16日午前11時25分過ぎ、博多発東京行き新幹線「のぞみ20号」が東広島-三原間を走行中、車掌が異音に気付き、本来は停車予定のなかった姫路駅で車両確認を行った。台車などを点検した結果、「異常なし」と判断し、新大阪駅まで走行した。のぞみ20号は約20分遅れで同駅に到着し、全車両を交換した。
JR西日本は「異音の原因は不明だが、念のため車両交換を行った」と説明。この影響で山陽新幹線上りの後続2本に遅れが出、1400人に影響した。
また、同日午後12時45分過ぎ、新大阪発博多行き新幹線「こだま741号」が新倉敷駅を出発直後、同駅員が指令所に「停車中に油のようなにおいがした」と申告。福山駅で停車し、車掌が台車などを点検して、約30分遅れで出発した。広島駅から保守担当社員が乗り込み、午後3時現在、同社員が同乗したまま運行を継続している。