つい先日、第2話が放送されたポプテピピック。
ニコニコ動画では第1話が公開初日で100万再生を超えるという偉業を成し遂げ、2018年1月15日現在は既にトリプルミリオン達成目前という人気ぶり。
かく言う私も実はアニメ化が決定してからずっとワクワクしていた1人なのだが、蓋を開けてみれば(いい意味で)クソアニメで安心した。
今回は「ポプテピピックってなんぞ?」という方のために、サッと読めるくらいの量で簡単にまとめていこうと思う。(※そもそも多くを語るような奥深いものでもない)
ポプテピピックってなんぞ
クソ概要
ポプテピピックは『まんがライフWIN』というWEBコミックサイトで掲載されているクソマンガである。現在はシーズン3まで公開中。
24時間、365日、360度、とにかくあちこちにケンカを売っていくスタイルで、自身が世話になっているはずの出版社である竹書房でさえターゲットにする。しょっちゅう破壊する。
ここまで破壊されるのは竹書房とニコニコ本社くらいだろう
出版社の皮を被った指定暴力団である竹書房
そしてポプテピピックを語るうえで忘れてはならないのが『サブカルクソ女』の存在。
発見したら教習中だろうがお構いなしに突っ込むし
的確に奈落の底へいざなう指示も出す
でもファンの大半はサブカルクソ男女
これはマンガを読んでもらえれば一目瞭然なのだが、ネタのチョイスがサブカルにある程度精通していないと笑えないものが多い。
昔懐かしのゲームネタや、話題のアニメやニコニコ動画で人気のネタ、はたまた時事ネタなど元ネタを知っていないとそもそも訳が分からないものがとにかく多い。
作中で散々ディスっているサブカルクソ女に対して、むしろ媚びているくらいなのがポプテピピックというマンガである。
ちなみに同じくまんがライフWINで連載されている『あいまいみー』とよく比較されるが、この2作品はまんがライフWINが誇るクソマンガの二大巨塔であるものの、その性質は異なるものである。
まず大きく異なるのは、ポプテピピックの作者である大川ぶくぶ先生は、明確にサブカル層を狙い撃ちしてそれがしっかりとヒットしたという、計算ずくのもの。
それに比べ、あいまいみーの作者である、ちょぼらうにょぽみ先生(頭のネジが6本は抜け落ちているアイドル声優大好きのサブカルクソお母さん)は真正のヤベェやつ。
そもそもターゲットがどこの層なのかサッパリ分からない。思いつくまま気の向くままに書いていたらたまたまサブカルクソ男女の目にとまって話題になったイメージ。
例えるならば、高層ビルから適当に球を落としたらそれがたまたま通行中のサブカルクソ男女に当たったという事故的なヒットの仕方だったのだ。
そのこともあり、ポプテピピックはライトなファンも多いのに対し、あいまいみーはディープなファンが多いように思える。
あとどうでもいいけど、あいまいみーの記事を書いてからもう1年が経ったのかと思うと時の流れの早さに震える。
クソ概要のクソまとめ
つまる話、まとめると
超ド級の問題児を2人も抱えている竹書房は相当やべぇ
ということになる。以上。
クソアニメの正しい見方
TV放送で見る場合
苦行。
とにかくまともに見ようと思うと頭がおかしくなるし、30分がとてつもなく長く感じる。
家でゆっくり見ているということで仕事も忘れて、しかも大好きな原作がヌルヌル動いて、声優も豪華で、世界観はそのままで、こんなにも幸せなのになぜか体感時間がとてつもなく長い。
相対性理論さえガバガバになるポプテピピックは最高にやべぇクソアニメだが、対応する術は多い。
おすすめはソシャゲをしながらBGM代わりに見る方法だ。この方法のいいところは気付けば終わっているというところ。楽しいときに感じる30分がちゃんと正しく過ぎている。これにはアインシュタインもニッコリ。
ニコニコ動画で見る場合
苦行だった30分が、あら不思議。しっかりこちらでは相対性理論が仕事をしている。
こればかりはニコニコ動画のコメント機能があって本当に良かったと言わざるを得ない。
ひたすらにツッコミどころをぶち込んでくるこの手のアニメは常にコメントが流れ続ける特徴があるのだが、そのコメントがまた良い味を出すのだ。
コメントをちょくちょく読みながら本編を見ることで、前述のソシャゲをしながら見るかのように、適度に集中が逸れていい塩梅になるんじゃないかと思う。
そのうえYoutubeのコメント欄はどうにも味気ないというか、つまらないと感じることが多い反面、ニコニコ動画特有のクサいノリがこの手の動画だとかなり活きてくる。もはやコメントを見たいがために本編を視聴しているまである。
あとクソアニメに限ってOPがやけにオシャレだったり、クセになる曲調だったりするのホントすき。
ということで私はニコニコ動画で視聴することをオススメする。
ただし、ニコニコ動画本体の動画の読み込み速度がゴミ、画質はウンコ、音質もガビガビという欠点さえ我慢できればという制約つきなのだが。
とっととサーバー強化して、まともに動画を楽しめるようになったらプレミアム会員復活してあげるから早くして。
以上、ポプテピピック入門でした
放送が延期になった際は謝罪カーで練り歩いたり、本編のほんの一瞬のギャグ要素であるアイドルパロが人気が出すぎちゃってアンソロ化したり、何かと話題に事欠かない本作には今後も要注目である。
仕事終わりの疲れた日に頭をカラッポにして見れる貴重なアニメ、疲れた現代人におすすめです。