こんにちは、神奈川県を中心に店舗開発しているT・G・Yです。今回は桜木町駅から日の出町の間にある野毛エリアの飲食店事情をお伝えします。
大衆酒場の宝庫!奥野毛ってどんなところ?
「野毛」エリアは神奈川県横浜市・桜木町駅と日の出町駅の間に位置し、800軒程の飲食店がひしめき合う、ノスタルジックな雰囲気が漂う飲み屋街。
京急本線の三崎口方面に横浜駅から2駅、品川駅から25分程の場所に位置しています。2017年の情報によると、一日に27,873人と京急全体でも屈指の乗降客数です。
≪野毛周辺マップ≫
奥野毛エリアに定義はありませんが、桜木町駅の方面からみて、野毛地区のちょっと奥。正確に言うと、宮川町周辺も奥野毛エリアと称されているようです。飲み屋街として有名な野毛と比べる見劣りする気がしますが、このエリアも負けず劣らず、飲食店の多い人気地域です。
大衆酒場のほかに、カフェやバーなど落ち着いてすごせるお店も多く、奥渋谷などに代表されるような、大人な雰囲気のある地域です。
※2018年1月12日14:00 奥野毛エリアの情報を追記しました。
桜木町まで歩いていける!人気高まる野毛エリア
日ノ出町駅から近いことに加え、出店需要がかなり高くなっている野毛エリア。桜木町駅・関内駅共に歩いて向かえる場所にも位置しており、その利便性の高さから世帯数が年々増加しています。
平日はスーツ姿の方が多くいるエリアですが、休日となると近隣住民の姿が多く見られます。
野下周辺は居酒屋・バーなどが多かったのですが、近年は飲食店も多様化し、平日・土日問わず20代~30代前半の若い男女の姿も見受けられます。大衆系居酒屋・立飲み系居酒屋、特にホルモン焼きや串焼き、焼き鳥が人気で、さまざまな年代の人たちで賑わっています。
元祖横丁?老若男女が行き交う魅力がある
218号線を挟んだ駅の反対側には「みなとみらい」を代表とする大型商業施設や、高層のランドマークが多くあります。
「野毛」と「みなとみらい」対照的な魅力のあるエリアですが、野毛に温かみを感じるのは、文化的背景の残る地域性が影響しているようです。この地は戦後の焼け野原に闇市や露店街ができ、いつしか庶民の憩いの場になったとされています。その場所が時代の移り変わりと共にその役割も変化し、いまでは交流の場として親しまれています。
真新しいビルに人口的につくる横丁がブームをけん引していますが、野毛地域も横丁ブームにひと役買っているといってもいいでしょう。老舗の飲食店と大手チェーンが統一感もなく立ち並ぶ野毛の街は、混沌(こんとん)とした印象を受けますがどこか自然。レトロな情景が中高年にはどこか懐かしく、若者には新鮮な印象を与えるようです。
昔ながらの文化を尊重しながら、チェーン店など新たな風も相まって、独特な雰囲気が残るこの街。野毛の横丁に魅力を感じるのも無理はありません。
野毛エリアまとめ
交流が薄れてきたと嘆かれる昨今にも、肩と肩を寄せ合いお酒を酌み交わす場所が多くありました。周辺で開業をお考えの方は、こういった地域性を考慮していく必要がありそうです。
・日ノ出町、桜木町、関内の3つの駅へアクセスしやすく、人の往来が多いエリア。
・平日の夜は、7-8割の集客率。
・多種多様な客層が、交流の場として活用している。
・居酒屋業態を中心に19時過ぎには満席の店舗が多くある。平日は1~1.5回転、休日は周辺住民や行楽客をターゲットに1.5回転は見込める。
・24時以降営業の店舗は多くなく、夜遅くまで営業している店舗でも26時まで。
【人気の飲食店】
・〇う商店…有限会社楽し屋本舗が運営する人気店。横浜駅に姉妹店が3店舗。サラリーマンを中心に連日満席。地魚を使った料理がウリ。平均客単価は3000~4000円。
・和来…他業態含め関内・桜木町エリアを中心に神奈川県で約22店舗運営している中央立花グループのお店。海鮮系を中心とした大衆系居酒屋。平均客単価は2000円~2500円
・最寄駅 桜木町駅5分 日ノ出町駅2分
・住所:横浜市中区宮川町2-55
・階数1階 / 面積17.96坪 59.40㎡
・保証金3,500,000円
・礼金2ヶ月
・賃料・共益費:350,000円・10,000円
・契約期間普通借2年 / 更新料1.25ヶ月
・現状 イタリアンバルの居抜き / 可能用途 重飲食可
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T・G・Y
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