IoT開発を手がけるジゴワッツは1月12日、ブロックチェーンに繋がる多機能型EV用充電器『Ella』(エラ)を発表しました。希望小売価格は12万1000円(税別)で、本日より受注開始。出荷は9月21日を予定します。
『Ella』は、Wi-Fiもしくは3Gモジュール(オプション)を搭載し、ブロックチェーン上の仮想通貨の取引が確認できるEV用充電器です。車充電時の売上げの一部を暗号通貨で設置場所の提供者に還元したり、設置者が独自の認証課金基盤を構築したりできるもの。現時点では仮想通貨イーサリアムのネットワークに直接接続し、スマートコントラクトを利用した自立型の認証課金インフラを構築することが可能だといいます。
なおブロックチェーンといえば、ビットコインをはじめとする仮想通貨の根幹をなす分散型台帳技術。これをEV充電器に適用する意義について、開発元のジゴワッツ柴田氏は次のように説明します。
「弊社の関連会社のJigowatts OÜ (本拠地エストニア)で本充電器を設置し、世界規模でインフラサービスを
充電出力は4.8kW(国内仕様は3.2kW)、本体サイズは128 x 80 x 85mmです。