3階建のアパートに住んでる。
どちらも階段の隣の部屋。
ときどきすれ違う時に挨拶をする程度の面識で、それ以上の付き合いは一切ない。
今日、アパートに帰って来たら、反対の道の遠くからこちらに向かってくるジジイが見えた。
足が不自由なのか、引きずるような歩き方でよく分かる。
距離があるので特に挨拶もせずに、自分は先に自分の部屋に入った。
しばらくすると階段を上る音が聞こえてくる。
ジジイが帰ってきたのだろう。
特に気にせず何の気なしに過ごしていると、いきなり玄関のドアがガチャガチャと音を立てた。
驚いて見てみるとドアノブが回され、ドアが開けられようとしている。
鍵をかけているので、ドアは開かず、しばらくすると音は止み、また階段を上る音、そして、少しした後に上の階でドアを閉める音。
怖い。
ジジイはなぜこの部屋を開けようとした?
故意か、過失か?
故意だとすると、何らかの軽犯罪的なもの(空き巣とかのぞきとか)だろうか?
ちなみに自分はアラサーの独身男。だが、世の中にはいろんな趣味嗜好の人間がいる。
過失とすると、階を間違えたことになるが、うっかりでは済まないのでは?
既に書いたとおり、ここは3階建てのアパート。
「うっかりなら、別にそれでいいじゃん」と言われるかもしれない。
しかも、歩きタバコをして、アパートの廊下や階段の途中に吸殻を捨てるくらいの害悪喫煙者。
いくら保険をかけてても、燃やされたら自分の大切な思い出の品は戻ってこない。
あまり書くといろいろ問題になるから書けないが、他にもこのジジイに関してはいくつかある。
引っ越せばいいかもしれない。
何より引っ越したところでその引越先の住人が、このジジイよりまともとは限らないのだ。
あー悩ましい。
俺、3階に住んでたんだけど間違えて別の4階のドアを開けようとしたことが2回ぐらいある あれは本当に申し訳なかった 以前住んでたのが4階だったからうっかり登っちゃうんだよね
普通にうっかりだと思う お前は車のブレーキの踏み間違いとかもありえないって言っちゃうタイプだろ