アメリカ人の人気YouTuberがYouTubeとの契約を解除されてしまった。
少し可哀想に思うし、この対応はちょっとどうなのかなぁ…と感じている。

まずは記事元のニュースをお読みいただきたい。

YouTube、日本の自殺者を映した人気投稿者との提携解除(BBC news)

「ビデオ共有サイトYouTubeは11日、日本の青木ケ原樹海で自殺者の遺体映像を投稿した有名ユーザーとの提携関係を解除した。」
「ビデオでは、自殺の名所として知られる富士山麓の青木ケ原樹海を撮影で訪れたポール氏たちが、自殺したとみられる男性の遺体を発見。ポール氏は遺体を前にショックを受けている様子を見せる一方で、冗談も口にしている。」
「ポール氏は2日、ツイッターし、「ショックと畏敬の気持ちで判断を誤った」と書いた。
さらに謝罪のビデオも投稿し、「あのビデオは絶対に投稿するべきではなかった。カメラを置いて、自分たちの経験を撮るのを止めるべきだった」、「自分が恥ずかしい。自分にがっかりしている」などと述べた。」

記事中にもあるように、この人気YouTuberのポール氏はYouTube本社と共同して独自コンテンツを製作するレベルの大変人気のあるYouTuberだそうだ。

彼自身も表現しているように、冗談は口にすべきではなかったし、気が動転したことにより、適切ではない対応もあったのだろう。

が、日本は本当に自殺大国であり、先進諸国としてはあるまじき最悪の自殺率を誇っている。日本を上回っている国など、韓国くらいではないか?
アメリカ人が普通の感覚で富士に行けば、驚くだろう。それくらい青木ヶ原は自殺者の遺体がかなり存在しているところだ。

かつては何でもありだった時代のテレビで局アナウンサーもフジの樹海に取材に行かされ、
「首吊りと腐敗、4・5体撮ってきて!」
くらいの要求は普通にあった場所である。しかもこれが結構楽に撮れるのでそんな負担になるほどでもない取材だったらしい。

このYouTuberの元には匿名の日本人も多数の抗議を行ったそうだが、アメリカ人が書き込むならまだ分かるが、日本人は自分たちの恥ずかしい自殺率を世界に晒されただけである。よそ様の国のインターネットに対して匿名で文句を書き込んでいる暇があるなら、そもそも問題解決の為に動くべきだ。NPO活動でも政治活動でも何でも出来るだろう。落選したとても訴えることは出来る。文句をネットにカタカタ書き込んでいる暇があるなら選挙にくらい出てみろと言いたくなる。

この若さでYouTube本体と共同開発のコンテンツを作れるほどだ。
きっと若くして優秀な人物なのだと思う。
後悔して動画もすぐに削除している。
反省の弁も述べている。
なんとか彼の再起の場をどなたか与えてあげて欲しい。

この一回のミスでチャンネルを消去され、世間からバッシングされ追放されておしまいというのはなんだか情が無さすぎるような気がする。遠い日本から再起を祈りたい。