旭日大綬章を受章して
慌ただしい日々を過ごし、ブログもご無沙汰しておりました。9日天皇陛下から直々に旭日大綬章を戴く栄に浴しました。思いもかけない叙勲を受け、しっかりとそれに応えられる自分でありたいという想いを深くしました。16年間、文部科学行政に携わり、日本を担う次世代の為に少しでも勇気や希望を与えたいと、文化芸術振興法、子ども読書活動推進法、文字活字文化振興法を始めとし、数多くの法律を作り上げ、現場に浸透していくよう努力してきた甲斐があったのかと、一瞬しみじみとした感慨に耽りました。政治の分野においては、文部科学省はとても重要な案件をたくさん抱えながらも、地味な領域に属しておりました。そこに、陽が当たったような気持がして、嬉しいでした。
これまで政治活動に全力投球できたのも、家族を始めとし支えてくださった多くの方々のお力があればこそと、深い感謝の想いです。陛下から、今まで国、社会、人々の為に尽くされたことに感謝しますというお言葉を戴いたとき、今年80歳におなりになる陛下が、決して公務を削られることなく、毅然とご自分に与えられた責務を果たしていらっしゃるお姿に、今更のごとく私も、生きている限り、私なりにささやかながら、社会貢献をしていかなければならないという想いを深くしました。
今日の日を大切に、日々を愛おしみながら、社会のために尽くしていきたいと思います。