結婚式にかかる費用は平均で約360万円ほどと言われています。
結婚式って高いですよね。
でも、ここで紹介していることを知っているだけで、思っているよりもずっと安くできるんです!
結婚には結婚式だけでなく、新居への引っ越し費用、新生活の資金など現実的な出費がたくさん必要なるので、できれば節約して安く済ませたいところですよね。
私たちも結婚式をするときには「少しでも安くしたい」という一心で準備をし、結果的に、持ち出し0円で結婚式をすることができました!
この記事では私たちの体験から、お得に結婚式を挙げるための9つのポイントを紹介しています。
少しでも節約したい!と考えている方はぜひ参考にしてみてください♪
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相見積もりで比較する
結婚式場を検討する際、1か所だけで決めてしまうことはあまりないでしょう。
第一希望の会場で見積もりを作ってもらう際に、「他の式場も検討中で見積もりをお願いしたところ、こんな感じになりました」と、他の会場と料金とサービスの比較をしている事を明確に伝えましょう。
他の会場と比較していることで、思わぬ値引き額を提案してくれる場合があります。
また、相見積もりを持っている事で、具体的に比較することができ、値引き交渉をスムーズに行うことができます。
プランナーさんも、他社には負けていられないと金額の面で努力してくれるはずです。
もちろん、「ここが第一希望でしかも他の会場は考えていない」という場合にも、他で検討しているところがあると匂わすだけで値引き額が変わってきます。
このように上手に値引き交渉がしたいですね。
また、値引き交渉ができるのは、見積もりを取って成約するまでの間だけです。成約した後の値引き交渉はほとんど応じてもらえないため、交渉は必ず成約前にしておきましょう!
自分たちで「こだわり」を絞り込む
まず、結婚式費用を節約するのであれば、自分たちの結婚式のイメージを書き出していきます。挙式スタイル、会場のイメージ、そしてイメージカラーなど。食事もコースやビュッフェといろいろあります。
少しずつ頭の中で具体化していき、こだわりたいポイントを絞りましょう。
一生に一度の結婚式ですから、節約のためすべて削ろうとするのではなく、ポイントを定めて節約計画を立てると失敗しません。
また、見積もりを取る段階でこのように具体的に予算のイメージができていると、スタッフとの話も詰めやすく、見積もりより最終金額が大幅に増えてしまった!という事態を防ぐことができます。
資料として「見積もりよりも最終支払金額が上がってしまった」具体的な理由をグラフにまとめてみました。
実際に結婚式をあげたカップルへのアンケート調査で分かった結果です、参考にしてください。
上のグラフを見てみると、見積もりをするときに注意する点が分かりますね。
料理・衣装・写真はカップルが一番こだわりたいポイントだということもはっきりとグラフにあらわれています。
節約をするためには、グレードアップした項目を違う項目で相殺する必要がありますが、せっかくの結婚式ですから、こだわりたいポイントは節約せず、そのほかのアイテムで節約を考えます。
例えば自分たちで手作りできるものは極力手作りして費用を抑えるのも一つの案です。
自分たちで用意して節約できるものは「招待状」「筆耕料金」「席次表」「席札」。これだけでも10万円近く節約することができます!
また映像演出(生い立ちムービーなど)は自分たちで制作すると8-9万円の節約につながります。
このように具体的に結婚式のイメージを想像すると、どこにお金を使ってどこを節約するかが分かりやすくなるので大変おすすめです。
オフシーズンを利用する
結婚式にも「ハイシーズン」と「オフシーズン」があるのをご存知ですか?
ハイシーズンは暖かくなる3月の終わりから6月ころまでの春から初夏にかけて、そして9月から11月の秋。
また、オフシーズンは暑い真夏の7・8月と寒い冬の1・2月になります。
旅行などと同じくウエディング業界もハイシーズンには割引がきかず、定額料金になってしまうので、どうしても割高になってしまいますが、逆にオフシーズンは結婚式代が2~3割引、また持ち込み料金がタダなど特典もいろいろありますから、かなり安く結婚式があげられることになります。
特に、衣装の持ち込み代がかからないとなれば、他のショップで安くて質のいいものを見て回れますので、女性にとっては嬉しい特典です。
仏滅結婚式・平日結婚式を狙う
オフシーズン以外にも、結婚式には割安の日があります。
六曜の「仏滅」は大変縁起が悪いとされ、結婚式には向かないとされています。
すると必然的に結婚式をあげるカップルが少なくなるので各結婚式場では「仏滅特別プラン」などを出しています。
また、普通休前日や休日を狙って結婚式を挙げるカップルが多いので、平日も格安プランを書く結婚式場が用意、とてもリーズナブルに結婚式を挙げることができます。
ただし、仏滅にせよ、平日にせよ、招待客の中には眉を顰める人も出てきます。
縁起を重んじる年配の方は仏滅結婚式を嫌がりますし、平日結婚式は招待客の都合も考えなくてはいけません。
自分たちで家族親戚とよく話し合って理解を得てから仏滅や平日結婚式は選ぶようにしましょう。
理解さえ得られれば、大変お得な結婚式になることは間違いありません。
直前割りを利用する
結婚式場は、日取りが近くなればなるほど、結婚式を挙げる枠を埋める必要性から値引きプランを販売するようになります。
特に結婚式前3か月ともなるとなかなか制約を取ることが難しくなるため、結婚式場が価格をさげた「直前プラン」を用意します。
結婚情報サイトで検索してみると、「直前割り」や、「○月までの特別プラン」という名前のプランを見つけることができるので要チェックです。
ただし、結婚式を挙げる日の3か月前となると招待客のご都合もありますので、成約したらすぐに招待状の発送に取り掛かりましょう!
夕方の式を行う
平日・仏滅など通常より安くなる日取りがありますが、日にち以外にも時間帯で節約できることがあります。
ほとんどのカップルが結婚式を午前中からお昼に設定し、披露宴で少し遅めのランチをいただくという形にこだわります。
もしお昼の結婚式にこだわらないのであれば、夕方の式がおすすめです。
夕方の式はお昼の結婚式と比べて、成約率が低いため、割引サービスがあるところや、値引き交渉がしやすいというメリットがあります。
夕方からの結婚式はお年寄りにはちょっと辛いところもあるかもしれませんが、家族の理解が得られれば、ライトアップされた式場で美しいロマンチックな雰囲気の中結婚式を挙げることができ、人気がない時間帯の割にはとても雰囲気の良い結婚式を作り上げることが可能です。
披露宴内で人前式を行う
チャペルや神前式も素敵な思い出になりますが、ゲスト全員に祝ってもらえる人前式もまた格別です。
一層お祝いムードが高まり、ゲストと幸せな気持ちが共有できるところがメリット。
しかも、チャペルや神前式の会場費用がかからないので、人前式はかなり費用の節約になります。
披露宴会場で人前式を行えば、ゲストの移動もなく、司会者にメリハリをつけてもらえば式から披露宴への移行もスムーズです。
ただ、披露宴会場の使用時間はチャペル式・神前式の場合も、披露宴内人前式の場合も同じ長さ、披露宴内人前式の場合、披露宴自体の時間が短くなってしまうことは理解しておきましょう。
演出を節約する
上記のグラフからも分かる通り、演出にお金がかかってしまったという意見があります。
演出は絶対にしたいと思うものを省く必要はありませんが、一つ一つ本当に自分たちのしたい事なのか、式場のセールストークに乗せられていないかを冷静に考えることが大切です。
また、結婚式は演出にお金をかけて盛り上げることが本来の目的ではありません。
ゲストの方に結婚を祝ってもらい、また日頃の感謝を伝える場です。演出にこだわるよりも、もっとシンプルにお金のかからない演出方法を考えるのも一つの方法です。
集合写真をなしにして、各テーブルを回ってスナップ写真を撮る
各テーブルを回ってスナップ写真を撮ることで若干写真の費用が抑えられるとともに、高い演出に時間を取るかわりに、各テーブルを回り、ゲストと交流することができます。
せっかく招待して出席してくれるゲストですから、こういう演出を使って話のできる時間を作るのも良いですよね。
テーブルごとにみんなで同じポーズで写真を撮ったり、最近人気のフォトブロップスを準備して写真を撮るのも一体感が生まれ盛り上がります。
また、その際各テーブルのゲストに「手書きのメッセージカードを手渡しする」という演出も可能。このような演出はお金がかからないうえ、ゲストの気持ちを優先しているので、とても好評です。
お色直しをやめる
お色直しをしないというのも一つの大きな節約です。
よく考えてみると、お色直しはゲストのおもてなしのためではなく、新婦の希望ではないでしょうか?
お色直しをやめることで、披露宴を中座することもなく、その分違う演出で楽しむことができます。
衣装は結婚式費用の中でも最も高い内訳の一つ。そこを節約して演出に回せば節約と同時にゲストと一緒に楽しむことができます!
例えば、生い立ちムービーのほかに、ゲスト紹介のムービーをもう一つ自作して披露宴で流す演出はとてもウケが良く、そして費用もかなり抑えられます。
ケーキサーブをする
最後のデザートのときに、新郎新婦が自らケーキを取り分けるという演出はお金がかからないにも関わらず、ゲストへのおもてなしの気持ちが伝わってきて心温まります。
結婚式に出席しても、「新郎新婦とあまり話をする時間がなかった」という経験をした人も多いのではないでしょうか?
このような演出をいれると新郎新婦とゲストの距離が縮まるので、ゲストからはとても好評です。
持ち込みで費用を抑える
新婦の衣装と新郎の衣装が最低1着ずつくらいはたいてい結婚式場のウエディングプランに含まれています。
しかし、衣装にこだわりたいというのはほとんどのカップルの新婦の願い。
当然プランに入っている衣装ではなく、グレードアップをお願いして追加料金が発生するという事態が起こってしまいます。
それでは最初から自分が気に入ったドレスを持ち込みたい!という希望もあるでしょう。
ですが、ほとんどの会場でウエディングドレスやブーケを持ち込むには「持ち込み料」というものがかかるのです!
とは言っても、会場で用意してもらうものはマージンがかかるので、持ち込み料を確認して安くすませるのが一番なんだよ!
持ち込み料金は会場によっても差がありますがだいたい3-10万円かかります!
せっかく安くて素敵なドレスを見つけても会場に持っていくときに料金がかかってしまってはあまり意味がありません。
引き出物についても同様です。会場で用意すると定価で買うよも確実に高くなります。
良いもの安く買いたいと思うなら自分で準備するのが一番安く済みます。また、引き出物にこだり、渡したいものがある方も、必ず持ち込み料を確認しましょう。
会場によっては持ち込み料ナシや、日にちによっては持ち込み料ナシ、という所がありますから見積もりを出してもらう時点でスタッフに持ち込み料のことを確認すると良いでしょう。
持ち込み料がかかる可能性のあるもの
- ウエディングドレス
- ブーケ・ブートニア
- 司会
- カメラマン
- 引き出物
また、ドレスは持ち込み料が発生するけど、ブーケはなし、など会場によってもアイテムごとにルールが違うので注意してください。
持ち込み料がかからなければ、ドレスや引き出物を持ち込む方が割安になることが多いのでよく確認を。また、契約前に交渉することで、持ち込み料をナシにしてもらえるケースもあります。
ただ契約をする前でないと、交渉ができませんから、持ち込み料の確認と合わせて、契約前に値引き交渉も行いましょう。
まとめ
結婚式にはたくさんのお金がかかります。
しかし一生に一度の思い出と、今までお世話になってきた方々への感謝の気持ちを伝える場としてとらえるとするなら、悪い出費とは言えません。
もちろんすべてにお金をかける必要はありませんが、将来的なことも考えてある程度余裕を見て節約することも大切です。
今回紹介した以下の9つを参考に、お得に結婚式を挙げてください♪
- 相見積もりで比較する
- 自分たちで「こだわり」を絞り込む
- オフシーズンを利用する
- 仏滅結婚式・平日結婚式を狙う
- 直前割りを利用する
- 夕方の式を行う
- 披露宴内で人前式を行う
- 演出を節約する
- 持ち込みで費用を抑える