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 審判回避プロジェクト

77裏切り者の「ネバーアゲイン!」

■私達は3月2日、宮崎台国際研修センターの前の路上から、宋総会長及び徳野会長はじめ、全国責任者会議に集まった方々に、声明文を発表された郭教会長のような良心の痛みは感じないのですかと、訴えました。1月17日にはこの研修センターに700名もの責任者が集まっていました。その時の会議での宋総会長のメッセージが、「世界家庭」3月号に掲載されています。その中で、「ネバーアゲイン!」ということを語っておられます。

真理を問う行動35

□宋総会長:愛する全国の責任者の皆さん。私は2017年を新たに迎え、自分自身に常に言い聞かせている言葉があります。それは正に「ネバーアゲイン(NEVER AGAIN!)!」です。「再び繰り返さないようにしよう」という意味の「ネバーアゲイン!」は、イスラエルの人が成人式の日に叫ぶ言葉でもあります。

天の父母様の心情を蹂躙し、恨を残したアダムとエバの堕落。血気を我慢できず、人類初の殺人を犯したカインの行動。ノアと心情一体化できなかったイスラエル民族の失敗。アブラハムの象徴献祭の失敗や、モーセと一つになれなかったイスラエル民族の失敗。百二十歳まで、天の父母様の願いに従って、イスラエル民族をカナンに導こうとしたモーセの最後の血気。メシヤとした来られたイエス様を信じなかったユダヤ人と、イエス様を売り渡したイスカリオテのユダ。このような全ては「ネバーアゲイン!」です。絶対に再び繰り返してはなりません。

皆さん、アメリカやヨーロッパの大聖堂を見たことがあるでしょう。不思議なことにその多くは屋根の上に鶏の形の風見鶏が飾られています。この鶏が象徴するのは、イエス様が連行されていった大祭司の家で鳴いた鶏です。「鶏が鳴く前に、あなたは三度わたしを知らないと言うだろう」(マタイ26:34)というイエス様の予言どおり、三回も否定したペテロと同じ不信仰を繰り返さないという、「ネバーアゲイン!」の誓いとして、後代のキリスト教徒達が作った装飾です。

このように聖書の歴史の中にも多くの過ちや失敗がありましたが、私達も同様に、二十年以上前に出発した家庭連合のパラダイムについて、完全に真の父母様と一つになれず、意味を十分に理解できないがゆえに、真の父母様にこの地上で侍る中で迎えるはずだった天一国の大きなチャンスを逃してしまいました。その失敗を、今日、私たちは「ネバーアゲイン!」、決して繰り返してはならないということです。皆さん、一緒に叫んでみましょう。「ネバーアゲイン!」(2017.1.17宮崎台国際研修センター「世界家庭」2017.3/P.18〜)

■このように、ペテロがイエス様を3回否定した直後に鶏が鳴いた聖書の故事からの教訓を引き、全員に「ネバーアゲイン!」と叫ばせているのです。韓国で何かの会議や式典、催し物があると、そこに必ず宋総会長の姿があるのに、私は感心します。どれほど頻繁に日本と韓国の間を行き来しておられるのでしょうか。すなわち、それほどお母様とお会いされているということなのですが、それだけに、お母様の実体は誰よりもよくご存じのはずなのです。このメッセージで、次のことも語っておられます。

イスカリオテのソン

□宋総会長:私たちは今、霊界にいらっしゃる真のお父様と一心、一体、一念、一和を成して、私たちを実体的に導いておられる真のお母様に侍り、摂理を進めています。特に昨年、お母様は二度にわたって計十二日間、日本を訪問してくださり、日本の全ての活動報告を受けられて、指導してくださいました。このような、真のお父様と一つになられた真のお母様の知恵とリーダーシップの結果として、母の国、日本が真の父母様の愛と祝福をたくさん受けた一年でした。(2017.1.17宮崎台国際研修センター「世界家庭」2017.3/P.20)

■お母様はお父様と一心、一体、一念、一和を成して、一つになられていると述べておられますが、これは全くの嘘です。お父様を否定されているお母様であるということを知った上で、なお、お母様を持ち上げる人は、お父様を不信している人であると断言することができます。お父様を絶対的なメシヤであると信じている人は、お母様が反お父様であるということが分かったなら、ティモシー・エルダーさんのように、お母様に対する拒絶反応が出て来るのが当たり前なのです。拒絶反応がない、そして、拒絶反応がないどころか、逆にお母様を持ち上げているという人は、完全にお父様への信仰を失っているのです。

お父様を不信するなら、当然のことながら、お母様も同時に不信します。なぜなら、お母様は百%お父様に依存される存在だからであり、お母様が原罪のないメシヤであり、原罪のあるお父様を救ったなどと、お母様持ち上げ派といえども、いったい誰が信じているというのでしょうか。宋総会長も徳野会長もそんな荒唐無稽の話を受け入れて、お母様を持ち上げているのではありません。自分の位置、あるいはお金のために、お母様を持ち上げているのです。

そのように考えてくると、宋総会長の「ネバーアゲイン!」のメッセージは、本当に考えさせられます。「メシヤとした来られたイエス様を信じなかったユダヤ人と、イエス様を売り渡したイスカリオテのユダ。このような全ては『ネバーアゲイン!』です」と、イスカリオテのユダになってしまっているお方がおっしゃっているのです。お父様をメシヤではないと考えるからこそ、何も怖いものがなくなっているのでしょう。そして、全体に叫ばせています。「皆さん、一緒に叫んでみましょう。『「ネバーアゲイン!』」このように、700名が全員で叫んでいる姿を想像すると、喜劇なのか、悲劇なのか…、絶対的な悲劇としか言いようがありません。

この場に能登教会の郭教会長もおられたはずです。この方は、この時「ネバーアゲイン!」を叫ばれたのでしょうか。下の声明文は、この時の出来事がきっかけになったのかも知れません。

□郭教会長:ある日、私は「自分は真実なのだろうか」という質問を自身に投げかけるようになりました。そして、天に与えられた重責を回避してはならず、私自身が真理と正義、そして善なる道の前に真実でなければならないという結論を得ました。正しいことを正しいと言えず、誤ったことを間違っていると言えなかった自分自身に対し、神様と真の父母様、そして真の御家庭に心から悔い改めるようになりました。私を信じてついて来てくださった食口の皆様にも頭を下げて謝罪しなければなりません。(2107.2.21)

■澤田:また、このメッセージの中で宋総会長は以下のように述べておられます。お父様のご聖和を失敗と捉えておられる発言です。このような観点は家庭連合側からは、今まで出ていないと思います。これについて、宋総会長はもっと詳しく、そのお考えを説明して下さる必要があります。

□宋総会長:このように聖書の歴史の中にも多くの過ちや失敗がありましたが、私達も同様に、二十年以上前に出発した家庭連合のパラダイムについて、完全に真の父母様と一つになれず、意味を十分に理解できないがゆえに、真の父母様にこの地上で侍る中で迎えるはずだった天一国の大きなチャンスを逃してしまいました。その失敗を、今日、私たちは「ネバーアゲイン!」、決して繰り返してはならないということです。


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■ プロフィール

澤田地平

Author:澤田地平
1953年長崎県生まれ
6000家庭
サンクチュアリ江戸川教会教会長
携帯:080-3272-0026
e-mail:swdsw5@yahoo.co.jp
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