天才ブログ

天才ちゃん踊る

発達障害の「感情遅れ」って本当?

発達障害の感情遅れって本当にあるのか?感情遅れとは?

久しぶりに発達障害について書きます。

昨日言っていることと今日言っていることが違う!」こう言われることが多い発達障害です。これは衝動性によるものだと認識されていますが、衝動性が優位でない発達障害もいます。それでもこの「昨日言っていることと今日言っていることが違う!」と言われることがあります。その場合、「感情遅れ」を疑ってみてはどうでしょう?

感情遅れについて

感情遅れとは言葉そのままですが、本来の感情を遅れて感じるということです。

例えば、会社で部署の成績が良くてみんなで大喜びしているのに「へぇー(なんで喜んでるの?)」っと一人冷静だったり、恋人と別れ話をするときも、そのときは全然悲しくなくても、あとで悲しい気持ちが押し寄せてきて一人で泣きじゃくったり、よりを戻そうにもとき既に遅しだったり。

目の前で事件があったりして、とっさに加害者を取り押さえたり、警察に通報したりして、事件が解決した後に、本当は怖かったことに気がついて腰を抜かすとか、恐怖がドット押し寄せるとか。こういうことは一般の人にもあると思います。ですが発達障害の人は、常々そういった感情の遅れがあるイメージです。

 

私の感情遅れ

自分自身は「感情遅れ」についてはあまり気にしていませんでした。そもそもコミュニケーションを少なくするため人付き合いをほとんどしていませんから。

かなり前のことですが、僕が自分の感情遅れに気がついた出来事がありました。

私が接客業をしていたとき、お客様からのクレーム対応で、理不尽なこと(こちらに不備のないこと)で激怒するお客様の話を聞いて一歩下がった対応をしました。でも後からものすごく悲しい感情に包まれたりしました。(ほかのスタッフからも「あの場合、謝る必要はない」と言われたこともありました)

感情遅れの場合、クレーム対応に向いているといえますが、後から感情が来るので非常にストレスがたまってしまいます。ほかにもいろいろ(辞める理由は)ありましたが、接客業は向いていない(矛盾)と思い辞めました。

 

その他のエピソード

当時の彼女も発達障害っぽかったので、彼女の衝動的な言動を受け止めきれず、僕は疲労困憊してしまいました。これはもう別れるしかないと思い、「なぜ別れた方がいいかを冷静論じる」ということをしてしまいました。そのときは別れを切り出して自分はスッキリしていました。ところが、、、後になって「やっぱり別れたくない!」という感情が沸き起こってきました。ぼく自身も難しい性格なのに、彼女はそれをよく理解してくれる存在だったのですが。一見「未練」と区別がつきにくく、そんなことは誰にでもあることのように思えますが、別れ話のときに「冷静に論じる」というところがポイントです。そのときは別れることは少しも寂しいと思えず、正論として話しています。普通ならば多少は寂しい思いをしながら別れ話をするんじゃないでしょうか?

 

まとめ

発達障害の場合、多動性、衝動性もあるので結論を急いでしまいがちですが、感情遅れの場合、結論を急がず一旦保留することで最悪の結末を逃れることもできます。

自分の感情遅れに気がついたら、言動を少しズラしてみてはどうでしょうか?(衝動性もあるため、それができていればはじめから悩まない!というのもあるのですが・・・)

感情の入れ違いに気がついた場合、意地を張らずに「ごめんなさい」と謝る素直さも必要です。

いろいろ大変です。結論などありません。。

 

「感情遅れ」で検索するとかんどーさんの記事が検索1位でした。
この記事も参考になりました。

www.kandosaori.com