こんにちは。
テレビっ子のポロロッカです。
さて、そんなテレビっ子の僕には少しツライ世論ではありますが、世間では最近「テレビはオワコン」といった定説が唱えられています。
一体どうしてそんなこと言われるようになったのでしょうか?
その原因はおそらく、いや確実に、
どのチャンネルでも同じことばかりやってるから
というのが大きいと思います。
ドラマには同じような顔ぶれが立ち並び、
バラエティはお笑いとドッキリとモノマネ大会ばかり、
そしてなにより、
ニュースに至っては 報道内容はノンフィクションのことなのでその類似性は顕著です。
これでは視聴者が不満を抱くのも仕方のないことです。
なぜ、テレビのニュースはどのチャンネルも同じことしか報じないのでしょうか?
テレビが同じことばかり報じる背景
ネットの普及に端を発する広告媒体の多様化により、テレビコマーシャル費用の相場も減少してきている今日この頃。
それにより、これまでに増して限られた少ない予算の中で番組を制作しなければいけないようになりました。
そのためには、素材・題材を使い回しして、コストパフォーマンスを良くしていかなければいけません。
それが「どのチャンネルも同じニュースを報じている大きな原因」のように感じます。
最近では、Twitterで注目を浴びている動画付きツイートに対して、ニュース制作会社から使用許可依頼が直接返信されていたりするのもよく見かけます。
あれは安価(というかむしろ無料)で素材を得られるのでニュース制作側からしたら超お得ですし、
それゆえ色んなチャンネル・番組で使い回されてしまうのかもしれません。
その結果、「どのチャンネルも同じ」現象には拍車がかかっているように見えます。
視聴者が変わるなら同じことばかりでOK?
しかし、テレビのニュースが同じことばかり報じることに対して、
『観てる人が時間帯・見る局によって変わるから、ずっと同じことを報じ続けてもいいのでは?』
という意見をよく耳にします。
朝のニュースは朝しかテレビを観ない人に向けて作られているし、
昼も、夕方も、夜のニュースも「その時間帯しか観ない」といった人に向けたものと言えます。
だから、一見 同じことを報じ続けることに意味はあるように感じるわけです。
しかし現実は「同じこと報じ"すぎ"」なのです。
長い時には数週間にわたって、同じニュースをどの局も延々と報道しています。
ということで、何回ぐらい報じるのがちょうどいいのかを計算してみました。僕、理系なので。
何回報じるのがちょうどいい?
そのためにまず、ニュースの平均視聴率について調べてみました。
平日の朝なら2ケタとれていたらすごい、昼は2ケタならいい方、夜は2ケタは当たり前、15ぐらいならいい方、20越えていたらすごくいい
(出典:視聴率の良し悪し)
この情報と、その他具体的な視聴率のデータをもとにして、ニュース番組の時間帯別平均視聴率を
- 朝(5時〜11時)→5%
- 昼(11時〜17時)→7%
- 夜(17時〜23時)→13%
と仮定します(23時〜5時はテレビショッピングか海外映画しかやっていないし、そもそも観る人がほぼいないので考慮から除きます)。
それらの平均をとって、ニュース番組の平均視聴率は
8.3%(分数表示で1/12)
と求まりました。
この視聴率において、n回報道されたときにその報道を目にした人の割合は
1-(1-1/12)^n
と表現できます。
日本国民のうち、15歳〜64歳の人に伝わった場合 十分に報道されたものだと定めると、15歳〜64歳の人の割合は60.3%(人口推移(2017年10月1日現在)より引用)なので、ひとつの式にまとめて
1-(11/12)^n ≧ 0.603
を満たす最小のn回報じれば、そのニュースは十分に国民に行き渡ったとなるわけです。
そんなn(整数)をExcelタカタカッターンして求めた結果、
∴ n=11(回)
というわけで、日本においてニュースは11回報道すれば十分ということが計算によって求まりました。
まとめ
しかし、最近のテレビ番組は合計11回どころか、全局を合わせれば「同じニュースを11回」など1日足らずで満たしてしまうでしょう。
そして少し話題になったニュースは1週間以上延々と報道します。
そりゃあ耳にタコができてしまい、「テレビのニュース番組しつこい!」と言われてしまうのも仕方のないことのように思えますね。
ネットニュースやYouTubeなどの媒体が力を付けてきている今、テレビ番組が「オワコン」にならないためには しつこくしすぎないことにもう少し注力してほしいと思います。
以上、テレビっ子がテレビ業界に求めることでした。
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【執筆者】
ポロロッカ
関西在住の理系大学生ブロガー。個人ブログ『ポロロッカの卵』では、新たな視点から物事を見つめ直す"新感覚考察"を始めとした記事を執筆している。なお本人は卵が特別好きなわけではないがノリと勢いだけでこのブログタイトルに至った。そういう人間である。
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