知事 グアム訪問の成果強調
沖縄のアメリカ海兵隊の移転に向けた進捗を確認するため、グアムを訪問していた翁長知事が13日帰国し、記者団に対し「グアムの知事と課題解決に向けて連携していくことが確認できた」と述べ、成果を強調しました。
翁長知事は、日米が合意している沖縄に駐留するアメリカ海兵隊のグアムへの移転に向けた整備作業の進ちょくを確認するため、10日から13日までグアムを訪問しました。
滞在中カルボ知事と面会して「沖縄の過重な基地負担の軽減を図るためにも、海兵隊の移転を確実に実施することが重要だ」と述べたということです。
これに対しカルボ知事は「沖縄の負担軽減の必要性は理解しており、1日も早く受け入れたいが、建設関係の労働者が不足している」などと説明したということです。
このほか翁長知事は、移転先となっている基地を高台や上空から視察しました。
13日帰国した翁長知事は、那覇空港で記者団に対し「カルボ知事と、双方の課題解決に向けて連携していくことが確認でき大変意義があった。基地の中を案内してもらいたかったが、上空からでも基地の飛行機などを見ることができた」と述べ、成果を強調しました。