残照カノウ

問い合わせ内容は或るモデルさんの寫眞が収録されているなら買いたいというものだったけど、もともとそのモデルさんは表紙のみの予定だったしウェブサイトにそのモデル名を記載したことも無いしその表紙を掲載したのは３日間のみだから見た人も僅かのはず。不思議な問い合わせ。

昨日初めて最新作についての問い合わせが数件あったのであちらで何かあったのかなと思うが、最新作はこれまでにまだ注文が無いので受注制作ゆえ実物は１冊も存在しません。

あたしよしこさんのチラシ撮影は、よしこさんにずーっと動いていてもらって、見得を切るポイントポイントでシャッターを切るのが昨年までの撮り方だったけど、今回は動作のぜんぶを撮るつもりの撮り方に変えてみました。撮影枚数が例年の４倍の800枚になりました。多すぎて１枚を選ぶのが大変。

あこさんのイラストも好きなのでとてもたのしみです！

と、面黒楼さんを撮らせてもらった昨日の寫眞を眺めながら点を線に点を線にと・・・

世界とは認識することで立ち現れてくるものだから見ている世界は人それぞれで、でもそのそれぞれが同じ世界を抱えてもいるフラクタルで、なぜなら欲望は自己目的化するからで、脳髄は物を考える処に非ずというのはそういうことか、私たちは細胞の集積で、世界とは点の集積を線だと認識することなのだ。