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年末年始の天気 日本気象協会発表

2017年12月27日 18時37分

徳田 留美徳田 留美
[日本気象協会本社]気象予報士

26日、日本気象協会は年末年始の天気傾向を発表。日本海側は三が日、再び大雪に警戒が必要です。太平洋側は大みそかは一時雨。元日から天気が回復しますが、にわか雪の所も。

☆年末年始の天気傾向 年明けから冬型強まる☆

年末年始(12月29日~1月3日)の日本付近は、12月29日(金)までは冬型の気圧配置が続きますが、12月30日(土)は緩むため日本海側の雪や雨は弱まり晴れ間の出るところもあるでしょう。12月31日(日)は、低気圧や気圧の谷の影響で雨や雪の降るところが多い見込みです。低気圧が通過した1月1日(月)は、西から冬型の気圧配置となって強い寒気が南下するでしょう。このため、西日本の日本海側から雪が次第に強まり、3日(水)にかけて、東日本・北日本の日本海側でも大雪となる恐れがあります。今後の気象情報には細心の注意が必要です。

また、2日(火)は、強い寒気の影響で太平洋側でも雪の降るところがある見込みです。交通への影響も懸念されますので、Uターンなどは交通情報で通行規制等を確認してからの行動をお願いします。気温は、年内は厳しい冷え込みはありませんが、年が明けると強い寒気の影響で西日本から厳しい寒さとなるでしょう。

☆各地域の天候のポイント☆

【北海道、東北、北陸、西日本の日本海側】
・29日(金)までは雪ですが、30日(土)は冬型の気圧配置は緩み晴れ間の出るところもあるでしょう。31日(日)は、低気圧の影響で雨や雪が降る見込みです。1月1日(月)は、西から冬型の気圧配置が強まるでしょう。強い寒気が西日本から流れ込むため、1月1日(月)は山陰地方の山沿い、2日(火)以降は東北から山陰地方にかけて大雪に警戒が必要です。

【関東以西の太平洋側、四国、九州】
・30日(土)までは晴れますが、31日(日)は低気圧や気圧の谷の影響で一時雨が降るでしょう。1月1日(月)は、西から冬型の気圧配置となるため、初めは雲が多いですが次第に晴れる見込みです。2日(火)は、強い寒気の影響で東海地方や西日本ではところによって雪が降るでしょう。冬用タイヤの装着や滑り止めの携行をお願いします。
・元旦は雲が多いですが、雲の間から初日の出が見られる可能性があります。

【奄美・沖縄(南西諸島)】
・この期間は寒気や湿った空気の影響で雲の多い天気が続くでしょう。

※最新の気象情報は日本気象協会の天気予報専門サイト「tenki.jp」https://tenki.jp/ でご確認ください。

(2017年12月27日 18時37分)

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