80悪野貞夫先生…
■飯野貞夫先生(天一国特別巡回師)という777家庭の大先輩がいらっしゃいます。「世界家庭」に2016年3月号から2017年1月号まで10回にわたり、この方の証が掲載されましたので、ご存知の方が多いと思います。2017年3月号には奥様の証も掲載されています。悪名先生の証がたまたま2017年2月号に掲載されていたのが神様の導きであったと思うのですが、この時期、飯野先生が目立っておられたのも神様の導きだと私は考えることにしました。私は飯野先生のメールアドレスを知っていましたので、悪名先生にお送りしたのと同様のメールを送り、「お母様は原罪なし、お父様は原罪あり」、これについていかがお考えでしょうかと回答を求めました。すぐにご返事がなかったので、催促のメールを差し上げたところ、ご返事が来ました。そのご誠意は悪名先生と同じく高く評価したいと思います。以下、そのやり取りです。*****
【飯野先生、澤田地平です】17/02/20 1:59
■澤田:飯野貞夫様、ご無沙汰しておりました。澤田地平です。既にご存じのことと思いますが、私は現在、世界平和統一家庭連合の松濤本部前にて、日曜礼拝が始まる前の時間帯に「真理を問う行動」というのを実施しています。飯野先生の「世界家庭」に10回連載された素晴らしい証を読ませて頂きました。私は飯野先生に大きな期待を持ってこのメールを差し上げます。もう私の用件はご存じだと思いますが、初めから申し上げます。
お母様は2014年7月1日の講話で、「血統転換、私は母胎からなのです。皆さんはそれを信じなければいけません」と語られました。姜賢實先生は、2016年12月21日にペンシルベニアのサンクチャリ教会に文亨進様をお訪ねになりました。そして、ご自分の手記に「ある日、晴天の霹靂のような言葉が聞こえて来ました。オモニは『私は原罪がなく腹中で出生する時から3代が清い純血で出生されたが、アボニムは原罪と共に出生された』と言いました。どんなに理解しようとしても理解が出来ず、数日に渡り苦痛の中、身もだえしました。私の信仰的良心では受け入れることが出来ませんでした」とお書きになりました。
お母様はご自分が無原罪で生まれたとお考えになっておられますが、それに止まらず、お父様は原罪を持ってお生まれになったとお考えになっているそうです。このことは、姜先生がおっしゃる以前に、文亨進様が2015年の1月18日以降の説教で何度も語っておられることです。お母様がご自分が無原罪であるとお考えになるようになったのは、六マリア問題により、お父様には原罪があるとお考えになるようになったことが動機になっているとのことです。お父様には原罪があるという考えが先にあり、その結果として、ご自分には原罪がないという考えが出てきたというのです。
現在家庭連合は、お母様はお父様と完全一体になっておられるのだから、お母様のご発言、お考えはそのまま受け入れるべきであるとして、お母様は無原罪でお生まれになったということを受け入れ、それを教会員に教えています。そして、お父様には原罪があるというお母様の発言に関しては、日本の家庭連合はまだ見解を示していません。
私が行っている「真理を問う行動」とは、このお母様の発言の間違いを、教会員ひとりひとりに問いかける行動です。私は2月5日に行った、「真理を問う行動2.5」で、下記の先輩方の名前を上げ、「お母様が『お母様は原罪なし、お父様は原罪あり』と発言しておられることを知らないでは済まされません、黙っていたら何事もなかったように過ぎ去ることもありません。何かを言うべきです」と訴えました。私のブログ「審判回避プロジェクト」の、「61『真理を問う行動2.5』報告」の中の動画「2017.2.5松濤本部前No.3」をぜひ、ご覧下さい。
https://www.youtube.com/watch?time_continue=351&v=SEqb7grD1B8
□先駆者たち:増田勝1959.12/松本道子1960.4(聖和)/桜井節子1960.9/別府美代子1960.10/小室宏之1960.10/岩井(神山)裕子1960.11/ロニヨン(春日)・千鶴子1961.2/澤浦秀夫1961.3(聖和)/石井(阿部)トミ子1961.6/長谷川(竹内)みつゑ1961.9(聖和)/大野幸子1961.9/松本静永1961.9/藪内ツルエ1961.9/周藤(倉森)薫代(まさよ)1961.9/佐野伊吉1962.3/井上(富岡)恭子1962.4/本多秀雄1962(聖和)/周藤健1962初夏/小宮山嘉一1962.7(聖和)/島田嘉則1962.8(聖和)/久保木修己1962.8(聖和)
□特修第1期参加者(1963.3.1~):石井光治(聖和)/横井勉/星野義雄/宮下昌彦/小山田(岸本)儀子/梶栗(熱海)惠李子/奈田(滝川)寿美子(聖和)/江沢進/江沢(塩野)久子/阿部博行/山路みち子
□430双(1968.2.22祝福):久保木修己(聖和)・哲子
□12双(1969.5.1祝福):井上忠之・恭子/堀展嘉・きくゑ/神山威(聖和)・裕子/周藤健・薫代(まさよ)/石井光治(聖和)・トミ子/横井勉・捷子/桜井設雄(聖和)・節子/小山田秀生・儀子/梶栗玄太郎(聖和)・惠李子/田中光義・千鶴子/阿部正寿・千鶴子/大山高誉(聖和)・方美(聖和)
□既成10双(1969.5.1祝福):秋田道雄・菊子/大野博・幸子/小山浩正・保子/石黒鉦三・花子/門田泰三・ミヨ子/野村健二・晏子/藤本三雄・信子/松山貢三・滋子/本田秀雄・たづ/柳川春大・季順
□777双(日本235双1970.10.21祝福)
□1816双(日本811双1975.2.8祝福)
□特別指名:「世界家庭」2017.2月号に証掲載の神明忠昭・澄江(777家庭)
お母様のご発言で、お母様がお父様を完全に否定されているという信じられない事態が明らかとなりました。お母様はご自分がメシヤであるとまでおっしゃっています。たとえお母様であったとしても、お父様を否定するなら、反キリストにならざるを得ません。日本統一教会の草創期から歩まれた上記の方々は、お父様から直接多くの愛を受けられました。お父様から愛された方々は、それだけ命がけでお父様の為に立ち上がらなければなりません。そうしなければ、統一教会を築き上げて来たその功績が全て無に帰すると同時に、むしろお父様から愛されたその証は、逆に讒訴される条件になるでしょう。
私は飯野先生の10回の証を読ませて頂き、ご夫婦とも(奥様はまた格別ですね)、お父様の愛をお受けになった、777家庭の中でも特別のご家庭だということがよく分かりました。飯野先生は「お母様は原罪なし、お父様は原罪あり」、これについて、いかがお考えでしょうか。ご返事、お待ち致します。
【ご返事お待ちします】17/02/22 6:53
■澤田:飯野貞夫様、澤田地平です。標題「飯野先生、澤田地平です」というメールを、2月20日早朝に差し上げましたが、まだご返事を頂いておりません。そのメールは読まれたことと思います。飯野先生がお忙しくてご返事できないのではなく、ご返事されたくないから遅れているのではないかと思い、このメールを差し上げる次第です。先輩に対して礼を失していると見えるかも知れませんが、私のお願いしていることは、簡単な質問に答えて頂くことだけです。
飯野先生は、この質問にお答え下さらないのでしょうか。「お母様は原罪なし、お父様は原罪あり、これは本当でしょうか。はっきりお答え下さいますよう、お願い申し上げます」
私は、「本当ではありません」というお答えを期待しています。飯野先生が、このお母様のご発言を否定するお答えがないか、あるいはこの問いに対して沈黙を守られるとするなら、それはお母様を擁護するということの表明に他なりませんから、飯野先生は「反お父様」であるということになります。
「お母様が間違っていると思っているけど、自分の今の立場では言えない」ということであっても、それは「反お父様」であると、私はご遠慮なく申し上げます。この問題に沈黙を守ることにより、いつか何とかなるということは絶対にありません。もし、ご自分は反お父様ではないとおっしゃるのならば、上の質問に、「本当ではありません」とはっきりお答えになる以外にありません。
私は「世界家庭」に10回連載された証を通して、ご夫婦としてお父様から素晴らしい愛をお受けになったお方であるということを知りましたが、飯野先生が、お母様がお父様を否定しておられるこの事態をどのようにお考えになっているのか、私を含め、多くの人が強い関心を持って注目しています。この問題に対するご自分の立場を明らかにされる責任があります。もし、ご返事がなければ、飯野先生ご夫妻は「反お父様」であると考えざるを得ません。それでよろしいでしょうか。(尚、このメールは私のブログで公開します)澤田地平
【沢田様】17/02/25 17:23
□飯野先生:沢田地平様 1960年、真の御父母様はご聖婚されました。この時点で真の御父母様は原罪のない立場であったことは、貴兄も受け入れていたことと思います。その後、36家庭はじめとして祝福がずーと行われ、私たちもその恵みに預かりました。「血統転換は心情転換だ」というみ言葉の如く、私たちは生み直されて血統転換をして頂き、原罪のない立場に立たせていただきました。言うまでもなく血統転換は、血液の転換ではなく、心情転換がされていなければなりません。それが、自己を中心とした思いではなく、真の父母の心情と一つになることにあります。
信仰生活は、日々神の心情、真の父母の心情を求めて努力研鑽していく道と思っています。心情転換するには、真の愛の実践が必要であり、他の為に生きる生活が求められます。条件的に原罪が許された立場に立っていても、人間の5%で四つの愛の完全勝利を成せるよう信仰生活が必要です。まだまだ不足だらけの己です。ここにおいて1960年以前の御父母様が、原罪があって生まれたか、いつ無くなったかなどは、誰も証明することはできません。少なくともご聖婚された時点では、原罪がなかったと私は信じています。そうでなければ真の父母として出発することが出来なかったでしょうから。
私たちは父からだけで生まれることもできず、母からだけでも生まれることが出来ません。父母があっての子女の立場です。貴兄が今後も真の愛の心情で、真の父母を慕い、食口達に接して行って下さることを心から祈っています。感謝 飯野拝 23日まで巡回をしていて、貴兄のメールに応えることが出来ませんでしたことをお詫びします。
【Re: 沢田様(澤田)】17/02/25 23:08
■澤田:飯野貞夫様 「飯野、悪いの、どっちだ」(「世界家庭」2016.8/P.77)これはお父様の預言的な言葉だったのでしょうか。飯野先生、悪野貞夫(わるいのさだお)になってしまわれましたね。飯野先生がお父様への絶対信仰を表明され、代わりに全てをお捨てになっても、それは長い時間ではないと思います。なぜなら今の体制はこの先、長くは続かないからです。お母様の間違いはもう誰の目にも明らかになっています。
お母様を擁護し、ご自分の、この先長くもない家庭連合での立場をお選びになるというのは愚かです。飯野先生の証を読むと、霊的な体験をたくさんしておられるので、お父様をお選びになるのかと思いましたが、少し当てが外れました。飯野先生も「お父様を人間的に見てしまう症候群」に罹患しておられるのでしょうか。お父様に近い人達の信仰というのはまことに不思議です。それを思うと、近くなくて本当によかったです。ご返事下さったことには深く感謝致します。澤田地平
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■飯野先生は神山先生と共にレダ開拓を勝利に導かれた功労者です。レダ開拓の摂理的な意義が、失敗した日本の根本的蕩減復帰ということにあったということを考えれば、それを完了させた飯野先生は、神山先生亡き後、実質的に日本家庭連合を代表する位置にある方だと思います。そして、「世界家庭」2016年7月号には以下の記事がありました。
□世界家庭:基元節以後、日本家庭連合では、真のお母様の願いである「神霊と真理による教会づくり」に取り組んできました。その一環として、今年四月から五月にかけて、全国で原理講師養成研修会が開かれました。同研修会では、天一国特別巡回師をはじめとするベテラン講師による、現役講師五百人の能力検定が行われ、今後さらにレベルアップが期待される百三十人の若き公職者が教育対象者として選抜されました。この教育対象者百三十人に対し、ベテラン講師が指導官となって、今日まで培ってきた知的財産である講義のノウハウを相続させるために「原理講師養成プロジェクト」が出発する運びとなりました。
六月八日、同プロジェクトの第一回会議が松濤本部で行われました。指導官は天一国特別巡回師の佐野邦雄、飯野貞夫、柴沼邦彦、可知雅之の各氏、地区巡回師の中村惣一郎、竹内清治、高島幸司、白井民夫、小牧照明の各氏、井田幸二・第六地区家庭相談員、木戸己喜男・第八地区家庭教育部長、多田聰夫・家庭教育局家庭教育部長、篠崎幸郎・伝道部長、横山耕一・千葉中央研修所講師です。(「世界家庭」2016.7/P30)
■この指導官が上の写真です。飯野先生は、宋総会長の左隣、緑の服の方です。この写真の方々は、原理講義及び原理の理解にかけては最高の実績のある方々だと思います。またこの写真の方々の他に原理講師という点でも、絶対に忘れていけないのが小山田先生と周藤先生それに大塚大陸会長であることは言うまでもないでしょう。これらの方々は「お母様は原罪がなく、お父様は原罪がある」ということは、初めからお話にもならないことがお分かりですが、しかし、誰ひとりとしてその間違いを指摘する人はいません。このベテラン原理講師がその間違いを指摘せずして、一体誰が指摘するのでしょうか。
原理の根本を否定されるお母様の問題を放置したまま、どういう指導をすれば、原理講師を養成できるというのでしょうか。お父様がご自分の骨を砕き、粉にし、晒すようなご苦労の末に解明された原理を、どのような顔をして語るというのでしょうか。この方々は、お父様がメシヤであることは当たり前だし、お母様は一時の気の迷いだから、しばらくジッとしていればまた元に戻るとでも考え、その暗黙の了解のもとに、波風立てないようにお互いに気を遣いながら、ゆるく結束しておられるのでしょうか。
しかし、何もしないで過ぎる時間とともに、この方々の信用は、今この瞬間も失墜し続け、お母様の間違いが修正された頃には、この方々の居場所は、霊界の暗くて臭くてじめじめとした所しか残されていないでしょう。そのような所でも、少しでもよい場所を取ろうとして、この皆さん方の間で争いが起こると思います。その時は、まず初めに皆さん方が力を合わせ、小山田先生、周藤先生、大塚大陸会長の三人を、その暗くて臭くてじめじめとした場所の中でも最悪の場所に投げ込んで下さい。これは私からお願いしておきます。
この写真で飯野先生が座っておられる位置が、飯野先生が今や家庭連合の重鎮であることを物語っています。それだけに、お母様の問題で引き受けるべき責任も大きいということです。お父様は飯野先生によく「飯野、悪いの、どっちなの」という言い方をされたそうです。お父様のお近くで多くの愛を受けられた飯野先生、私はお父様の呼び方をまねることにします。悪野貞夫(わるいのさだお)先生…
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