太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

反応しない練習よりも反応されない練習が必要

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改めてブログの位置づけのようなもの

 ここ最近でまたブログを更新しているのだけど、見事なまでに反応が少ない。検索で来る人もいなくなったし、閑古鳥が鳴いているといって差し支えがないだろう。その程度の内容しか書けていないのであろうし、リーチ戦略があるわけでもないから当たり前なのだけど、かつてを思うと不思議な気分になる。

 2013〜2015年頃まではちょっと異常な状況にあって、ブックマークや言及が毎回のようにきていたし、特にSEOとかを考えなくても色々な言葉でGoogle検索の上位に載っていた。確定申告が必要になったのもこの頃だ。ブログ起業とかなんとか言われていたけれど、そんな状況が続くことを当たり前だと思えればわからんでもない。

反応しない練習よりも反応されない練習

 徐々に更新が減ったのはあまり反応されなくなったことも関係している。それでやる気がなくなったというよりは、誰かに反応されないような文章なら公開しない方がマシなんじゃないかとハードルが上がってしまったのだ。器用な人なら雑記系の記事をサブブログに分けたり、非公開な場所に吐き出したりできるんだろうけれど、そこだけに留まり続けてしまうから意味がない。

 だけど、そもそも個人のブログなんて反応されなくて当たり前だし、わざわざ検索される必然性もない。釣りのようなタイトルで広く読んでもらうことのメリットなんてお金と承認の問題ぐらいしかなくて、それは本業や生活の中でなんとかすべきことだ。期待値コントロールと言えば期待値コントロールだけど、そもそもの水準が狂わされていたのではないかと思う。

 ブログの一番の読者は自分であるし、書かないことは忘れていく。なんらかの反響が見込めないのであれば反応しない練習をしていたところがあるのだけど、誰かに反応されなくてもよしとする練習が必要なのだろう。