クレジットカードってなんだかエリートサラリーマンが使っているイメージで、小額の利用をするのは気が引ける感じがしますよね。
でも、結論からいうとクレジットカードは小額の支払いでも全然OKです。
コンビニやカフェでも普通に使っている人はいます。実際に私も108円のミネラルウォーターをコンビニで買う時、アメックスカードで支払いしています。
しかし、クレジットカードより小額の支払いに向いているのは電子マネーです。
「え?何がちがうの?」というと、クレジットカードと電子マネーは似ているようで全く違います。
実際に使ってみると、電子マネー支払いとクレジットカード支払いのスピード感は全然違います。電子マネーがダントツで早いです。
クレジットカードだと、センターにネット接続する必要があるため、多少のタイムラグが生じる印象です。さらにサインや暗証番号など必要になるとさらに時間かかります。
でもコンビニやスーパーなら電子マネー感覚で使えるので、私は少額でもクレジットカード払いを利用することが多いです。
この記事では電子マネーがどういう時に最大限にお得になるかを徹底的に紹介します。
1.少額の支払いは電子マネー払いがおすすめ!その理由とは?
メリット①:支払いが一瞬でできる

電子マネーの特徴はタッチするだけで一瞬で支払いが出来る点にあります。
「クレジットカードでも同じじゃない?」と思う人もいるかもしれませんが、確かにクレジットカードも提示するだけでお会計はできますが、クレジットカードの場合は
のいずれかが必要になることがほとんどです。
サインする手間も省けるし、暗証番号を忘れるなんてこともなく、本当にタッチするだけでお買い物ができるので、時間効率で考えると完全に電子マネーの方がすぐにお会計ができます。
例えば、コンビニにちょっとした飲み物などを買いに行くことは日常茶飯事だと思いますが、その度にサインや暗証番号を入力すると考えると少しメンドクサイですよね。
電子マネーであればただ機械にタッチするだけなので子供にお使いを頼むこともできるし、お年寄りでも簡単に利用することができます。
月に1回の大きな買物をする時はクレジットカードでもOKですが、毎日利用するようなランチや飲み物などの小額な買物は電子マネーを利用した方が圧倒的に時間短縮になります。
メリット②:ポイントが貯まる

電子マネーではクレジットカードのようにポイントが貯まる電子マネーがあります。
その前に電子マネーの基礎知識として有名な電子マネーの特徴を見てみましょう。
種類 |
提供元 |
加盟店数 |
主な利用可能店舗 |
カード形式 |
nanaco
 |
セブン&アイグループ |
12万店 |
セブン&アイグループ各店・加盟店 |
プリペイド形式 |
Suica
 |
JR東日本 |
20万店 |
・駅ビル
・コンビニ
・自販機
・スーパー
などの加盟店 |
プリペイド形式 |
楽天Edy
 |
楽天 |
35万店 |
・コンビニ
・ファーストフード店
・ドラッグストア
などの加盟店 |
プリペイド形式 |
WAON
 |
イオングループ |
16万店 |
・イオングループ
・コンビニ
・ドラッグストア
・飲食店
などの加盟店 |
プリペイド形式 |
iD
 |
NTTdocomo |
44万店 |
・コンビニ
・レストラン
・レジャー施設
・ショッピングモール
・タクシー
その他多数 |
後払い形式
※クレジットカードとの紐付けが必要 |
QUICPay
 |
JCB |
24万店 |
・コンビニ
・レストラン
・レジャー施設
・ショッピングモール
その他多数 |
後払い形式
※クレジットカードとの紐付けが必要 |
PASMO
 |
首都圏の100を超える鉄道事業者の加盟団体 |
14万店 |
・コンビニ
・Suica加盟店
など |
プリペイド形式 |
上記のように電子マネーの発行元が違うので利用できる店舗数や加盟店が異なります。
また、電子マネーには「プリペイド形式」や「後払い形式」のカードがあります。
プリペイド形式のカードは現金をチャージすることでチャージした金額分の利用ができます。
後払い形式のカードはクレジットカードと紐付けることでチャージすることなくクレジットカードのように後から銀行口座から引き落とされいます。

これらの電子マネーの内、利用するとポイントが貯まる電子マネーは下記の通りです。
種類 |
貯め方 |
ポイントの価値 |
nanaco |
100円(税別)の利用ごとに1ポイント |
1ポイント1円として利用可能 |
Suica |
100円or200円ごとに1ポイントがつきます
※店舗によって異なります
※Suicaポイントクラブへの無料登録が必要 |
10ポイント単位で10円としてSuicaにチャージ
※最低100ポイントから |
楽天Edy |
200円(税込)利用ごとに1ポイント
※無料登録設定が必要 |
1ポイント1円として利用可能 |
WAON |
200円(税込)ごとに1ポイント |
100WAONポイントごとに100円に交換可能 |
iD |
iD自体のポイントは無し
※連動させているクレジットカードのポイントが貯まる |
– |
QUICPay |
QUICPa自体のポイントは無し
※連動させているクレジットカードのポイントが貯まる
※クレジットカードによって貯まらないものもあります |
– |
PASMO |
PASMO自体のポイントは無し |
– |
クレジットカードでは「1,000円で1ポイント貯まります!」というクレジットカードがありますが、言い換えるのであれば1,000円以下で利用してもポイントが貯まらないということです。
しかし、クレジットカードを利用して電子マネーにチャージして、電子マネーを利用して小額の買物をすればちょっとした買物をでポイントが貯まるうえ、ポイントの2重取りができます。

もちろんクレジットカードの中には100円で1ポイントが貯まるクレジットカードもあるので小額のカード払いでもポイントは貯まりますが、電子マネーにチャージすることでもポイントは貯まるので
- クレジットカードで電子マネーにチャージ
→電子マネーでお買い物
という風に利用した方がポイントはお得に貯まっていきます。
もし、買物をした店舗に独自のポイントカードがあればポイントは3重に貯まっていきます!
例えば、一番分かりやすい店舗で言えばファミリーマートのTポイントです。
買物をした後にTカードを提示すればTポイントが貯まりますが、クレジットカードと電子マネーを併用すればポイントを3重取りすることができます。

一回の買物では大したポイントは貯まらないかもしれませんが、これを日常的に繰返していると本当に馬鹿にならないくらいのポイントがザクザクと貯まっていきます。
サイン要らずでサッと買物ができて、しかもお得に買物ができるので、小額の支払いに向いているのは電子マネーなのです。
メリット③:残高が確認しやすい

プリペイド形式のものは小額で細々使用してもレシートで残高が確認できるという利点があります。
クレジットカードで支払った場合は購入したものの金額は表示されますが、今自分がいくら使っているかの詳細を知るにはクレジットカードの会員サイトから利用明細を確認する必要があります。
月に1回や数ヶ月に1回程度の高額な商品なら自分で覚えておくことができますが、何気ないちょっとした小額の買物をいちいち覚えておくのは至難の業でしょう。
クレジットカードで失敗しやすい人は、お金を使った感覚が薄くなりバンバンとクレジットカード決済してしまって支払いが高額になるケースがほとんどです。
電子マネーの場合は残高がキチンと表示されるので「残高はあと○○円なんだな」と毎回確認することができ、自分で意図的に出費を抑えたりしてコントロールしやすいというメリットがあります。
メリット④:おサイフケータイ対応の電子マネーだとカードすら必要ない

電子マネーはおサイフケータイに登録して利用すればカードすら持つ必要がなくなります。
ケータイひとつ持って街に出てもお買い物ができるという手軽さです。
ちょっとしたコンビニでの買物でも財布やバッグは不要でケータイ1つあれば買物ができてしまいます。
「おサイフケータイ?何か難しそう…」と最初は抵抗があるかもしれませんが、利用方法は超簡単です。
- Step1:おサイフケータイのアプリをダウンロードする
- Step2:利用したい電子マネーを選ぶ
- Step3:電子マネーごとの設定方法を参考にして初期設定をする
- Step4:支払いをするときに「おサイフケータイで!」と店員さんに伝える
たったこの4Stepでおサイフケータイを利用することができます。

さすがに海外旅行や好きな人とのデートの際には財布やクレジットカードを持っていた方がいいですが、ちょっとした買物の場合は電子マネーのおサイフケータイを利用していれば身軽に、スピーディーに支払いを済ますことができます。
電子マネーが小額利用に便利な理由まとめ
キャッシュレス社会になってきているのでもちろんクレジットカード支払いでもOKですが、電子マネーのメリットとクレジットカードのメリットを比較すると下記のようになります。
項目 |
クレジットカード |
電子マネー |
支払い |
サインor暗証番号が必要 |
ワンタッチで完了 |
利用額 |
高額なので使いすぎる可能性がある |
小額でレシートで残高が確認できる |
ポイント |
クレジットカードのポイントが貯まる |
チャージをクレジットカードですれば
ポイントの2重取りが可能 |
携帯性 |
薄くて軽いので便利 |
おサイフケータイにすればカードも必要なし |
カード発行 |
18歳未満は発行不可
審査が必要 |
誰でも発行可能
※種類によって年齢制限があるものもある
審査不要 |
クレジットカードには盗難・紛失補償が付帯していたり、ショッピング保険という購入した商品についての補償も付帯している場合があるので高額商品を購入する際にはクレジットカードを利用しましょう。
また、クレジットカードはリボ払いや分割払いなど、購入した商品の金額を少しづつ支払うという支払い方法も選択できるので、完全に高額商品の購入に向いています。
クレジットカードVS電子マネーではなく両方持っておくべき!
結論をいうと、小額支払いは電子マネーで、高額商品はクレジットカードで支払うということで「どっちを持つべきか?」という話ではありません。
両方所持して使い分けるのが一番賢い方法です。
特に電子マネーは発行元の加盟店でしか利用することはできないので、「どこでも使える!」というワケではありません。
利用できる店舗だけでいうと、電子マネーよりもクレジットカードの方が優秀です。
しかし、だからといってクレジットカードで駅の改札などは通れないですよね。そんな場合は電子マネーを利用するべきです。
電子マネーへのチャージをクレジットカードでしていれば、結局クレジットカードを使っていることになるのでポイントも貯まるうえに電子マネーでスピーディーに決済できるという、まさに”良いとこ取り”なので、一番のオススメは両方を所持して利用するということです。
2.キャッシュレス化は進む!電子マネーが導入されている理由
この記事を読んでいる方の中には「現金じゃダメなの?」と思っている人もいるはずです。
もちろんダメなワケではありません。
現金は目に見えて分かりやすいですし、未だに日本は現金での支払いの方がクレジットカードや電子マネーでの支払いよりも多くなっています。
経済産業省のまとめによると、民間消費支出に占める日本のキャッシュレス決済の比率は約18%です。
「18%って低いの?高いの?」というと、外国に比べて圧倒的に低くなっています。
この事態を受けて日本政府は2014年から「キャッシュレス化社会」に向けての取り組みを強化し、安倍晋三政権では2020年までに環境を整備し、10年間でキャッシュレス決済を18%から40%まで引き上げることを目標として掲げています。

※参照:2017/5/31 日本経済新聞 電子版
つまり、これから絶対にキャッシュレス社会は進んでいくということです。
「なんで!?現金でも不便じゃないのに!」という方もいると思いますが、世の中的には現金は不便であり、日本の経済成長の足を引っ張ってしまっているのです。
ではなぜキャッシュレス化が進むのか?
その理由をご説明します。
理由①:キャッシュレス化は利用者の生活を快適にする

まず、キャッシュレス社会になるとカード利用者がお得になる点をご紹介すると下記のようなものがあります。
キャッシュレス化社会のメリット:カード利用者
- 現金を持ち歩くリスクが減る(盗難・紛失補償が利用できる)
- 高額決済でもリボ払いや分割払いで無理なく支払える
- 現金を引出す手間が省ける
- 現金を引出す際に発生する手数料を節約できる
- カード利用によってポイントが貯まる
- クレジットカードの場合、利用履歴が確認できるので家計が管理しやすい
- 支払いがスムーズになり時間の節約になる
- クレジットカードの付帯サービスが受けられる
上記のように金銭的メリット、時間的メリット、精神的メリット、安全性、さらには付帯サービスを受けられるという確実に利用した方が良いメリットが盛りだくさんなのです。
例えば「クレジットカード取引の安心・安全に関する世論調査(2016年)」によればクレジットカードを利用しない人が何故クレジットカードを利用しないのか?というと
- 「日々の生活においてクレジットカードがなくても不便を感じないから(55.4%)」
- 「クレジットカードの紛失・盗難により、第三者に使用されるおそれがあるから(41.3%)」
というのが大きな理由になっていますが、クレジットカードのことをキチンと理解していればこれらの不満はないはずなのです。
クレジットカードは100%盗難・紛失補償が付帯しているので、もし不正利用されたとしてもカード会社が損害額を負担してくれます。
一方で現金の場合は落としたらそれで終わりですよね。現金自体に価値があるので、現金の方が持ち歩くリスクがあるのです。
この事実を知っている人が徐々に増えてきて「あれ?もしかしてクレジットカードの方が安全で便利なんじゃない?」と気づき始め、キャッシュレス化に対応している人は増加してきています。
総務省の「家計消費状況調査」によると、電子マネーを利用した人がいる世帯の割合は2010年の27.4%から2014年にはなんと40.4%にまで増加しています。

理由②:電子マネーで支払ってもらうとお店側にもメリットがある

クレジットカードや電子マネーを利用することで得するのはカード利用者だけではありません。
アルバイトや仕事でレジやお会計を行なった人は分かると思いますが、キャッシュレス決済をすることは店舗側にも馬鹿にならないメリットが多いのです。
キャッシュレス化社会のメリット:店舗
- 支払いがスムーズに終わることでお客さんの回転率が上がる
- 細かい小銭を大量に用意する必要がない
- 現金を大量に保有しないことは強盗などの犯罪対策になる
- カード決済に対応することで高額商品を買ってもらいやすくなる
- カード決済に対応しているとお客さんに来店してもらいやすい
- 決済情報をデータ化できるので手入力などの手間が省ける
- 効率化が進めば人件費が削減できる
クレジットカード決済に対応している店舗は「カード決済の加盟店にしてください!」という形でクレジットカード会社に手数料を支払っています。
つまり、店舗側からすると、上記のようなメリットがあり売上げのUPや人件費の削減、労働状況の改善などが見込めるため手数料を支払ってもカード決済を導入したいのです。
日本ではあまり実感が無いと思いますが、アメリカや中国などでは約半数の人がキャッシュレスで日常を過ごしているので、小さな個人経営のお店でもクレジットカード決済に対応しています。
先ほど紹介したデータでも分かる通り、消費者のキャッシュレス決済の割合が増えてきているので、必然的に比例してもキャッシュレス決済に対応する店舗も増えてくるのは一目瞭然です。
理由③:キャッシュレス化すると国にもメリットがある

3つ目はカード利用者でも店舗側でもなく、国全体にメリットがあるという理由です。
安倍総理大臣や経済産業省が何でキャッシュレス化社会を推進しようとしているのか?というと、下記のような理由があります。
キャッシュレス化社会のメリット:国全体
- 支払いデータが残るため、脱税する違法者が減る
- 今まで脱税されていた分の税収が増える
- 観光客が日本に来てショッピングしやすくなる
国に対してメリットがあるというのはキャッシュレス化が進む理由としては強烈な裏付けになります。
クレジットカード会社や店舗が「クレジットカードを広めましょう!」といってもそれはあくまでも努力目標ですが、国が「キャッシュレス社会を推進していきます」と名言するのは言葉以上の強力な力があります。
その理由の一つ目が、現金決済による脱税の防止です。
現金の場合、手渡しが可能なので「誰が誰にいくら渡した」などの決済を粉飾することが用意にできてしまいます。
例えば法人税のような会社の利益に対してかかる税金は売上げが低いほど、税金で持っていかれる金額が低くなりますよね。
そうすると、脱税を考える人は、出来るだけ売上げを低くして税務署に申告したいのです。
その際に支払いの履歴がデータ上で残っていたら誤摩化すことはできませんが、現金だと誤摩化すことができます。

皆さんは年間にどれだけの金額が脱税されているかを知っているでしょうか?
国税局査察部が発表したデータによると2016年度の脱税総額はなんと約161億円です。

※記事参照:朝日新聞デジタルより
つまり、キャッシュレス化社会にすれば、全部とは言わないまでもこれらの脱税を防止することができるのです。
そりゃ国主導でキャッシュレス社会が進められるよなというような内容ですよね。
極端な話をすると現金を使い続けるのは、不便ではないにしてもデメリットが多すぎるのです。
そしてもうひとつの理由は外国人観光客です。
先ほども紹介しましたが、日本は世界全体から見るとキャッシュレス社会後進国です。
日本、アメリカ、そしてイギリスの決済手段については下記の通りです。

参照:クレディセゾン社決算資料

参照:クレディセゾン社決算資料

※参照:英国資金決済協議会(UK payments council)
アメリカやイギリスではクレジットカードやデビットカードが普及していますが、日本は圧倒的に現金や銀行振替といった原始的な支払い方法の比率が高くなっています。
つまり、クレジットカード払いが当たり前な国の人たちが日本に観光しにくると「え!?クレジットカード使えないの!??」というシーンが数多く見られます。
海外に行ったことがある人は分かると思いますが、海外で日本円を外貨に両替すると手数料が発生して損します。
ただ買物したいだけなのに、手間が掛かるうえにお金を取られるなんてバカバカしいですよね。

海外旅行客も日本に来てこう思うのです「なんでクレジットカードに対応してないんだ!両替は手数料が掛かってバカらしいのに!」。
そうすると、クレジットカードに対応していない店舗では商品の購入をやめてしまうのです。
2020年には東京オリンピックが控えているため、外国人観光客が来日するのは目に見えていますよね。
なので政府はこのチャンスを逃すまいと、海外旅行客が気持ちよく日本を観光してもらえるように、日本社会のキャッシュレス化を急ピッチで進めているのです。
【個人的な話】グアム、フランスでクレジットカード決済した方が安く済んだ話
下の画像は、2017年10月にグアムに行って、クレジットカード決済した時の明細書です。

明細書には【1ドル=114.196円】と記載されています。(2017年10月13日利用)
この時、一応現金も持っておこうと思い、空港の両替所で円をドルに両替したのですが、その時のレートが【1ドル=117円】でした。
クレジットカードで支払いしたほうが安くなったんです。たった3円の差と思いますが、380ドルの買い物をしているので、現金で買うよりも約1200円ほど安く購入できています。

こちらも同じですね。グアムでクレジットカード利用した時です。2~3日後に利用したので若干レートが変わってますが、それでもほとんど差はありません。
現金で買うよりもカードで買った方が安くなってます。

こちらは2017年12月にフランスに行ったときのカード明細です。
日によって若干の差はありますが、【1ユーロ=約135円】となっています。
この時も同じように空港で円をユーロに両替したのですが、その時のレートが【1ユーロ=138円】でした。同じように3円の差がありました。
この3円の差で両替所は利益を得ているのだと思いますが、この明細だけでも、合計で621.4ユーロ使っているので、約2000円ほどの差が生じています。
現金に交換する手間がかかるし手数料取られるので割高になる。だったらクレジットカード払いで済ませたい。でも日本はカード決済未対応の店舗が多い。
海外ではカード払いが当たり前になっている状況の為、これでは大きな機会損失を生んでしまってますね。もったいない。
まとめ
電子マネーやクレジットカードが普及するのは現金払いのデメリット、つまり”ダメな部分”を払拭するためのものです。
イメージで例えるなら、クレジットカードや電子マネーは現金が進化したもので、ポケベルがケータイやスマホに進化しているようなもの。
スマホも登場当時は「何か使い辛そう…」と言ってガラケーのままの人が大半でした。
クレジットカードも同じようなもので、使い慣れた現金からクレジットカードに変えるのは不安なのです。
しかも、それは根拠があるわけではなく、「何となく」という人がほとんどです。
紹介してきたように、現金のデメリットである部分が払拭され
-
- 小銭を持つ必要がなく支払いがスムーズにできる
- 落としても、不正利用されても補償が付帯しているので安心
- 使うだけでポイントが貯まってお得
- カードに付帯しているサービスが利用できる
etc…
というメリットがキャッシュレス化にはあり、今後はこの流れは確実に大きくなっていきます。
例えば未だにガラケーを持っている人は、スマホでできる機能が使えないため、周りから置いてけぼりにされていますよね。
LINEやFacebookもスマホの方が多くの機能を利用することができます。
クレジットカードも同じです!
これからの時代は現金を利用し続ける人は、カード決済を利用する人と比べると確実に取り残されて、損をしていきます。
「現金を持つな!」というワケではなく、クレジットカードや電子マネーの利用に慣れておくのは、コレからの時代は必須のスキルです。
時代に取り残されないためには早めに発行しておくべきです!

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