記ばかり書いていたが、次第に自分がおかしくなっていることに気がついた。
朝起きたらまずチェック。流れてきた増田の粗探しをして批判コメを書く。その時の話題からまた新しい増田を書く。書いたらコメントがつかないか、更新してチェック。また新しい記事の粗探しと更新。仕事の合間に自分の日記のチェック。更新。更新。ホットエントリのコメントツリーを見て議論をけしかける。チェック。更新。毎日の生活で思い立ったことがあったら、つぶやくかのようにまた日記を書く。コメントのチェック。更新。コメントが来たら返信。また更新。新しい記事を見つけてまたコメントする。
1日で空いてる時間はだいたい増田を見るまでになった。仕事と食事、睡眠以外は趣味もロクになくなった。
書いた日記が2500を超えたころ、全てが作業と化した。もはや日記を書いてコメントを待つ喜びなんて忘れていた。
増田にいるみんなについていけなくなった。同一人物がたくさんの日記を書いてることがわからないように、文体や書き方を何度も変えた。女のフリをしたり、学生のフリをしたり、主婦のフリをしたり、医者のフリをしたり、元増田のフリをしたり。自分の日記に自分でコメントをつなげ論争の火種にもした。良くないことなのはわかっている。そのうち、もはや自分が何なのかわからなくなった。
半分増田の囚人になりながら、書いた日記は3000を記録した。
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楽しいこともたくさんありました。
増田はとても心地の良いところです。
心地の良いところだからこそ、俺は一歩踏み出して、新しい外の世界に出ます。
思い出いっぱいのはてな匿名ダイアリーは、この日記をもって投稿をやめます。
お世話になりました。ありがとう。
2年で3000書けたなら文章を書く才能あるよ
増田書いてる11人が10人になってしまうのか…
結構いろんな人がいるとおもうと、たまにこういう「全部私でした」的な告白があるから恐ろしい
「全部私でした」と言い放って目立ってからじゃないと辞められないのが、もう増田っぽいよ 別の場所で同じようなこと繰り返すだけじゃないかな
全部私でした〜っていうより、私がなりすましていた物もありました ってくらいだろ
ただの言葉のあやだよw あと突っ込む場所、普通そこじゃないと思うぞ なんか、毎日毎日世の中生きづらい生きづらい騒いでるやつばっかなのがよく分かるなあ
今まで流れた増田の1割くらいはこいつだったりして
日記だけじゃなく、言及もあるけど書き込んで三日目で300越えてた。 twitterどっぷりだった頃みたいだし、携帯買ってしばらくの頃もはてダやブログを片っ端から掘って読んでた頃みたい...
コンゴトモ ヨロシク
まじか。(って声出たわ) いいの? 大体希死念慮だばぁなんですけど。時々ごはんとかのに言及して反応なくてドゥフってるくらいなもんだ。 飽きるまで適当に書いたり消したりしま...
とか言いつつまだ見てるんでしょ?ホラ、コメント付いてるよ
ネトゲでよく見たやつ
増田はネトゲだからな
アイドルグループ脱退の増田バージョン