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マギクラフト・マイスター 作者:秋ぎつね

47 オノゴロ島の子孫篇

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47-43 嬉しい情報

「おお、3代目『魔法工学師マギクラフト・マイスター』ジン殿、よくぞ来てくださった」
 昨日の約束を果たすため宮城(きゅうじょう)を訪れた仁を、エゲレア王国第3王子アーネスト17世は諸手を挙げて歓迎した。
「私も一両日中には帰国の途に着くことになっているから、正直諦めかけていたよ」
「いえ、約束しましたから」
 仁はそう言って笑い、城の工房を借りて『ロッテ』のメンテナンスをすることにした。

「……3代目『魔法工学師マギクラフト・マイスター』だってさ」
「『魔法工学師マギクラフト・マイスター』って、凄い技術持ってんだろう?」
「一目見てみたいな」

 などと、手の空いている城勤めの魔法技術者や文官武官らがこぞって覗きにやって来た。
 最も近くにいるのはもちろんルビーナである。そしてシュウとロードトスも作業台の脇にいた。
 ロッテは既に侍女服を脱いで工房にやって来ており、すぐに整備に取り掛かれる状態であった。
「さてロッテ、整備をするからそこに横になってくれ」
「はい、ジン様」
 ロッテは仁に言われるまま、作業台の上に横たわった。
「『停止(スタンドスティル)』」
 まずは機能を停止させる仁。
「では、分解を開始する」
 そう宣言してから、仁はロッテの外装を取り外していった。その手際のよさに、見物している者たちは目を剥く。
「ああ、状態がいいなあ」
 独りごちる仁。ロッテの内部の状態が思った以上によく、ほっとすると共に、代々の主人たちから大事にされていることを知って嬉しかったのだ。
「とはいえ、可動部分……特に関節は少々ガタが来ているか」
「え? ジン様、これで?」
 見ていたルビーナが驚いた声を上げた。見たところ、関節摺動部のクリアランスは1ミクロン以下だったのだ。
「ああ。当初の値の3倍くらいになっているな」
「これで3倍って……初めは幾つだったのよ……」
 呆れ顔のルビーナ。
 仁は礼子からアダマンタイトの小片を受け取ると、手早く摺動部にコーティングを施していった。
 そのコーティングの厚みにより、クリアランスは仁の理想値に近付いた。
「これで、よし」
 部品同士の『合い』が『線を引いたよう』であること。それが仁のモットーである。
「次は骨格の歪みだが……問題なし。腐食もないな」
 魔法筋肉(マジカルマッスル)の劣化も見られなかったので、『補強(ストレングスン)』を掛けて少し強化しておく。
「魔導神経線は……少し傷んでいるな。『変形(フォーミング)』……これで、よし」
 負荷が掛かり細くなっていた部分を変形させて太さを揃えた。
魔素変換器(エーテルコンバーター)魔力炉(マナドライバー)は……問題ないな」
 発声、視覚、聴覚に関する魔導装置(マギデバイス)もチェックし、傷んだものは交換した。
 隷属書き換え魔法対策のシールドケースも劣化していなかった。
「これで、よし」
「……ジン様、お、終わったの?」
「終わりだ」
 外装をチェックしながら取り付けていく仁。
 今回はルビーナやシュウに見せるため、普段の3分の1くらいの速度でメンテナンスを行ったので、15分程も掛かってしまった。
 それでもギャラリーたちにとっては驚異的な速度だったようだ。
「……見たか?」
「……信じられないが……見た」
「これが、『魔法工学師マギクラフト・マイスター』の実力……」
「称号は伊達じゃないってことか……」
 ぼそぼそと陰で言葉が交わされている。仁には聞こえないものがほとんどだったが、礼子の耳には全て聞こえており、誇らしげな気分になっていたのだった。

「終わりました」
「は、早いですね」
 計20分ほどで、ロッテのメンテナンスは終了した。
 その一部始終を見ていたアーネスト17世は、開いた口が塞がらない思いであった。
 彼自身も工学魔法は一通り嗜んでいるので、仁が見せた早業が、尋常のものではないことを理解したのである。
(……これが『魔法工学師マギクラフト・マイスター』か……)
 改めて、その非常識さに感嘆するのであった。

「ロッテを再起動します。……『起動(スタート)』」
「はい、『製作主(クリエイター)』様」
 ロッテが目を覚まし、起き上がった。そしてそばに置いてあった侍女服を手早く身に着けると、
「ありがとうございました、ジン様」
 と、仁に向かって深々とお辞儀をする。
「いや。……大事にされているようでよかったよ」
 優しい口調で仁はそう答えた。
「はい。卑賤な身に、有り難いことでございます」
 ロッテはそう言って謙遜した。そんな彼女を見て仁は、
「ロッテ、トレイとモップはどうしたんだっけ?」
 と聞いてみる。
「はい、その昔、騒動が起きたときに使用して壊れてしまいました。……申し訳ございません」
「いや、謝ることはないさ。そうか、壊れたか……よし!」
 仁は工房に置いてあった軽銀のインゴットを見つけ出し、それにこっそり取り寄せたアルミニウムとバナジウムをそれぞれ6パーセントと4パーセント添加し、『64軽銀』にした。
 それを加工し、トレイとモップを作りあげる。モップの房は魔法筋肉(マジカルマッスル)用の魔法繊維の切れ端だ。
 さらに『強靱化(タフン)』を念入りに掛け、強度アップを図る。
「これでいいな。これなら前より壊れにくいだろう」
 その完成したトレイとモップを、仁はロッテに手渡した。
「ありがとうございます。大切にします」
「あー、うん。……わかっていると思うが、使うべき時には躊躇うなよ?」
「はい、承知しております」
 そして仁はアーネスト17世に向き直る。
「殿下、ロッテの整備、滞りなく完了しました」
「お、おう。……か、感謝する、ジン殿」
「殿下、これで私もさらにお役に立てるかと存じます」
 ロッテもアーネスト17世に頭を下げた。
「うむ、よろしく頼むぞ」
 実に嬉しそうにロッテの肩を叩くアーネスト17世の様子を見て、仁はほっこりしていた。
 そして仁は、この機会に気になっていたことを聞いてみることにする。
「殿下、一つお尋ねしてよろしいでしょうか?」
「ん? 何だ? 答えられることなら何でも聞いてくれ。ああ、それから敬語はやめてほしい。歳も近いようだし、何より『魔法工学師マギクラフト・マイスター』に敬語を使われるのはむず痒くてかなわん」
「は、はあ、ありがとうござい……ありがとう。……ええと、聞きたいことというのは、『ティア』という自動人形(オートマタ)のことです」

 ティア。それは、400年前にアーネスト『1』世の妃となったクライン王国の姫君、リースヒェン王女が持っていた自動人形(オートマタ)である。
 アドリアナの遺した設計基(テンプレート)を元に作られたため、他の自動人形(オートマタ)とは一線を画す性能を誇る。
 そのティアを、耐用年数を過ぎて動作不良を起こしていたところを仁がレストアしたのである。

「ほう、ティアのことをご存知か。さすがは3代目だな」
「ええ、礼子がいますから」
 礼子はティアのことを従妹のように思っていますから、と仁は言い添えた。
「なるほど。……ティアは今も健在だ。国元で我が娘の世話をしている」
「お嬢さんの?」
「うむ。今年3つになる子で、ティアのことが大のお気に入りなのだ」
「そうでしたか」
 あのティアも元気でいるようで、仁はほっとしたのであった。
 いつもお読みいただきありがとうございます。

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