成人式で大暴れ 北九州市“住みたい田舎1位”の摩訶不思議
今年も北九州市には金髪リーゼントの男と、胸をはだけた花魁姿の女性があふれていた。
成人式の式典を見て眉をひそめた大人は多そうだが、そんな北九州市が「田舎暮らしの本」(2月号)の“住みたい田舎”の総合1位(都市部門)に選ばれたのだから分からない。ちなみに、同誌は人口10万人未満のランキングも発表しており、1位は南アルプスを望む北杜市(山梨県)だった。
北九州市といえば、福岡県警を挙げての撲滅作戦で弱体化こそしているものの、“武闘派ヤクザ”工藤会の本拠地だ。新成人のガラがちょっぴり悪いのも何となく納得できる。
なぜ、そんな北九州市が1位なのか。
「北九州市は、市外からの移住を応援しており、最大50万円の補助金があります。昨年度は計134件に支給されました。本年度はとくに20代、30代の移住促進を応援していきます」(同市住宅計画課担当者)