2018年上半期にチェックしておきたい海外のWebサービス&アプリ15選
- 酒井 涼
- 2018年1月15日
- ニュース
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ライター・コラムニスト。デザインやテクノロジー、マーケティングやライフハック系の記事が得意。2016年からferretでも記事の執筆を開始。Twitterでも面白いWebサービスなどを紹介しています。よろしければそちらもチェックしてみてください。
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2018年も、毎日世界中で便利なWebサービスが生まれています。
今日、私たちが日常的に使っているDropboxや Twitter などのサービスも、初めはごく小さな規模でのローンチでしたが、今では大きな勢いを見せています。新しいWebサービスや アプリ をキャッチアップすることで、流行しそうなサービスを一足先に体感してみてはいかがでしょうか。
そこで今回は、 2018年上半期にチェックしておきたい海外のWebサービス& アプリ 15選をご紹介します。
様々なサービスの中で、便利なものは早速利用してみましょう。
2018年上半期にチェックしておきたい海外のWebサービス& アプリ 11選
1. Frappé Charts
Frappé Chartsは、Githubのデザインにインスパイアされた "外部環境に依存しないWeb用のチャート作成 ツール " です。
棒グラフや折れ線グラフ、散布図など、様々なグラフをデータのアップロードだけでできてしまいます。Webのインタラクティブな動きに反応するので、データの詳細を
ツール
チップで確認することもできます。Githubでお馴染みのマンスリー
ヒートマップ
も作成可能です。
2. FontBase
FontBaseは、Web
フォント
サービスである
Google
フォント
を1クリックでお気に入りに保存したら、ローカルコンピュータでも使えるようになるサービスです。使いたい
フォント
を見付けたら、自分のPCにインストールするのに必要なのはシングルクリックだけなので、
フォント
を気軽に使いたい方や、
フォント
を各種
フォント
サイトからダウンロードすることが多い方に向いています。
3. DesignEvo
DesignEvoは、短時間でロゴを作成することができるWebサービスです。プロフェッショナルが作成した3,000以上のテンプレートから無料でロゴデザインを作成することができます。
ロゴアイコンはもちろん、ワードマークと呼ばれるタイポグラフィ部分にもユニークなものが多いので、ユニークで魅力的なものができ上がるはずです。
4. Oiga
Oigaは、クリエイターやデザイナーのためのワークフローに特化したプロジェクトマネジメント ツール です。
Oigaでは、プロジェクト内で各種アセットやカラーパレット、
フォント
をファイルやスケジュールの管理とともに共有することができます。現在、Oigaはまだベータ版ですが、クリエイティブワークフローを1ヵ所にまとめることができ、クリエイターに役立つ
ツール
といえそうです。
5. Threed.io
Threed.ioは、3次元のiPhoneモックアップ画像を作成できるサービスです。
モックアップを作成するサービスは色々ありますが、Threed.ioの面白いところは、当て込んだ画像のiPhoneを3Dモデルで自由に動かすことができることです。デザイナーは、好きな角度のiPhoneの当て込み画像を作成し、自由にダウンロードすることができます。
6. PaintCube
PaintCubeは、3Dプリンティングのデータを作成するためのWebベースのソフトウェアです。
いまやAmazonで3Dプリンターが3万円あれば購入することができてしまいますが、さらに特別なソフトウェアを用意しなくともPaintCubeがあれば、好きな形のフィギュアなどを簡単に作ることが可能です。
完成したら全てのパーツはエクスポート可能で、Photoshopで開くこともできます。WebベースなのでiPadなどの
デバイス
でも利用可能です。
7. Scri.ch
Scri.chは、 ブラウザ 上に自由にお絵描きができるサービスです。
発想自体はどこにでもありそうですが、書いた絵はショート
URL
で共有することができます。また、あえてカラフルにしたり筆やペンの種類を変えるといったオプションを持たせずに、ペンも色も太さも1種類だけだというシンプルなインターフェイスが、かえって癖になります。
8. Crello
Crelloは、インスタグラムや Facebook の投稿用のクリエイティブを作成するためのWebサービスです。
似たようなサービスとしてCanvaやPabloなどがありますが、Crelloは静止画ではなくアニメーションのテンプレートが多く用意されているのが特徴です。眼球を捉えるようなアニメーションで認知度を上げたり、ユニークな投稿にしたい場合に利用してみるといいでしょう。
9. Orion
Orionは、5,000種類以上のアイコンを収録したアイコン データベース 集です。検索もダウンロードもカスタマイズも自由自在です。
アイコンは線画の「LINE」や2色の塗りが特徴的な「Solid」、カラフルな「Color」とシンプルな縁なしの「Flat」の4種類があります。無料でも利用できますが、プロ版になるとさらに1,500以上の新しいアイコンやソースファイルへのアクセスが可能になります。
10. Moodily
Moodilyは、誰でも簡単にムードボードを作成することができるサービスです。通常、ムードボードの作成には自分たちで素材を集めなければなりません。しかし、Moodilyでは必要な素材を指定するだけで、Tinderにも似た「アリ」か「ナシ」かのフリック操作を行うだけで簡単にムードボードを作成することができます。
Slackとの連携も可能で、チームメンバーの誰かがコメントを残した際にメッセージを受け取ることもできます。
参考:
デザイン初心者必見!デザインの方向性を共有する「ムードボード」を便利ツール5選とともに解説|ferret
11. Sitemod
Sitemodは、世界中のWebサイトのデザインを引っ張ってきて、自分流に編集することができる Google Chrome用のエクステンションです。
優れたデザインのホームページを見た時に、そのデザインを取り入れたいと思うことがあるでしょう。Sitemodを使うことで、Webサイトを編集したりメンバーと共有することができます。
12. Kroma
Khromaは、デザイナーのための機械学習を利用したAIカラーピッカーサービスです。
最初に好みの色を50個選べば、ニューラルネットワークによる
アルゴリズム
が好みの色を選び出し、色の組み合わせを無限に提示してくれます。
CSS
コードや16進数での書き出しも可能です。
13. Logo Crunch
Logo Crunchは、複数の解像度に対応したロゴ作成用のWebサービスです。
ロゴをWeb用に最適化する際には、faviconだけではなく、iOSのホーム画面に保存する際のアイコンなど様々なサイズを用意する必要があります。また、大きいサイズと小さいサイズでロゴを変更したい場合もあります。Logo Crunchを使えば、サイズの大きさを問わず、簡単にロゴを作成することができ、iOSや
Android
用のロゴがワンクリックでダウンロード可能です。
14. Draggable JS
Draggable JSは、Shoppifyが開発した軽量でレスポンシブに対応したドラッグ&ドロップができる JavaScript ライブラリです。
ドラッグ&ドロップを可能にすることで、よりインタラクティブなWebサイトの構築が可能になります。
15. Flow.ai
Flow.aiは、誰でも簡単にチャットボットを作成できるサービスです。シンプルなデザインとは裏腹に非常に高機能で、なおかつ拡張性も高いのが特徴です。
機械学習を採用しているので、単純なチャットだけではなく、学習をしながらの会話ができます。さらに拡張したい場合には、クラウド上でコーディングをしたりSDKを追加したりすることが可能です。
Facebook
メッセンジャーやホームページに設置するライブチャット、Apple WatchやAlexaなど、様々な形式に対応しています。現在の対応言語は、英語・ドイツ語・オランダ語・スペイン語・フランス語ですが、今後はさらに広範に広がる予定です。
まとめ
今回ご紹介したような便利なWebサービスや アプリ は、日々 インターネット 上に出回ります。しかし、こうした アプリ やWebサービスの情報は見逃してしまうことがあります。
Webサイトの制作時間を短縮するものや、アイデアやインスピレーションをストックするものなど、便利なWebサービスをカテゴリ別にご紹介しました。役立ちそうなサービスは積極的に使ってみましょう。