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第481話 闇竜王
―――暗黒牢
悪魔達は闇の中を突き進む。セラを先頭にして次にベル、可愛い娘の後ろを男に歩かせるものかとグスタフ、そして最後尾に漸くダハクといった順番だ。案内役なのに最後尾とは、これ如何に。
「あ、セラ姐さんそこは―――」
「床に罠よね。迂回迂回~」
「そこもなんスけど、右手側に―――」
「言わなくても分かるわよ。大きな気配を辿った先に竜王がいるんでしょ? 姉様に任せておけば間違いないでしょ」
「うむ、ベルが正しい。よってセラも正しい!」
「………」
こんな調子で配置された罠は一度も作動しないし、竜王の場所までの経路を間違える様子もない。この頃になって漸くダハクは、俺の案内必要ねぇじゃんと思い始めていた。まあ、今更である。
一向はこれまで通路ばかりだった通り道を抜け、やや開けた場所へと辿り着く。そこには竜らしき気配が感じられた。
「フハハハハ、来やがったな侵入者共! この壱番隊特攻隊長ギルゼ様がてめぇらを血祭りにぃぶぇらぁ!?」
―――ドガァーン!
「よっし、当たった!」
部屋の中にて待ち構えていた声の主が、登場と共にセラに殴られ吹き飛ばされ、壁にぶつかったような凄い衝撃音が鳴った。目には見えないが顔のいいところに当たった感触があったと、セラは満足そうだ。
「セ、セラ姐さん、せめて前口上だけでも聞いてやってくださいよ……」
「え? 敵意撒き散らしていたから、てっきりモンスターかと思って殴っちゃった。結構でかかったし…… 駄目かしら?」
「駄目じゃないわ。自分から隙を作る方が悪いもの」
「うむ、それ分かる」
「………」
ダハク、早々に説得を諦める。
「そ、そッスか…… こいつは親父の部下の1体ッスね。確か漆黒竜のギルゼ、これでも歴とした古竜で地上ならS級討伐対象ッス。特攻服とか気合い入ってんなー」
「特攻服? 何それ、竜なのに面白そうな服着てるのね。見えないのが残念だわ」
「いや、セラ姐さんには似合わな、いや、似合うかもしれねぇな。姉さん達眼光鋭いし、サラシとかして一家揃ってバリバリに決めそうな予感が……」
ちなみに、ダハクが思い描く服装は暴走族のそれに近い。セラはレディースの総長、グスタフはどちらかと言えば番長だろうか。似合う、似合い過ぎていた。
(しかし、こいつだけはサラシの意味ねぇなぁ……)
ダハク、ある場所を凝視する。どこがとは言うまい。
「ちょっと、かなり失礼な事を思われた気がしたんだけど?」
「いやいや、むしろ褒めてんだよ。特攻服が似合う奴なんて、なかなかいねぇんだぞ?」
「まあ当然だ。セラベルは何を着ても似合ってしまうからな! 段々と分かってきたではないか、ダゴクの息子よ」
「やっぱり、何か誤魔化された気がするわね……(ジロッ!)」
心の中で思った事まで呼んでしまうこの無駄な察しの良さ、間違いなくセラの妹である。ダハクは早く話題を変えようと視線のみで周囲を見回し、何かネタになりそうなものを探す。ふと、壁に上半身を埋め込まれたギルゼが目に付いた。
「そ、そうだ! ここから先は、このギルゼみてぇに親父の部下達が待ち受けている筈だ。正解のルートが分かってるからって、変に油断しない方が良いと思いますぜ?」
「え? もしかしてこんな感じで、一々自分の持ち場で待ってるの? 全員で掛かって来れば良いじゃない」
「形式美ってのがあるだろうが。お前んとこの四天王だって、順番に戦ったってケルヴィンの兄貴から聞いているぜ? 塔を立てて、専用部屋まで用意してたんだろ?」
「……あれはパパの趣向だし」
ベルは少し考えるような仕草をしたが、直後に顔を背けてしまった。
(フッ、勝った)
ダハクはベルの目が見えない事を良い事に、音を立てないよう静かにガッツポーズを決める。ベルと敵対する事なく打ち負かした快感が体中を駆け巡り、土竜王の表情は喜びに満ちていた。が、段々とやる事が小さくなってきている事に気付いてはいないようだ。
「漆黒竜とは総じて喧嘩っ早いのだが、妙なところで律儀なところある奴らでな。こうして我らの力を試しているのだろう。フッ、ダゴクの奴も相変わらずタイマンを張るのが好きなようだな」
「……思ったんだけど、あの強さじゃセラ姉様の条件反射で終わっちゃうから、いてもいなくても同じじゃない?」
「悲しくなるから、それ以上言ってやるなよ…… これから副長とか親衛隊長やらが、十番隊まで待っているんだろうからよ」
「うわ、この上なく面倒臭いわね……」
「ねえねえ、早く行きましょうよ~」
急かすセラの声に従い、ダハクらは次の闇の中へと足を踏み入れた。その後、先ほどと同じような衝撃音が幾度となく鳴り響き、その数だけ上半身が壁に埋まった竜達の姿があったという。壱番隊から十番隊、そのヘッド達が揃いも揃って壁に埋め込まれた時、まるでそれらが鍵であったかの如く最奥の大扉が開かれた。
「余所の扉を壊したら事だものね! 開いてくれて助かったわ!」
「姐さん、あいつらを壁に埋め込んでる時点で器物破損は免れないッスからね」
「戦いで壊しちゃった件は別!」
「そうね」
「パパもそう思うよ」
「よーし、段々とこのノリにも慣れてきたぜ! オラッ、親父いるんだろっ!? てめぇの息子が帰ってきたぞ!」
もう半ばやけになっている感は否めないが、当初準備してであろう台詞を言い放つダハク。大扉の奥の部屋はやはり暗闇一色で、セラ達にはその奥の光景を目にする事ができなかった。だが、漆黒竜であり父の加護を受けたダハクにはしっかりとその奥の光景が見えているんだろう。ダハクの視線は漆黒の中で、ある一点に注がれていた。
「おう、帰ったかドラ息子。どうやら虚勢だけは一丁前になったようじゃねぇか、ああ?」
「うわー」
「随分とドスの効いた声ね……」
闇の中から轟いた声は、ベルの言う通りかなりいかついもの。明らかに堅気の雰囲気ではない。
「何だ、お前にしてはでけぇ気配が並んでると思えば、グスタフもいたのか」
「久しいな、悪友よ。とは言っても、こう暗くてはお前の姿も見えんがな」
「ッチ、また随分な大物を連れて来やがったな。しゃーねー、今だけ闇を薄めてやるよ」
ドス声が仕方なさそうにそう言うと、扉の奥の闇が徐々に薄まっていくのが分かった。明かりはないのに、闇が退いていく。そんな不思議な現象の後に、セラ達の目にも奥の部屋の概要が見えてきた。
((……うわー))
セラとベルは、心の中で静かにそう思った。声に出して言わなかった辺り、そこはかとなく育ちの良さと優しさが感じられる。しかし、セラ達はなぜそう思ってしまったのか? それは闇の中から出てきた闇竜王、そして部屋の壁際で背中に腕を回しながら整列する漆黒竜達の姿を見ての声なのである。皆が皆、漢字を真似たを思われる、上手いとも下手とも言えない正直微妙な感じの文字を、マフラー状の布に無数に記して、それを体に巻き付けていたのだ。これがダハクの言っていた特攻服? 巻き付けも中途半端で不出来なミイラ衣装にしか見えないと、そんな心の声なのである。
「おうおう、マジでグスタフだったか。死んでまた生き返るたぁ、なかなか気合い入ってんじゃねぇか。そっちの別嬪さん達はお前の娘か?」
何やら風格のある言葉を喋っているが、全く内容が耳に入ってこない異常事態。グスタフはグスタフでお前も変わらないなと、普通に会話をし始めている。どうやら、昔からこのスタンスらしい。セラとベルはダハクに説明を求めた。
「あれ、かーちゃんの自作なんスよ。人型ん時の衣装はまだマシなんスけど、流石に竜の姿だとエフィル姐さんみたいな超絶技能を持ってないかーちゃんじゃ、あれが限界で……(ボソボソ)」
「そ、そこまでして着ないといけないものなの、特攻服って?(ボソボソ)」
「いや、皆かーちゃんが怖くて、作ったもんに今更文句なんて言えないんスよ……(ボソボソ)」
「「ええ……」」
聞けば、今までセラが殴り飛ばしてきた漆黒竜達も同様の格好だったらしい。
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