天気のあれこれ♪

普段何気なく見ている雲や雨などから珍しい現象まであれこれ書いていきます~

2018年はどんな年になる?過去の戌年は豪雪や豪雨に襲われるなど異常気象が多発している!!

新年早々から北陸を中心に大雪になった2018年ですが、今年はどんな年になるのでしょうか。過去の戌年がどうだったかなど振り返りながら、今年の天候を予想してみます!!

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   目次

 

1.2006年は平成18年豪雪平成18年7月豪雨があった!!

一回り前の戌年である2006年を振り返ってみると、平成18年豪雪平成18年7月豪雨がありました。

平成18年豪雪は、2005年(平成17年)12月~2006年(平成18年)2月にかけて日本で発生した豪雪であり、気象庁による豪雪の命名は昭和38年1月豪雪以来43年ぶり2度目のことでした。

www.data.jma.go.jp

 

平成18年7月豪雨は、2006年(平成17年)7月15日~7月24日にかけて南九州や北陸地方・長野・山陰地方などを襲った梅雨前線に伴う記録的な豪雨が発生しました。豪雨による死者は26人、行方不明者は1人となるなど、全国各地で被害をもたらせています。

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2.1994年は台風26号・近畿や東北で大雨が!!

2周り前の1994年は、台風26号・寒冷前線の通過などで近畿や東北で大雨が降りました。

台風26号は、平成6年(1994年)9月に和歌山県南部に上陸し、本州横断しました。これにより三重県津で最大瞬間風速48.7m/s・奈良県上北山村で日降水量733mmが降るなど記録的な暴風雨となりました。

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台風以外にも寒冷低気圧の通過により、仙台を中心に日降水量147mmも記録しています。

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大阪でも寒冷前線の通過で大気が不安定になり、大阪豊中市で1時間に91mmを観測したの始め、日降水量では207mmにも達し、大阪国際空港及びその周辺で浸水の被害が発生しました。

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この他にも平成6年は、記録的な高温少雨となり、農作物が1,400億円を超える被害額とかなりの被害が出ています。

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3.1982年は昭和57年7月豪雨が発生!!

3周り前の1982年は、昭和57年7月豪雨と台風10号の時期が重なった事もあり、記録的な被害を出しています。長崎では3時間に313.0mm、日降水量448.0mmの豪雨となり、長崎市内を中心に土石流やがけ崩れが発生したことにより、300名の死者が出るなど大きな災害が発生しています。

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 消防白書によりますと、昭和57年7月豪雨と台風10号により、死者は427名・行方不明者は12名・負傷者1,175名を出すなどかなりの被害となっています。 

 

4.既に昨年(2017年)末から日本海側で平年の2倍近い積雪に!!

昨年(2017年)からラニーニャ現象が発生していますが、前回の戌年である平成18年豪雪の際にも同現象が発生しており、2018年も同じように大雪に見舞われるかもしれません。

昨年(2017年)末から降り続いた雪により、日本海側では既に平年の2倍近い積雪となっています。 

さらに今年はラニーニャ現象に加え、黒潮の大蛇行も発生しています。黒潮の大蛇行が発生した年は、東京での雪の日数が大幅に増加するというデータもあるので、太平洋側も油断は出来ません。

 

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5.まとめ

過去の戌年を振り返ってみると、記録に残るような災害が発生していることが分かります。既にラニーニャ現象&黒潮の大蛇行が昨年から始まっており、2018年は過去の戌年以上の大雪になる可能性もあります。再来週からまた強烈な寒気が入ってきそうなので、しっかりと今の内から備えたいところですね。

 

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