まずは白衣を着込んで靴カバーと帽子を装着する必要があります。
長い廊下を早足で移動。コントロールルームへ! みんなだいこうふん! 「脳みそが中和」とか嘘だったかも。
その名も「金の廊下」! ここ来るの夢だった! ずっと見つめていたい一点透視である。全天球画像はこちら。
少し行くと、こんな表示が。「ここが第1号炉」とのこと。ほー。
そしてさらに奥に行って、ここが今回入れるところ。第2号炉のコントロールルームだ! すげーどきどきする!
扉が開かれた途端駆け込む! おおおおおおおおおお!
おおおおお!
すごい!
すごい!!
すごい!!!
すごい!!!!
さわれちゃう!
物理スイッチのなまめかしさよ!
タッチパネルによって失われたものがここにある。
物理スイッチセクシー!
持って帰りたいです!
完全にハイである。コントロールルームの全天球画像はこちら。
「脳みそが中和されて、現場でよく考えることができるようになった」とか賢そうなこと書かなかったっけかさっき。ずっと「やばい……! やばい……!」って言ってたぞ。 おちつけ。第2号炉のコントロールルームと何の説明もなく書いてしまった。おちつけ。位置関係を以下に。
事故を起こした4号炉はひとまとまりに並んだ棟の一番西奥にある。右(東)に管理棟があり、そこから入り、着替えて西に向かって金の廊下を歩き、真ん中の赤いピンの2号炉のコントロールルームに入ったわけだ。一番左の青いピンが新石棺。
遠景で全体を見ると、こんな。画面の右端が管理棟。左に新石棺が見える。矢印が4号炉。真ん中あたりに、ぼくらが入った2号炉のコントロールルームがある。
この1号~4号炉と新石棺をそのまま渋谷に持ってくるとこんな感じ。ヒカリエあたりから入って、109の奥まで歩いたことになる。新石棺は東大のキャンパスに届かんとする位置だ。「やっぱりでかいな!」と思うとともに「思ったより小さい……?」とも思う。
当然奥の4号炉に行けばいくほど線量高くなる。現在ぼくらのような観光客が入れるのはここまでだ。
ただ、4号炉のコントロールルームも、こことほぼ同じ形式だったという。そうか……これで操作して、そして事故が起こったのか……。 みんなおちつけ。
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