少し前の記事で書いていたのですが、今年は4月に新しい部屋へのお引っ越しが決まっています。
今のお部屋は、リコンを決意して別居を開始してから、約2年半に渡って住んできたのですが、父子二人きりの小さな生活を開始して以来、少しづつ家具や家電を買い足しながら、部屋の雰囲気や住み心地を整えてきました。
新しい部屋に住み始めてから、いろいろ買い足して、お部屋が自分なりに「完成」していくまでの過程ってなんかゲームの「どうぶつの森」っぽくて、楽しくないですか?
この記事では、そんな私の部屋における、「リアルどうぶつの森」な過程を、写真と共に振り返ってみたいと思います。
はじめに:部屋づくりのイメージ
私が部屋の家具やインテリアを選ぶときに、気にしていること、については、以下の記事にまとめています。
記事をざっくり要約すると、気にしたことは、「圧迫感を持たせない」「サイズ感に気を遣う」「テイストを合わせる」「モノを増やしすぎない」といったところでしょうか。
作りたい部屋の雰囲気については、はじめから明確なイメージがあったわけではないのですが、父子二人の生活だと、生活面も何かと気苦労が多いだろうと考え、帰ったときにリラックスできる「おうち」感がある雰囲気がいいなぁ、と考えていました。
それでは、さっそく順々に部屋の変遷を追ってみますよ〜!
Before: 入居前
まず始めに、Beforeの状態、ということで、入居前の内覧時に撮影したリビングの写真を。
入居前なのに、何点か家具が置かれています。
実は、このお部屋は賃貸のお部屋なのに、このマンションのモデルルーム的な使われ方をされていたんですよね。
モデルルーム用に置いてあった家具は、入居時にそのまま頂いてもいいとのことでしたが、リビングの家具はいかにも間に合わせな家具だったのと、私が考えていた雰囲気とは違っていたので、こちらはお返ししました。(子ども部屋にあった、IKEAの小テーブルと照明、子ども部屋用のラグはありがたく頂戴しました)
引っ越し直後
さて、次は引っ越し直後の状態です。
前に住んでいた部屋から、今の部屋でも使える最低限の家具(と電子ピアノ)を持ってきただけの状態なので、まだガランとしています。
左上のダイニング用照明は、別の部屋で元々備え付けられていたものを転用。カーテンは、今の部屋に合うサイズのものを持っていなかったので、前の部屋で取り付けていた二部屋分のカーテンを間に合わせで付けているので、両端と真ん中で色が異なっています(笑)。
お部屋づくりとしてはまだ、スタートしたばかり、って感じの状態ですね。では次いってみましょう。
ソファ・食器棚
引っ越しして二日目くらいに、ソファと食器棚が届いて、設置したときの状態です。
このお部屋は、左上の通路奥にキッチンがあるのですが、このキッチンの通路の幅が狭く、前の部屋で使っていた食器棚を置くと、人が通るのもままならない状態になってしまうので、やむなく食器棚と調理家電はリビングの一角に置くことにしました。
それに伴って、食器棚はリビングに置いても圧迫感のない高さで、色味もナチュラルなものに買い換え。こちらは、ベルメゾンさんの「大型レンジ対応レンジ台」で、素材はアルダー。
ソファは、見ての通り、カリモク60のKチェア2シーターのモケットグリーンです。
こちらは、この部屋のリビングを内覧したとき、部屋のベランダから、目の前にある神社の緑が望めるのを見れたときに、「この部屋にはこの家具を置きたい!」と瞬時にイメージしてしまった、思い入れの一品。
このソファを置くことに決めたことで、部屋の雰囲気はこのソファを中心に整えていこう、とイメージが固まったんですよね。
ところで、カリモクのKチェアは、ソファの肘掛けにモノを置くことができませんが、これはしばらく使っていて、やっぱり横にコーヒーカップとか置いて読書とかしたくなるなぁ、と後ほど、マガジンラックにもなるサイドテーブルをオーダー。
こちらは、山崎実業というメーカーのものですが、サイズ感・雰囲気共に、カリモクのKチェアに合わせるのに、ピッタリなものだったと思います。
カーテン
次にお部屋に設置したのは、リビングの窓の横幅が、前に住んでいた部屋と比べて大きすぎて、二部屋分のカーテンで間に合わせていた、カーテン。こちらは、ソファの雰囲気を意識してunicoで発注。
両親の職業が、家具・カーテン屋なこともあって、カーテンを購入するときにはいろいろ気を付けるべき点が多いことは分かっていたつもりなのですが、やっぱりカーテン買うのって難しいなぁ、という思いを綴った記事がこちら。
遮光のカーテンの方は、色味的にちょっと子ども部屋っぽくなってしまったかな?という反省はあったものの、レースカーテンとして使用していた、木の葉がプリントされたカーテンは、この部屋の中でもかなりお気に入りなインテリアの一つ。
家電類
さて、ここで間違い探し問題です。二つ前の「ソファ・食器棚」の節で載せている写真と、こちらの写真、入れ替わったものは何でしょう?
チッ、チッ、チッ、チーン!正解は...
「電子レンジ」でした〜。
電子レンジは、学生で下宿を始めた頃から約20年来使っていた電子レンジを、この冬のボーナスで、シャープのヘルシオにリプレースしたのでした。
ブラウンカラーのヘルシオは、私が知る限り、直近のモデルではカラー展開になくて、私が購入したときもわざわざ型落ち品のものを購入したんですよね(おかげで安かったけど)。
このヘルシオさん、使い勝手に癖はあるけど、たまに「使ってくれてありがとう!」とかお喋りしてくれて、子と二人きりの生活を癒すのに一役買っている、ニクい奴。 正直、機能はまだまだ使いこなせていない気がするので、その辺りはヘルシオ複数台持ちの勝間和代(id:kazuyomugi)さんを見習わないと...!ですね。
食器棚の上の家電は、その後も、ラッセルホブスのトースターや、デロンギの電子ポットを買い足したりしながら、愛らしい一角に育っていっています。
ダイニングテーブル
さて、わが家では以前の部屋より、ソファの前に置いていたローテーブル(兼こたつ)で、食事を取っていたのですが、「子が大きくなるに連れて、やっぱりダイニングテーブルで食事したいなぁ。」と、ダイニングテーブルの購入を検討。
しかし、リビングの広さにはそれほど余裕のない今のお部屋のリビング。コンパクトなダイニングテーブルとして、よく見かける75cm四方のテーブルでも、ソファの後ろ側の空間に置くには、奥行きに余裕が足りない感じ。
どうしたもんかな〜、と思って、ハンドメイド品販売サイトの「Creema」で見つけたのが、90cmx60cmという、わが家的には絶妙なサイズのダイニングテーブル。
受注生産品だったので、発注から届くまでには時間を要したのですが、こいつが届いて、リビングの空きスペースに思った通りに収まったときには、「おお〜っ」と我ながら感動したもの。
ちなみに、リビングのチェアとして使っている、イームズシェルチェア風の椅子は、もちろんリプロダクト品。数多いリプロダクト品の中でも、耐久性に優れていそうなものを、楽天で適当に見繕いました。
その後、入居時に付いていたのをそのまま使っていたダイニングの照明は、unicoを歩いていて目を付けていた、ガロンのペンダントライト(1灯タイプ)にリプレース。
ここまでで、大分お部屋としては完成に近づいてきて、だいぶん落ち着ける部屋になってきた感が出てきました。
キッチン横スペース
さて、キッチン入り口横の壁面には、ダイニングスペースから見やすいように、レムノスの電波時計を取り付けていたのですが、その下のスペースが空いていて、なんとなく寂しかったんですよね。
そこで、Creemaから購入したダイニングテーブルがうまくハマったことに味を占めた私は、奥行きが浅めなマガジンラックを、同じくCreemaで発注。
マガジンラックの上には、黒板と観葉植物を入れられるポットが付いたボードを取り付けて、こちらの面も大分ナチュラルな雰囲気を作れました。
マガジンラックの上は、その後もいろんな小物を置いて、遊び感あるスペースとして活用しております。
ラグ
秋に今のお部屋での生活を開始した後、冬があけて春になり、こたつ布団を取っ払ってからは、ソファの前に敷くラグを購入しました。こちらは、カーテンと同じくunicoから購入。
オーダーラグなのに、結局カタログに載っている色の組み合わせそのままで発注したので、「オーダーしてないラグ」になってしまいましたが、お部屋の雰囲気にはマッチしてくれたのではないかと。
ここまで揃えて、リビングとしては、ほぼ完成でいいかな、感がでてきました。
和室
最後に、リビングの横に連結している六畳の和室。こちらは布団を二組敷いて、子どもと寝るのに使っていたので、極力ものをおかない状態を保つように努めていました。
けれど、子どもの小学校入学が近づくにつれて、和室の一角を子どもの学校の荷物&教材置き場にしてみようと思い立ち...
子どもの学習机について購入するかどうかを悩んでいたら、BenQさんから子ども用のデスクライトのモニタ提供を受けたので、さらにその一角を拡張して、小さな学習スペースを作ってみたりもしました。
まとめ
以上、父子二人の生活になることを決意して今のお部屋に越してきてから、現在に至るまでのお部屋の家具やインテリアの変遷をまとめてみました。
改めて振り返ってみると、今のお部屋は、リビング+和室のスペースの区切りが最小限のため、家具の配置がしやすく、窓も広々していて解放感があって、いい部屋だったな〜、と思いました。
今度引っ越すことになるお部屋は、それぞれの部屋の間取りも広さも違うので、今のお部屋の家具がそのまま使えるところもあれば、今使っているものを処分したり、新たに買い足したりしながら、使っていくことになるのではないかと思います。
徐々に家具や小物類を揃えていって、自分好みに完成した部屋を離れるのは惜しくもありますが、新しいお部屋での部屋づくりも、ライフスタイルや予算と相談しながら、同じように楽しんでいけたら、と思います〜。