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レジェンド 作者:神無月 紅

レーブルリナ国

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1612/1612

1612話

「この倉庫にある飼い葉は、全部俺達が買っていいんだな?」
「ああ、俺の家の飼い葉でよければ、幾らでも買っていってくれ!」

 レイの言葉に、男は満面の笑みでそう告げる。
 飼い葉を作るのはそれなりに時間も労力も必要となるが、それが売れるのであればその程度の苦労もどうということはないのだろう。
 ましてや、それが自分で思っていたよりも大分高く買って貰えるのであれば、尚更だろう。

(一応、マリーナが交渉したんだけどな。その辺り、大分手加減したのか?)

 そんな疑問を抱きつつ、レイは飼い葉を次々にミスティリングの中に収納していく。
 その光景を見ていた男は、突然飼い葉が消えていくという光景に、ただ驚くだけだ。

「す、凄いな……」

 ただ、それだけを口にする。
 そんな反応に慣れていたレイは、得意げな笑みを浮かべるでもなく、飼い葉を収納し終える。

「さて、次だ。……そう言えば、この村で売って貰った馬は、気性としてはどんな感じなんだ? あまり荒ければ、ちょっと手間が掛かるんだが」

 そう言いつつも、レイに面倒臭そうな様子はない。
 気性が荒い馬であっても、セトの側にいれば暴れるようなことは絶対にしないからだ。
 馬には、生物としての格の差というものが分かってしまうのだろう。
 それは、騎兵隊から奪った馬の様子を見れば、明らかだった。
 だが、そんなレイの疑問に、男は全く何の問題もないと答える。

「あいつの気性が荒かったら、穏やかな気性の馬はいないんじゃないかってくらい、大人しくて人懐っこいぞ」
「へぇ……こっちとしては助かるな」

 気性が荒ければセトの近くに配置する必要があったが、それがいらないとなると、対処は楽だ。

「ま、村長も馬や馬車が売れたのは嬉しく思ってるだろうな。相場より高く買って貰ったって言ってたし」
「そうなのか? ……マリーナがそう判断したのなら、こっちとしては何も文句はないけど」

 交渉については完全にマリーナに任せているレイだから、相場より高く買って貰ったと言われれば、恐らく何か狙いがあってそうしたんだろうな、としか思えない。
 ……実際、女達が水浴びしているのを覗きにいった男が数人、即座に見張りに捕まるといったことになっていた以上、交渉という点で考えれば、村長よりもマリーナの方が圧倒的に有利だったのだ。
 その状況でそのように判断したのであれば、マリーナがそれでいいと判断したから、そうなった筈だった。

「それよりよ、兄ちゃん。兄ちゃんがあのマリーナってとんでもない美人とか、他にも何人もいた美人と付き合ってるってのは本当か?」

 男はマリーナの名前が出た瞬間、そう尋ねる。
 マリーナというのが村長と交渉を任されたダークエルフで、その美貌はまさに目を奪うに相応しいものだった。
 それこそ、男も……それどころか、男の妻までもが目を奪われる程には。
 そして信じられないことに、レイの周囲には方向性は違えど、マリーナに匹敵するような美女が他に二人もいたのだ。
 男が少しだけ漏れ聞こえてきた話が事実であれば、男の前にいるレイはその三人全員をモノにしているという話だった。
 同じ男としてそのことに興味がない訳がなく、レイに尋ねてみたのだが……

「さて、どうだろうな」

 レイ本人は、そう誤魔化すだけだ。
 それを聞いた男は、何とか話を聞き出そうと頑張るも、結局レイから話を聞き出すことは出来ないまま、飼い葉のある別の倉庫に到着する。

「おう、ジョルス、飼い葉の件は聞いてるよな?」
「聞いてる。こっちにとっても飼い葉を買ってくれるんなら大歓迎だ。……ああ、それとパンとかがそろそろ焼き上がり始めてるって話だったから、俺の飼い葉を受け取ったら来てくれって言ってたぞ」
「へぇ……早いな。もう少し時間がかかると思ってた」

 レイは、ジョルスと呼ばれた男の言葉に少しだけ驚きと感心の混ざった表情を浮かべた。
 だが、ジョルスはそんなレイの様子に、自慢げに口を開く。

「言っちゃ何だが、うちの母ちゃん含めて、この村の女ってのは儲け話に敏感だ。そんな連中にとって、あんた達はいいお客様なんだろうな」

 正確にはいいカモなんじゃないか? と思っていたジョルスだったが、ここでそれを口にするような真似はしない。
 もしそんなことを言ってしまい、レイの機嫌を悪くしてしまっては大変なのだから。

「とにかく、話は分かった。パンとかは焼きたてのままの方が美味いし、手っ取り早くここの飼い葉も収納させて貰うよ」

 そう告げ、レイは本当に素早く小屋の中にあった飼い葉をミスティリングの中に収納していく。
 そんなレイの様子に、当然ながらジョルスも驚くのだった。





 ジョルスの待っていた小屋を出た後、レイの姿は村の真ん中にある広場にあった。
 周囲にはパンの焼ける香ばしい香りが漂っており、食欲を刺激する。
 村の広場は集会場のような役割も果たしているらしく、多くの人が集まれるようになっていた。
 また、村で祭りをやる時にでも料理をする為なのか、幾つかの石窯も用意されている。
 現在そこでは、村の女達が総出でパンを焼いている。
 いや、殆どがパンを焼いているのだが、中には別の料理を作っている者もいた。
 それこそ、子供数人が入るのに十分な大きさを持つ巨大な鍋に、大量のシチューを作っているかのように。
 当然このシチューを始めとした料理も、鍋ごとレイ達が買い取ることになっている。
 様々な野菜がたっぷりと入ったシチューは、見るからに食欲を刺激させる香りを周囲に漂わせている。
 パンの焼ける香ばしい香りと共に、今の状況であればここにある料理を食い尽くすことも出来るのではないか。
 そんな風にレイは考え……だが、すぐに首を横に振る。
 自分がこの村に頼んだのは、あくまでも移動中に食べる食事を用意して貰う為であって、腹が減ったからといって、自分がこの場で食べるものではない。

「おや、来たね」

 そんなレイの様子に気が付いたのか、食事を作りながら周囲の友人達と話していた四十代程の女がレイに声を掛けてくる。
 その女の声に、他の者達も同様にレイに向かって声を掛ける。
 レイよりも年下と思われる女から、老婆と呼ぶべき女まで……様々な女達がその場にはいたが、全員がレイに対して好意的だ。
 やはり、しっかりと金を払うと約束してあるのが大きいのだろう。
 本来であれば畑仕事を始めとして、まだ様々な仕事をしている時間だ。
 にも関わらず、こうしてレイ達に頼まれてパンを焼いているのも、そして男達がそれぞれ様々な物をレイ達に売る為に準備をしているのも……その全ては、レイ達がしっかりと金を払う為だ。
 実際にその辺りの交渉をしたのは、レイではなくマリーナなのだが。

「パンが出来てるって聞いたけど……シチューの方もいいのか?」
「いや、シチューの方はもう少し煮込まなきゃ駄目だね。勿論このままでも食えるけど、どうせなら美味いシチューを食べたいだろう?」

 そう言われれば、レイも否とは言えない。
 実際、美味い料理と不味い料理のどちらを食べたいかと言われれば、その答えは考えるまでもなく明らかなのだから。

「分かった。じゃあ、シチューはまた後で取りに来るよ。それで、焼き上がったパンは?」
「ああ、ほら。そこに並べてある」

 女が指さしたのは、テーブルの上。
 そこには幾つものパンが纏められ、木の籠の中に入っていた。

「この籠もそのままこっちで貰っても?」
「ああ、構わんよ。そんな籠でよければ、幾らでも持っていって欲しい」

 一つの木の籠の中には、三十個近いパンが入っている。
 パンそのものの大きさがそれぞれ微妙に違うのは、あくまでもこの村でパンを焼く時は自分達で食べる為であって、売る為ではないからだろう。
 もっとも、ギルムで売られているパンも全てが同じ大きさという訳ではなく、どうしてもそれぞれによって大きさが違うのだが。

「じゃ、遠慮なく。こうしてある程度パンの数が纏まってるのは、こっちとしても助かるよ」

 実際、レイ達は千人近い人数で旅をしている。
 そうであれば、わざわざ一つずつパンを手渡していくよりは、ある程度纏めた数のパンを渡した方が手っ取り早い。
 そういう意味でも木の籠を用意してくれたのは、レイにとって非常にありがたかった。
 次々に焼かれたパンをミスティリングに収納していき、やがて焼き終わったパンの全てがなくなる。
 当然のように、ミスティリングに収納する光景を見て驚きはされたが……飼い葉の時と同様、もう慣れているレイとしては、特に気にする様子もない。

「ありゃぁ……いや、凄いわね」
「本当。掃除する時とか、かなり便利そう」
「あはは、あたしならいっそのこと、旦那をその中にしまってやりたいよ」

 そんな一言に、他の者達が大いに笑う。
 レイもまた、生き物は収納出来ないといったように場に水を差すような真似はせず、大人しく話を聞いていた。

「さて、じゃあ俺は他の場所の様子も見てこないといけないから、この辺で。また次のパンが焼き上がったら呼んでくれ」
「あいよ。兄ちゃんも気をつけて。うちの村にも、血の気の多い奴はいるから」

 血の気の多い奴? と、何故レイはそんなことを言われたのか疑問に思う。
 現在のレイは、別にエレーナ達のような美女を側に置いている訳ではない。
 そのような男達に絡まれることがあるとは、到底思えなかった。
 もっとも、レイは本人が気が付いていないが、相手を煽るような態度を取ることも珍しくはない。
 ……それをこの村の女達が短い付き合いで察したというのは、驚くべきことではあったが。

「分かった、取りあえず気をつける」
「そうしな。もっとも、血の気の多い野郎共は、大抵が川に行ったみたいだけどね」

 それが何を意味しているのかは、レイにも理解出来た。
 まだレイ達の一行は、全員が水浴びを終えた訳ではないのだから。
 千人近人数ということもあり、そこそこの広さを持つ川であっても、すぐに全員が汗を流し、数日分の汚れを落とすという訳にはいかない。
 そんな訳である程度の人数ずつで交代しながら、水浴びをしている筈だった。
 勿論、まだ水浴びをしていない者は覗きを警戒して周囲で警備をしている。
 既に水浴びが終わった女達も、その警備には協力していた。
 その上、水浴びをしていた者達は娼婦として働かされる為にジャーヤの手の者が強引に連れてきた女達だ。
 極上の美人! という者はそれ程多くはないが、それでも全員が平均以上の美貌の持ち主なのは間違いなかった。
 そんな女達が水浴びをするのだから、村の男としては危険を承知の上でも覗きに行く者がいてもおかしくはない。
 もっとも、既に何人かの覗きが捕まり、その度にマリーナと村長の交渉に影響が出ているのだが。

「川、か。……覗けるとは思わないけどな。まぁ、話は分かった。取りあえず血の気の多い奴がいないのなら、こっちとしては面倒が少なくて助かるよ」

 そう告げ、レイは料理をしている女達に軽く手を振り、その場を立ち去る。
 そうして、次に目指すべきは……と考えていると、一人の男が走って近づいてくるのが見える。
 先程の会話を思い出し、一瞬自分に喧嘩でも売りに来た村の男か? と思うも、よく見ればその男は何度か見た顔だった。

(ああ、レジズタンスの)

 そう判断し、レイは微かな警戒を解く。
 その男は、レイの前までやってくると安堵したように息を吐く。

「いや、探しましたよ。レイさんを呼んで来いって言われたけど、どこにもいないんですもん」
「飼い葉とかパンとか、そういうのを収納してたからな」
「それは分かりますけどね。せめて、すぐに連絡が取れればいいんですけど」
「そうだな」

 対のオーブがあればそれも可能だったが、当然対のオーブというのは非常に珍しいマジックアイテムで、こんな小国の……しかも人数もそれ程多くはないレジスタンスが持っているような代物ではない。
 そもそも、レイだって対のオーブを手に入れる為に迷宮都市まで行ってようやく入手したのだから。

(携帯みたいなのがあれば、便利なんだろうけどな)

 だが、そのような便利な道具がない以上、連絡の方法が原始的なものになるのは当然だった。

(マジックアイテムとして開発してみるか? いや、開発するのは俺じゃないけど。……駄目だな)

 携帯のように即座に連絡を取るというのが当たり前になれば、間違いなくこの世界は大騒ぎになる。
 対のオーブは非常に希少な代物だから、そこまで大きな問題になってはいないが、誰でも簡単に入手出来るようになるとなれば、話は違うだろう。

「それで、用件は?」
「あ、はい。追加で馬車を買うことになったらしいですが、馬の数が足りないので……」

 そこまで言われれば、レイも目の前の男が何の用件で来たのかは、すぐに理解する。

「馬車のある場所に案内してくれ。馬車の予備は、何かあった時のことを考えるとあった方がいいしな。……最悪、セトに牽かせることも出来るし」

 そう告げるのだった。

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