学びをあきらめない社会へ
学びをあきらめない社会へ
塾に通えない。家で勉強する場所がない。学校の授業に全くついていけず、理解できない。学校に行けない。
日本にも、様々な理由から「学びをあきらめてしまっている」子ども達がいます。 eboardは、私達の そんな子ども達との教育現場での経験から、生まれました。
「やればできるんだ」「あきらめてほしくない」… 全ての子が1人ももれなく、可能性を広げられる社会を目指して、挑戦し続けよう。
eboardのミッションである「学びをあきらめない」という言葉は、私たちが目指したい社会の姿でもあり、そこには 私たち NPO法人eboardの「あきらめない」という決意がこめられています。
人 × IT で 課題解決に挑戦します。
子どもの貧困や不登校支援、地理的格差といった子ども達を取り巻く課題は、特定の地域だけでなく、全国どこにでも起こる問題です。
私たちは、ITを活用し、いつでも、どこでも 自分のペースで学べる・学びを支えられる 仕組みをつくる ことで、問題の構造にアプローチし、「学びをあきらめない社会」を実現していきます。
自分のペースで学べる 学習教材
自分のペースで学べる 学習教材
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自分のペースで学べる 無料学習サイトeboardを開発・運営。学校教育現場でもICTの普及が進む中で、より多くの子がアクセスできる場所となっています。
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学びを支える取り組み
学びを支える取り組み
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全国の自治体・学校やNPOに無料で教材を提供するだけでなく、研修やサポートを実施。教育現場と連携して、学びを支える場所を全国に広げています。
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学びをあきらめない社会へ
学びをあきらめない社会へ
自分のペースで学べる教材と学びを支えるノウハウを、ITを活用し広げていくことで、全ての子が「学びをあきらめない」社会を実現していきます。
eboard × 学びを支える取り組み
2013年 島根県内の小さな町で、初めてeboardの公教育現場での活用がスタートしました。それから約4年、子どもの貧困や不登校支援など、全国150か所以上、様々な領域の教育・学習支援現場で eboardの活用モデルが広がっています
不登校生の学習保障
不登校生の学習保障
日本では、小中学校で毎年約12万人、高校も含めると約17万人の子が不登校の状態にあります。行政や民間のサポートがあるものの、十分な学習のサポートを得ることができないまま、学校を卒業してしまうことも少なくありません。不登校経験を持つ子が、その後の進路や就業に課題を抱えてしまうケースも多くなっています。
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清明高校 学び直し授業
清明高校での学び直し
清明高校は 昼間二部制の単位制高校。多くの生徒が不登校経験を含む様々な背景を抱えており、学力や意欲のばらつきが課題となっていました。そこで、平成26年度から学び直しの授業内でeboardの活用を開始。一人一人が自分のペースで学べる環境をつくると共に、eboardの研修を受けた大学生がサポートに当たっています。
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子どもの貧困問題
子どもの貧困問題
日本の子どもの貧困率は13.9%、約7人に1人の子が 一人あたり年間122万円未満で生活をしており、特に、ひとり親家庭の子どもの貧困率は50.8%と、OECD加盟国中最悪の数字となっています。全国学力テストをはじめとして、保護者の経済状況と子どもの学力にも相関が見られており、学力や進路に影響を与えています。
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認定NPO法人カタリバ アダチベース
認定NPO法人カタリバ アダチベース
カタリバが運営する拠点のひとつ、アダチベース(足立区)は、貧困、孤独などを抱えた子ども達の安全基地。受験や宿題などのサポートと共に、多くの子が復習や学び直しを必要としています。eboardの活用で体系的な学力定着を目指すと共に、教材準備にかける手間も減り、個別支援に時間をかけられるようになりました。
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地理的な教育格差
地理的な教育格差
急速な人口減少が進む中、全国で学校や学級の統廃合が進んでいます。地域に塾もなく、進路やキャリアのモデルになる大人が少ない中、小規模な学校や学級では、子ども達の学力や意欲の刺激となるものが少なくなりがち。子ども達の学習環境の充実は、教育だけではなく、地域の活性化とも関連した大きな課題になっています。
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島根県益田市教育委員会
島根県益田市教育委員会
島根県益田市は、県西部位置する人口約5万人の小さな町。市内には中山間地が多く、県内でも最小規模の学校が点在しています。学力や学習意欲の底上げが求められる中、eboardを活用し公民館で学習会を実施。人材不足に悩む中、映像授業を活用することで、教科指導ができなくても学習をサポートできるようになりました。
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代表メッセージ
 子ども達を取り巻く様々な課題。子どもの貧困。不登校。地方の教育。労働人口が減り、経済成長に限りが見える中、残念ながら、私たちが課題解決に当てられる資源は限られています。国民と同じく国が老化していく中で、体力のあるうちに、次の世代へと引き継げる国づくりをしていかなければなりません。
 私たちeboardは、I CTの力を使って、次の時代の「学びを支える土壌」を作ります。それは病気への特効薬ではないかもしれません。流れる血を止められるものではないかもしれない。ただ、時には病気を未然に防ぐ「ワクチン」になり、またある時には怪我からの回復を早める「栄養」になります。
 「いつでも、どこでも」自分のペースで学べる教材は、日々の学習のつまずきや遅れを減らし、支援のノウハウを学べる研修は、先生や地域、現場の方のサポート力を高めます。そうして培われた「学びを支える土壌」があれば、インターネットを通して、限りない学びの機会を、次の世代への「種」をまいていくことができます。残り少ない時間の中で、この「学びを支える土壌」を作れるかが、私達に与えられた課題であり、ミッションだと考えています。
 たとえ、どんな環境にあっても、子どもたちが「学んでみよう」と思ったとき、子どもたちの学びを「支えたい」と思ったとき、「いつでも、どこでも」それが実現できる。それが、私たちの目指す「学びをあきらめない社会」です。
 「学びをあきらめない」という思いを、一人でも多くの方に、共に支えて頂けますと幸いです。
NPO法人eboard代表理事 中村孝一
寄付のお願い
「学びをあきらめない社会の実現」には、皆さんの応援が必要です。
1日33円 からできる 全国の子ども達へのサポートに、ぜひご協力ください。