科学の進歩は目覚ましい。すでに宇宙やこの世界、あるいは人間の根本的な謎をいくつも解明してきた。だがすべてが解決されたわけではない。
これまで数十年、あるいは数世紀も議論され続けてきた問いには、人類の不屈の意志によって答えが導き出されてきたが、今もなお科学者が徹夜で頭脳を回転させている謎がある。ここではそうした科学の謎を6つ紹介しよう。
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1. なぜ眠るのか
なぜ眠らねばならないのか? 明らかなようでその答えは想像以上に複雑だ。睡眠の科学は、眠りと脳の活動との関係をいくばくかの光で照らしてきたが、それは未完のパズルのピースをいくつかもたらしたに過ぎない。
人間とはかけ離れた睡眠パターンの動物もいることが、謎をさらに深いものにしている。UCLAの精神医学の教授ジェリー・シーゲルは、動物の睡眠を研究し、なぜ人間が毎晩冬眠のような状態にならねばならないのか探っている。
「人間と動物の睡眠が異なるのは、我々が1日24時間起きていたいからです。ですが自然界において、大きなエネルギーを消費する動物は生き残れません」(シーゲル教授)
自然界は不活発であることを重視する。例えば冬眠はエネルギーが必要のない時期に動物がそれを節約し、回復する手段だ。
「数多くの種にとって、省エネこそが睡眠を進化させた主な動機です」(シーゲル教授)
一方、野生のアフリカゾウは1日に2時間しか寝ない。それはその巨体を維持するために食べ続けなければならないからだと思われる。
こうした省エネ仮説は、多くの科学者が我々の睡眠の説明として支持するものだ。最近では睡眠中の脳活動を観察する技術が登場したことで、睡眠の謎の答えにさらに一歩近くことができた。
例えば、睡眠中の脳には不要な情報を排除するメカニズムがある。ウィスコンシン大学マディソン校のジュリオ・トノーニ教授は、「睡眠は学習の対価」と説明する。
睡眠中のマウスの実験から、眠った後は眠る前と比べてシナプスが小さくなっていることが判明。ここから、覚醒中に集めた情報を固着させるために脳の活動を低下させねばならないのだとトノーニ教授らは結論づけた。
日中、脳は膨大な情報に晒されるため、それを強固な神経結合で強化せねばならない。しかし古い情報と新しい情報を統合するには、結合を弱めてそれを吸収せねばならない。つまり睡眠によって脳は新しい情報を成形しやすいようにして、古い情報に組み込もうとするのだ。
説得力のある仮説であるが、そのために睡眠が本当に必要なのか証明されたわけではない。睡眠の謎の完全な解明には、覚醒時と睡眠時の脳活動についてより一層の理解が必要になる。今の時点で確かなことは、眠らなければ人は機能しないということだろう。
2. ダークマターはなぜ見えないのか?その正体は?
既知の宇宙の26パーセント以上を占める物質であるというのに、その姿は見えない。1922年にその存在が提唱されて現在までに、観測可能な物質との相互作用からダークマターがあるらしいことは知ることができた。だが見えないのは相変わらずだ。
我々が見ることができる物質のほとんどは、中性子、陽子、電子で構成されている。しかしダークマターはその限りではない。
今のところ分類できない粒子で構成されており、光との作用もまったく異なる。光を吸収も反射も放出もしない。だがその重力は周囲を通過する光を曲げる――ダークマターの存在を窺えるのもこのおかげだ。
最近ではCERNの大型ハドロン衝突型加速器で極小の粒子を加速・衝突させた上で、そこに生じるエネルギーと運動を研究し、見えない物質を特定しようと試みられている。また重量波検出器ならそれを見られる可能性も示唆されている。
3. 宇宙はいかにして誕生したのか?
宇宙開闢の瞬間の謎に科学者はじりじりと迫りつつあるが、やはり謎のままである。
「誕生の瞬間における理論やモデルはすべて憶測に過ぎません」とオハイオ州立大学の宇宙物理学者ポール・サッター氏は話す。
最も有名な「ビッグバン理論」は、およそ138億年前に極端に熱く高密度の特異点から宇宙が膨張したと説明する。だが爆発によって無から物質が誕生したと考えるなら、それは誤解だ。
「ビッグバンは宇宙のあらゆる場所で一斉に起こっています。それは宇宙の中の爆発ではなく、宇宙の爆発なのです」(サッター氏)
だがその具体的なプロセスやその以前そこがどういう状態だったのかは不明だ。誕生から30万年しか経っていない宇宙の姿を垣間見ることはできたが、最初の瞬間に働いている極限の力については推測の域を出ない。
「重力の量子的側面について完全に理解されていないため、最初期の瞬間(10のマイナス40乗秒)については分かりません」(サッター氏)
最近では困ったことに、粒子物理学の標準モデルではビッグバンの作り出した物質の大半を説明できないため、それが覆される可能性があることをCERNが認めている。
4. プラネットナイン(第9惑星)はどこにあるのか?
カイパーベルトの向こうで、謎の天体群が太陽を公転している。それは海王星の向こうを軌道しているのだが、予測されたパターンと一致しないように見える。そのほとんどは海王星の重力に捕らわれ、その周りを回っている。
しかし、一部、非常に大きな質量を持つ何かによって外側に引っ張られているように見えるものがあるのだ。
カリフォルニア工科大学のコンスタンティン・バティギン助教は、この異常が少なくとも部分的には「プラネットナイン」という太陽系9番目の惑星に起因すると考えている。
太陽系を巨大な円盤と想像してみてほしい。問題の奇妙な挙動をする天体は円盤の外側に向かって曲がっているように見える。このような影響を与えるには、プラネットナインは地球よりも大きな質量を持つ必要がある。
はっきりとした質量があるはずであるのに、その存在はまだ証明されていない。もしかしたら、まだ観測から時間が経っていないからかもしれない。なにしろプラネットナインが提唱されたのは2014年のことだ。
だがそれだけでもないだろう。
「すごく暗いことも原因だと思います。世界最高の望遠鏡でどうにか発見できるかというところではないでしょうか」(バティギン助教)
赤外線解析は問題外だ。感度が低すぎる。ゆえに反射光が探されることになるが、これは赤外線解析よりもずっと難しい。
プラネットナインが反射する光は、太陽から放たれ、その最果てにある惑星に当たって跳ね返り、ようやく地球に戻ってくるものである。反射光は長距離を移動する内に指数関数的に減衰する。これが惑星の発見を阻んでいると考えられる。
将来的に登場するより高感度の望遠鏡ならそれを捉えられるかもしれない。また専門家はコンピューターシミュレーションでその軌道を解析し、観測が可能な場所と時期を特定しようともしている。
関連記事:惑星X「第9惑星」は、太陽系に捕われた放浪する惑星である可能性が浮上
5. 音で頭がゾワゾワするのはなぜか?
優しい音を流しながら、ひそひそ声で囁きかけるユーチューブの動画を観て、柔らかい布でマッサージされているような感覚や、髪の毛にかすかな振動があるような感覚を覚えたことはあるだろうか。
特殊なマイクが与えてくれるこの感覚をASMRという。なんと90パーセントの人がこの頭がゾワゾワするような感覚を感じ、気持ちが癒される。中にはその音で頭皮をマッサージされているかのような感覚まで覚える人がいるのだ。
ASMR Explained
シェナンドー大学で生物薬学を教えるクレイグ・リチャード教授は、2013年からこの感覚について研究を始め、ASMRユニバーシティを創立した。
「ASMRの科学はまだ始まったばかりです」(リチャード教授)
これまでの研究では、ASMRを感じる人と感じない人とでは機能的結合(fMRIで明るくなる脳領域)が違うことが分かっている。
では、なぜ感じる人と感じない人がいるのか? そもそもなぜこのような感覚があるのか?
「万人を納得させるようなたった1つの説明は今後も登場しないのではないでしょうか」(リチャード教授)
関連記事:脳がとろける感覚を体感できる、自律感覚絶頂反応を呼び起こすASMR動画
6. 知的な異星人はどこにいるのか?
138億年という宇宙の年齢とその広さを考えれば、これまで知的生命の手がかりすら発見されていないという現実は理解に苦しむところだ。
この矛盾を説明するために、これまで数多くの仮説が提唱されてきた。
例えば、地殻変動によって文明が接触できなくなったという説や、遠方の衛星の分厚い氷と岩石の中に閉じ込められているという説がある。
仮に地球外生命が太陽系に存在するのであれば、それは知性などない微生物である可能性が高いと推測されている。
現在、そうした生命がいるかもしれないと考えられているのは、土星や木星の衛星のような小さな氷の惑星の中である。
NASAは、豊富な水があれば地球外生命が誕生する可能性があるとの前提に立ち、そうした衛星の海の組成や状態を調査している。これまでのところガリレオ探査機の発見などから推論するしかないが、次の10年では木星の氷の衛星エウロパの調査も行われる。
だがもし本当に地球外生命を発見できたとして、我々はそれを認識することができるだろうか? 炭素を基礎とし、生命維持に水を使うお馴染みの生命体だけを探せば、それは可能性を制限することになるかもしれない。
また異星人から届くメッセージと宇宙に生じる単なるノイズもきちんと区別できなければならない。これはちっとも簡単なことではない。メッセージを他の周波数から区別できないのだとすれば? さらに彼らが発見されることを望まないことだってある。
いずれにせよ、探求はまだ始まったばかり、まだまだこれからだ。
References:It's 2018. Here Are Six Scientific Mysteries We Still Haven't Solved./ translated by hiroching / edited by parumo
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コメント
1. 匿名処理班
地球の年齢46億歳、宇宙の年齢138億歳。
たったの3倍って所が解せない。
2. 匿名処理班
解明されたら研究家や学者が涙目になるし、そっとして
のんびり答えを探すのが一番
それにわからないという隠し味も見つかった時のうまみになるし
ちょっとした高級料理にも似てるかも
3. 匿名処理班
いつ解明されるのかなあ
生きてるうちに知りたい
第9惑星はあったらいいな
4. 匿名処理班
人類が電磁波以外の観測を確立しない限り開けない問題は一杯ある。
そもそもダーク・マターは一種類とは限らない。
5. 匿名処理班
5の音で頭ゾワゾワはちょっとわからないかも。10%の人間なのかしら??
ガラスを引っ掻く「キーッ」は想像だけでゾワゾワするけど〜
6. 匿名処理班
睡眠中は無防備になるし明らかに適応度を下げそうな行動なのに進化の淘汰圧にさらされて残ってきているということはそれだけ必要性があるということか。
それは適応上メリットがあるからなのか、それとも神経細胞の構造上の必然性なのか、どっちだろう。
睡眠が意識のオンオフだとすれば逆に睡眠をとる生物は意識があると言えるのかな。
7. 匿名処理班
幽霊のことも深海のことも人体のことも解明されてない、輪廻転生に期待だね
8. 匿名処理班
>反射光は長距離を移動する内に指数関数的に減衰する
え?
9. 匿名処理班
壮大よな
10. 匿名処理班
この現代の未だ、水圧で離陸してぶりんっジョパパパーってなるシャワーヘッドになんぼでも出くわせるのはなぜなのか?
11. 匿名処理班
ASMRは、小1の時には感じていた
赤ん坊の時から感じる感覚かも
12. 匿名処理班
5のは雨の音が落ち着く感覚と関係しているのかな?
13. 匿名処理班
自分は2.のダークマターが気になるな。
銀河の回転スピードから計算した遠心力と、星の数を数えて推定した銀河の重さ(重力)、どっちも間違う余地があまり無いから、食い違う原因が何かあるハズなんだよね。有力候補だった超対称性粒子もCERNでは全く発見されないし…謎だ。
14. 匿名処理班
なぜ、俺には恋人が出来ないのか
15. 匿名処理班
スネオが風邪引いた時のマスクの形。
コーンみたいなのかぶせたら口開かなくなる。
16. 匿名処理班
ASMRは、ちっともよく分からないというか
癒されるというか、ゾクゾクするだけ…
17. 匿名処理班
人類が観測可能な範囲は全宇宙のほんの僅かな箇所であり、そんな狭い範囲の中の出来事さえ人類がこの先の未来においても解決できないままの謎は無数に存在し続ける。
そして謎が明らかになるたびに更なる謎が解決した謎よりも増えていくだろうと思う。
18. 匿名処理班
生きてる間に量子重力理論完成するかな
19.
20. 匿名処理班
この宇宙がシミュレーション宇宙なのかどうかということを
最前線の科学者の誰一人として否定できていないということが気になる
この世界が仮想現実なのかもしれないと思いながら生きるのはかなり馬鹿馬鹿しい
21. 匿名処理班
睡眠は大事だよ
私はレム睡眠時行動障害とかいうのになってしまい社会復帰が難しい状態になってしまった
22. 匿名処理班
「科学は本質的に、真実かもしれないものへの想像力豊かな旅」
ある本に書いてあった文章。
23. 匿名処理班
※20 たぶん、この宇宙はシミュレーションじゃないと思うよ。
最新の生物の分類とか見ると、遺伝子や細胞の微細構造のデータが増えるたびに枝分かれが増えていって、かと思えば離れた系統で同じような生物になったり、統一とか計画性が全く感じられない。量子物理学も似たようなものだし、だれかが作ったならもうちょっと系統立って整理できると思う…
24. 匿名処理班
宇宙だと思ってるものが実は何らかの生命体の体内だったとかだとワクワクするんだけどな
25. 匿名処理班
個人的に謎なのは、摂食行動(あるいは外部から栄養素を取り込む)を克服した生物がほぼ見当たらないこと。
寿命すら克服したような生物さえいるのに、この点だけはなぜ生命が誕生して以来数十億年誰も克服できないんだろう。
わたしが知らんだけでいるかも知れん。情報お持ちの方は教えてください。
26. 匿名処理班
世の中に不思議があるから科学は進化する
27. 匿名処理班
宇宙に関する事が多いね、まだまだこれからの分野なのかな?
28. 匿名処理班
なぜ河豚の卵巣は糠漬けにすると毒が抜けるのか(科学)
29. 匿名処理班
※23
言ってみれば我々も大量の生物の集まりで1個体になっているわけだから、オカルトな考えだが惑星や宇宙もこちらが認識できないだけで意識をもっているかもしれんよ。
30. 匿名処理班
いずれわかるさ…いずれな。
31. 匿名処理班
※5
囁き声の動画で髪や頭皮がワサワサする感じは、
梅干の写真を視たら口の中が酸っぱくなるような
共感覚の類じゃないのかなぁ…?
自分がなる時の感触としてはそんな感じ。
子供の頃の内緒話なんかの経験上、
耳元で囁かれる声には
吐息が掛かる肌感覚がセットで付いてくるんじゃないかと。
余談だけど、立体音響の動画を
目をつぶってイヤホンで聴いていたら、
シャワーホースで花壇に水やりする水音で
顔に細かい水しぶきが散るような感触があって、
「うぉっ!? 冷たっ!」とビビッて思わず目を開けてしまった。
同じく、前髪を散髪するハサミの音も
おでこがモゾモゾする感じでくすぐったかった。
32. 匿名処理班
タイムリープは可能なのか?
33.
34. 匿名処理班
>「138億年という宇宙の年齢とその広さを考えれば、これまで知的生命の手がかりすら発見されていないという現実は理解に苦しむところだ」
語るに落ちてるんだが、広いから発見すら難しいということと、その広さを理解していない一文。
たとえば、他の星の知的生命体がコンタクトを求めて電波を発信したとする。
強力な電波でも距離による減衰を考えると、
宇宙の広さからはサハラ砂漠の砂粒一つくらいの範囲でしかないだろう。
その距離を1000光年以内と仮定する。
我々の銀河のごく一部、宇宙の砂粒一つの領域内から
過去一億年の間に、1万回(平均10年試み期間)コンタクトの電波が地球に届いていたとして、
頻度としては1万年に一回、10年間届いていたことになる。
最も新しい試みが5000年前、500光年先の星から10年間(BC3000~BC2990)の間、地球に届いていたとしても、その当時観測などできようはずもない。
地球でそんな電波を観測できるようになって、たかだか200年ほどしか経っていない。
宇宙はそれほどに広いのです。
35. 匿名処理班
5は映像を観ながらだと後頭部の辺りが痛くなる
映像と言葉なしだと気持ちいいのかな
36. 匿名処理班
でも空間や時間に最小単位があるのはシミュレーションの可能性をかなり示唆している気がする
37. 匿名処理班
※25
そんなの不可能に決まってるでしょ
エネルギーの供給無しに存在しうる物体は存在し得ないのに、より柔弱な有機的生命体がエネルギーの摂取をせずに保ちうる訳が無い
38. 匿名処理班
たかだかこの100年で急速に発展してまだ碌に宇宙に進出すらしてない人類が宇宙の知的生命体発見出来ないのはおかしいとか笑わせる
39. 匿名処理班
なぜ眠るのかって、睡眠状態の方がむしろ生命活動の基本状態なんだよ。起きて活動するてのは腹が減ったり危険が迫ったり異常な状態ってわけ。おれがいま生物学者だったそういう研究するけどね。
40. 匿名処理班
>赤外線解析は問題外だ。感度が低すぎる。ゆえに反射光が探されることになるが、これは赤外線解析よりもずっと難しい。
赤外線のほうが難しいのか反射光の方が難しいのかどっちなんだよ
41. 匿名処理班
※37
わざわざ自分以外の有機物を破壊して吸収する。なぜそれほどの大量のエネルギーを必要とするのかって疑問でもある。
エネルギーの供給であれば、無機物からエネルギーを合成できる存在を体内で大量に共生させる方向に進化がなかなか進まないのはなんでやろって。