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リビア唯一の国際空港を武装集団が襲撃、83人死傷
2018年1月16日 9:35 発信地:トリポリ/リビア
【1月16日 AFP】リビアの首都トリポリ郊外にあり唯一機能していた国際空港で15日、敷地内の刑務所に収監されている仲間を奪還しようと武装集団が襲撃して戦闘となり、少なくとも20人が死亡した。当局が明らかにした。
戦闘があったのは空軍基地だったミティガ(Mitiga)空港。国連が支援している統一政府(国民合意政府、GNA)の保健省によると少なくとも20人が死亡し、63人が負傷した。犠牲者が民間人なのか戦闘員なのかは明らかになっていない。
空港の関係筋や地元住民によると、武装集団は撃退され、空港の東方約10キロに位置する武装集団のアジトでも戦闘が行われた。15日遅くに戦闘は終結したという。
今回の戦闘で駐機場にあるリビアの航空機6機が被弾した。(c)AFP/Rim Taher