2018年01月15日(月)
360.life編集部/Test by 家電批評編集部
コスパ最強のモバイルバッテリーは約3000円で買えるコレだった
スマホが高性能化し、バッテリーの消費量もガラケー時代とは比較にならないほど増加しました。バッテリーも高性能化しているとは言え、いつでも充電ができるモバイルバッテリーは現代人の必須アイテムとなりつつあります。そこで、本当に「使える」モバイルバッテリーはどれなのか、検証してわかったオススメをご紹介します!
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ロス率は最小 高額モデルを凌ぐ高性能
Anker PowerCore Speed 10000 QC 実勢価格:2999円 バッテリー容量:10000mAh 重量:198g
一言にモバイルバッテリーと言ってもその形や値段は様々なものがあり、外見だけではどれを買うのが正解かはわかりません。そこで巷に流通している18製品を集め、実際に使ったときの充電容量と充電時間を計測。その結果、断トツの性能を見せたのがAnkerの「PowerCore Speed 10000 QC」でした。 昨今の主流となっている急速充電(QC)に対応しながら、ロス率(公称容量と実測容量の差)もわずか19%と優秀な数値をマーク。そのうえ、お値段も2000円台とコスパも圧倒的でモバイルバッテリーの新定番となる条件をすべて揃えているんです。 [充電時間検証] 通常充電:2時間2分5秒 ↓ 急速充電:1時間18分48秒 完全放電したスマホを、バッテリーがもっとも「長生き」すると言われる80%までの充電する時間を計測してテストを行いました。結果は通常の充電に比べて、1時間近く、おおよそ45%短縮するでき、忙しい朝や仕事の休憩時間でも気軽に充電できることを実証してくれました。 ※テスト環境●スマホ:Xperia ZX(docomo)/モバイルバッテリー:PowerCore Speed 20000 QC(Anker) [ロス率検証] 公称容量:10000mAh ↓ 実測容量:8100mAh 手持ちの端末を利用して、バッテリーがゼロになるまで放電を継続した実容量のテストを行ってみると、公称容量10000mAhに対して実測容量は8100mAh(ロス率19%)を記録。5000円を超える高額モデルのものでもロス率は30~40%のものがざらにある中、このロス率の少なさは驚異的です。 [高評価機のロス率一覧] 総合評価1位 Anker PowerCore Speed 10000 QC ロス率:19% 総合評価2位 RAVPower RP-PB043 ロス率:49% 総合評価3位 Anker PowerCore Speed 20000 QC ロス率:39% 総合評価4位 RAVPower RP-PB060 6700mAh ロス率:33% 総合評価5位 Anker PowerCore 13000 ロス率:23% 他機種と並べてみるとこの通り。 ロス率が大きすぎると公称容量が大きくても充電可能な回数はさほど変わらなくなってしまいます。その分、モバイルバッテリー自体の重量が増えてしまうことを考えるとトータルではマイナスになることも。ここでも改めて「PowerCore Speed 10000 QC」の有用性が証明されたと言えるでしょう。 「PowerCore Speed 10000 QC」はiPhone 8なら3回以上、Xperia XZ1なら2回以上フル充電が可能です。これなら1台で自分だけでなく家族のスマホを充電することもできますね。荷物にならないコンパクトサイズながら、これほど頼りになる存在はありません。外出の際のお供にいかがでしょうか。
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