アルファベットの物語

作者 あいの

93

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さんがに★で称えました

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★★★ Excellent!!!

一言で言わせてもらうと、「面白いっ!」です。
プロットに、"一話完結"と書いてあったので、
気軽な気持ちで読んでみると、以外にハマるんだなぁ、これが。
それに、「え?ここで終わりじゃないの?まだ次があるの?」
と思って読み進めていくと、最後には驚きの結末が。
自分もこんなん書きたいです!!
まだ半分のエピソードしか読めてないですが、
面白いのとツボにハマったので星3つです!!

★★ Very Good!!

何ともいえない雰囲気が魅力。

語りかけてくるような文章に「ふんふん、それで?」と読み進むうちに、登場人物の一人一人と昔馴染みであるような気分になってきます。

達観しているようで青臭くもある彼らの会話に、思わず、「いや、それはないでしょ(笑)」や「私はこう思うけど?」などと発言したくなり、時に「がはは」と笑い、時に「うるうる」と心を通わせてしまう。

普通の日常の愉快さと幸せ。そんなことを教えてくれる作品です。


さんがに★で称えました

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★★★ Excellent!!!

基本、とんだりはねたりします。
それでたまに寄り添ってくれたりもします。

それでだんだんに好きになっていきます。


私にとっての「アルファベットの物語」はそんな小説です。

これからも楽しみに拝読させていただきます。

★★★ Excellent!!!

こういうタイプの小説を読んだ事がなかったのですが、読みやすかったですし、とても楽しめました♡︎(❊︎´︶`❊︎)。۞·:
一気に小説を読めない人なので、少しずつ楽しませて頂きます!

さんがに★で称えました

★★★ Excellent!!!

面白い人の話は一見、脈絡がなかったりする。
次にどんな話が出てくるのか、まったく予測ができない。

聞いているうちに「今何の話を聞いてるんだっけ?」となることもある。

でも、面白い。『アルファベットの物語』はそんな小説です。

ポンポンと飛び出す勢いのある言葉、リズミカルな言葉。
それによって語られる、小中学時代の個性あふれる友人たちの、懐かしくも馬鹿馬鹿しいエピソード
(個人的には「デンジャラスでんちゃん」が大好きだ)。

そんな彼らも大人になって、挫折したり、人生の壁にぶつかったりする。
その1つの解決策を示そうとする作品でもない。

みんなが苦悩と疑問を抱えながら、それぞれにあがいたり、寄り添っていたりする。

それを語り手である「僕」のさり気ない優しさが包んでいる。

ストーリーを追ったり、意味を求めたりするより、心で感じようとする。
そんな読み方がぴったりな作品だと思います。

さんがに★で称えました

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★★★ Excellent!!!

例えば戦国時代の主役が信長や信玄で、脇を固めるのが配下の武将や奥方たちだとしよう。
その時代には農民や職人が居て、そんな綺羅星たちとは何の縁もなく生活している。
このお話の舞台は今だけれど、信長の居ない現代ではそんな人たちこそが主役なのかもしれない。
主役だけれど誰も注目していない。
きっとこれは、そんな人たちのオムニバス。

さんがに★で称えました

★★★ Excellent!!!

とは言っても、口頭でこの面白さを伝える自信は私にはありません! という訳で、これはもう読んでもらうしかない訳です。

まず、各エピソードの一行目にすごくそそられるんです。
実生活の中で誰かにこれを言われたら「ん? 何それちょっと詳しく聞かせてよ」って答えてしまうかも。
練られた一行目を紐解くように繰り出される、ほっこりしたり、しんみりしたり、癖になるエピソードの数々。

起き抜け、休憩中、帰宅時、夕食後、寝る前、深夜に目が覚めた時、そんな時に1話ずつ読んでいきたい作品。
個性豊かな「アルファベットたち」のドラマが、あなたを待っています。

さんがに★で称えました

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★★★ Excellent!!!

問いかけに、どんな答えを出すのかと*

心惹かれます*

答えはひとつじゃないかもしれない*


拝読していて、そんな答えがあるなんてと*
なぜか嬉しい気持ちになります*


冷静に考察したり、
楽しく*面白くおしゃべり*

あるがままの思考が*
興味深く*
面白いです*


人物たちの考えは、
どこか正面からずれたところにあるようで、
不思議なそのずれが、

普通とは違う答えのヒントをくれるようで、
楽しいです。


答えを出すことさえ、
必要ないかもしれないと思える*

自由な感覚が、
何かを許される様で、

ほっとします。

★★★ Excellent!!!

共感できたり納得したり、言葉の使い方や内容、それにサクサク楽しめる手法、全てがお洒落でカッコいい! 個性豊かなキャラクターたちが生き生きと描く愉快な短編集。けれど時には切ない、その中に織り込まれる核心をつく心理描写が見事です。読むほどに登場人物一人一人を好きになっていく、これはそんな物語。

★★★ Excellent!!!

ショートショートというと意外なオチが一つの定型かと思われますが、作者様はこのお作で必ずしもそれに拘らず、ある状況での思考を心地好い簡潔な文で記すことを、意識的に行っておられようです。
語り手の脱力した感じが心地よく、具体的に何がと問われると困るのですが、とにかく新鮮な物を拝読させて頂きました。

★★★ Excellent!!!

2018/1/12追加
未だ勢いは衰えず。「第38話 目的地には皆で一緒に」の冒頭の8行がすごくてついレビューを追加です。
この短編集、「僕」はもちろん、S渡辺、クロさん、ぴよちゃん、等々、魅力的なキャラが満載です。独創性ではキャラクター文芸No.1でしょう。

(前回レビュー)
これはすごいです。途中、笑いが止まらなくなった箇所がありました。

文章が物凄く上手いので、ノーストレスで読めます。

最初は「一体何の話…?」と思いましたが、読み進むにつれそんなことはどうでも良くなります。

とにかく面白いんです。

特に「第8話 笑顔のいい女」の完成度の高さときたら。
コメント欄にも書きましたが、何文字あるのか自分でカウントしてしまいました。