※「フェル先生のさわやか人生相談」では、フェル先生に相談したい質問を募集しています。辛辣な回答も受け入れられる勇気のある方、フェル先生に叱咤激励されたい方は、専用フォーム(匿名可)からご応募ください。
別れたほうがいいと、わかってはいるけれど……。
はじめまして。誰にも相談できない悩みですので、どうかフェル先生にご助言頂きたく応募いたしました。
先日、2年半ほど付き合った彼氏が、女子高生への強制わいせつ罪で逮捕されてしまいました。あまりのことにショックで頭が真っ白になりました。
彼とは以前の職場で知り合いました。知り合ったころ、彼は既婚者でした。まだ小さい息子さんがいて、奥さんが鬼嫁で束縛がひどいと聞かされていました。端正な顔立ちに渋くて色気のあるいい声で、言葉巧みに女の子が喜ぶことをさらっと言える彼に惹かれてしまいました。私は学生時代から付き合っていた彼氏がいましたが、気持ちが傾いてしまい、結局別れてしまいました。
そのうち離婚が成立して、奥さんが子どもを引き取りました。彼に何度も誘われるうちに身体の関係から始まり、交際することになりました。うちは親が厳しいし、バツイチ子持ちで派遣の安定しない仕事をしている彼とはまず結婚できないし、結婚したとしても幸せにはなれないと思っていました。それでも身体の相性が良すぎて離れられず、何度も別れては戻ることを繰り返してきました。
半年ほど前、お見合いで知り合った人と結婚を決めようと、彼とは別れました。しかし宗教絡みの問題でその人との結婚は叶いませんでした。寂しさに負けた私はまた彼に連絡を取ってしまい、関係を戻してしまいました。事件はその別れている間に起こったようです。
行き場のない欲を我慢できなかったのかもしれません。まさか犯罪者になってしまうなんて。被害者が精神的苦痛を訴えている限り許される行為ではありません。欲を抑えきれない依存症のようなものなら、同じことを繰り返す確率も高そうです。こんなことをする彼でもまだ好きな気持ちが消えないことが逆に辛いです。別れた方がいいのは明確で、他の人に目を向けたいのに、それができません。彼から離れられる気がしません。
今後、他の人を好きになって幸せな結婚をすることはもう無理なんだろうか。彼と結婚をしないまま今の関係を続けて年を取っていくのだろうか。そう考えると目の前が真っ暗になります。彼がいつ釈放されるかもわかりません。この期間をどう過ごせばいいのか、やり場のない気持ちをどうにもできずに誰にも言えずにいます。どのように乗り越えていけばいいでしょうか。
(28歳・女性・会社員・K.S)
A.なんと、別れては戻ってを繰り返しているクサレ縁の彼氏が、強制わいせつ罪で逮捕されてしまったと。彼氏が薄汚い変質者の性犯罪者だというのですから、あなたのショックはいかばかりか。心中お察し申し上げます。しかし一方で被害者の女子高生とその家族の心の傷は、あなたの何万倍も深いことも知って下さい。そのことを十分に理解した上で私の回答を読んで下さい。
1:職場で女房子供持ちの派遣社員と知り合った。
2:派遣社員は端正な顔立ちで声も渋く女性が喜ぶようなことをサラッと言えるような所謂モテ男である。
3:派遣社員の夫人は鬼嫁で夫婦関係は劣悪である。そんな彼に徐々に心を惹かれていった。
4:あなたは学生時代からの彼氏と別れ、離婚した派遣社員と交際することになった。
5:バツイチ子持ちの派遣社員では厳しい両親を説得することもできず、結婚には踏み切れない。とはいえセックスの相性は抜群なので、ズルズルと関係を続けていた。
6:このままでイカンと別れる。そしてすぐに寂しくなり復活する、の繰り返し。
7:30歳も見えてきたし、そろそろケリを着けねば、と以前から勧められていたお見合いを敢行。見合い男性との結婚を決意し、派遣彼氏との爛れた関係に終止符を打つ。
8:ところが見合い男性は熱心な新興宗教の信者であることが発覚。このまま結婚したら、結婚式の祝い金を丸ごと宗教団体に寄進するのでは、とビビり、その男性とも別れる。
9:寂しくなり結局例の派遣彼氏とヨリを戻す。
10:やっぱりこの人がえーわーとセックス三昧の日々。
11:彼氏強制わいせつの罪でタイ━━━━||Φ|(|゚|∀|゚|)|Φ||━━━━ホ!!
12:あたしはこれからどうしたらいいのでしょう。もう結婚とかできないのでしょうか。そうだ、フェル先生に聞いてみよっと(イマココ)。
ああ、あなたはなんと業の深い人生を送っておられるのでしょう。
しかし何ともタイムリーなお悩み相談が来たものです。昨年の7月に刑法の性犯罪規定が改正されて、強姦と強制わいせつに対する規定がうんと厳しくなったのです。
強姦罪という名前は強制性交等罪に変わり、女性だけでなく、男性も対象になりました。 今までは男性が男性に無理やりカマを掘られたり、オバサンに犯されたりすることは対象外だったのですが(結構有るのです)、改正以降はこれも強制性交等罪に当たるようになったのです。
また、フェラチオや肛門性交は「強制わいせつ」に当たり、より罪の重い強制性交等罪が適用されなかったのですが、これからは膣への挿入だけでなく、ムリフェラもカマ堀リも強制性交等罪に当たるようになるのです(というか、今までは、膣への挿入が無ければなかなか“強姦”とは認められなかったのですね。明治時代から100年以上も変わらなかった、時代に則さないバカな法律です)。また、親告罪から非親告罪になったことも大きなポイントです。今までは被害者が告訴をしなければ、警察に捕まることもなかったのです。刑罰が懲役3年以上から5年以上へ伸びたことも大きいです。
ザックリ言うと、性犯罪規定はものすごく厳しくなりました。放送局OBの偉い人なら話は別ですが、一般人で不起訴になることは(被害者との示談が済まない限り)ほぼ不可能です。起訴されれば、そのまま懲役です。刑務所にブチ込まれ、前科者の烙印が押されます。
無論犯罪者にも人権はあり、更生の道を閉ざすべきではありません。ですが、その男の更生を助けることは、あなたの役目ではありません。犯罪者とはスッパリと縁を切るべきです。
「この期間をどう過ごせばいいのか、」ってあなた。この期間とはどういう意味ですか? 彼が刑務所から出て来るまでの間ですか。バカなことを言いなさんな。これから5年も喰らい込む、いたいけな女子高生の青春を台無しにしたようなクズはすぐさま切り捨てなさい。彼がいつ釈放されるかは、最早あなたの知ったことはありません。彼のことはきれいサッパリ忘れて下さい。
「どのように乗り越えていけばいいでしょうか。」
最後にこの質問にお答えしましょう。忘れる努力をなさい。彼のことは記憶から消し去る努力を全力でなさい。ふとした時に思い出したりしたら、バツとしてその場で腕立てを10回する習慣を着けなさい。あなたはまだ若い。セックスだってそう多くの人とはしていないでしょう。5人だか10人だか知りませんが、たかだかの人数で「彼が最高」なんて言うのは早とちり以外の何物でもありません。もっと身体の相性の良く、あなたのことを幸福にしてくれる男性は必ず現れます。
快楽に身を任せ、業火に焼かれて悦楽の中で死んでいくのも人生ですが、不幸な老後を迎えることになりましょう。強制わいせつ男との2年半は、「若気の至り」と笑い飛ばせる日が必ずやって来ます。「忘れる努力」。これが肝心です。
フェル先生のお言葉
正月休みは、小浜島の「はいむるぶし」で過ごしました。生憎の天気でしたが、非常に快適な時間でした。日本にもこんな素敵なリゾートが有るのかと感嘆いたしました。楽しかったです。みなさまお悩みのところ、本当に申し訳ございません。