169神奈川1万名大会ビラまきと街宣
■10月15日、神奈川1万名大会の参加者に向け、ビラまきと街宣活動を行いました。その直前に、家庭連合は鐘築弁護士名で私に通知書を送ってきました。***
通知書
澤田地平殿
○○○○殿
平成29年10月13日
〒160-0023
東京都新宿区西新宿1-20-3
西新宿高木ビル7階
弁護士鐘築優
〒160-0023
東京都新宿区西新宿1-20-3
西新宿高木ビル7階
弁護士鐘築優
本年10月15日に幕張メッセで予定されている家庭連合の大会の件で御連絡します。
上記大会に向け貴殿らは、100名を動員して抗議活動を企図し、その希望を米国にて文亨進氏に伝えたり、現地にて会場の下見などをしているようですが、幕張メッセの敷地は添付図の通りですので、赤線で囲った敷地内には侵入しないように強く要請します。
以上
■この通知書によると、家庭連合は私達が100名規模で抗議活動をすると予測し、実際にも当日、それなりの警備員を配置していました。警備員の責任者らしい人は、穏やかな印象の年配の方でした。どうも警備関係者のOBの人達を集めたようでした。私達を100名と想定し、駅前から一定間隔で会場まで配置したなら結構な人数になったでしょうが、何名の警備員を雇ったのかは、いずれ損害賠償請求の金額に上乗せし、その明細を添付するでしょうから、その時分かるでしょう。
私達は10名でした。私は通知書を受け取って、家庭連合が100名規模を想定していることを知り、家庭連合にお金もかけさせ、周到に準備だけさせて、当日肩すかしを食わせてしまうことになると思うと、申し訳ないという気持ちでいっぱいでした。(もっとも、私達のおかげで警備員を雇ったと言って、その経費は私達に請求して来るのですが…)
■生田禎三さんが、街宣車で名古屋(岡崎)から来て下さいました。街宣車に改造した軽自動車のバンに3人が同乗し、運転を代わりながら、徹夜で7時間運転して来られました。到着すると、駅前のロータリーで大音量で声を流し、また駅から幕張メッセまでの道路を循環しました。階段を下りて駅から出てくる人の中に、大音量の演説に驚く表情をする人もいました。それほど、街宣車の音声は周辺に響き渡っていました。同じく7時間かけてお帰りになったのですが、そこまでして頂いた街宣車の効果は十分にあったと思います。
流した音声は、生田さん本人のものと、下記2つのスピーチです。
149家庭連合の皆様!目を覚まして下さい!
107韓鶴子お母様に申し上げます
■そして、山口聖殿の佐藤顕教会長が山口から駆けつけて下さいました。私は聖霊大学「神か大工か」を受講しているのですが、前日の夜9時からその講座があり、たまたま終了後の雑談で、翌日の神奈川大会のビラまきのことが話題になり、同じ受講生の佐藤さんがビラまきに関心を持って下さいました。佐藤さんは当日朝一番の新幹線で来て下さいました。
この日幕張メッセでは神奈川大会以外にもイベントが行われており、朝早くからかなりの人達が駅から幕張メッセに移動していました。10時頃から食口らしき人が増え始め、大変な数の人達が継続的に駅から出てきました。おそらく家庭連合の現場ではサンクチュアリメンバーのビラを受け取らないようにという指示が徹底されていたのではないかと思いますが、人数が人数でしたから、指示からもれている人もいるでしょうし、そして指示に関係なく、韓氏オモニに疑問を抱いている人も当然いるでしょう。結構な数の人達がビラを受け取って下さいました。
私達は開演時間の2時に一旦ビラまきを終え、昼食をとりながら大会の中継を視聴し、韓氏オモニのスピーチが終わった時点で、すぐに駅に戻り、今度は帰ってくる食口に再びビラを配りました。韓氏オモニのスピーチはお父様の証がないのはもちろんですが、いつもの独生女論の繰り返しで精彩を欠き、日本の戦争責任に触れて、補償の話、過ちを認めよという話、歴史の真実を知れという話、韓国動乱のおかげで日本が経済復興したという話などが出て、遠方から足を運んだ食口にその疲れを忘れさせるのではなく、一層疲労感を増し加えることになったのではないでしょうか。大会を終えて駅に戻って来る食口は、ただ黙々と帰りを急いでいるだけにしか見えませんでした。
■澤田:私がこの大会で韓氏オモニのスピーチに期待するのは無限罪独生女発言であり、そして天地鮮鶴苑摂理の勝利の為の強引なプッシュです。天地鮮鶴苑の摂理について、「この摂理は日本の国と日本の国民と食口たちに対する天の祝福です。日本を生かすための貴い天の恩恵としての祝福です。そして天の恩恵としての摂理です」と語られた言葉の意味を、分かり易く説明して下さると思います。
■私は「163松濤本部前周藤健先生」で上のように書きましたが、韓氏オモニはこの講演で、上の言葉の説明に多くを割きました。
□韓氏オモニ:また、74億人類の前に神様の夢、人類の願い、また真の父母の夢をなして行くことができる母としての使命は、もう何の条件もなく与え切るというものであります。分かりますか。(拍手)そんな位置に立つようになると、皆さんの国で過去におけるその過ちもしっかり許されるというのです。賢明な人は過ちを認めなければならない。それをしっかり認めてから、新しい跳躍をして行くことができるようになるというのです。私はこう言いたいんです。この国の政治家の方々に歴史の真実をしっかりと知ってほしい。皆さん達をして、この国が世界の前に母の国として、その全くそういった跡形もなく、そういうしっかりとした位置に立って最善を尽くして行く、そんな日本の国になってほしいということを私は心から強く願っています。(拍手)
■韓氏オモニの説明を要約すれば、「日本は韓国に対して過去の戦争責任を認めて補償しなければなりません。その為に、もう何の条件もなく与え切り、罪のかけらが跡形もなくなった時に、はじめてしっかり許されて、新しい跳躍をすることができるのです。それは日本を生かすための貴い天の恩恵としての祝福なのです」ということになります。「与え切る」という言葉には、1万人を前にしてまだ遠慮があります。名古屋、大阪と回を重ねながら、露骨な表現になることを期待します。
■徳野会長の主催者挨拶の中に、独生女という言葉が2度出て来てきました。その言葉を口にする時に、徳野会長も自然体に振る舞えないような、力みが感じられて、その姿にはある種異様な雰囲気があります。
□徳野会長:まさに文鮮明総裁の令夫人、韓鶴子総裁こそ人類の真の母であられ、天が人類に送られた一人娘、独生女であられます!本日、人類の真の母、人類の唯一の一人娘、独性女、韓鶴子総裁がこの幕張メッセに来て下さいました!
■独生女と言うのに、どうしてこうも力まなくてはならないのでしょうか。やはりそれは、本人も特別の言葉(お父様を押しのけ、無視している「独生女」)だという意識があるからなんでしょう。韓氏オモニがお父様を立て、お父様を証する本来の独生女であるなら、その言葉は自然体で言えるはずですし、力む必要は全然ありません。
国会議員が二人挨拶を述べていました。そのうち神奈川選出の島村大という参議院議員は、第一部のビデオで出た歌「上を向いて歩こう」に関連して、なかなかいい話をしていました。ところが最後に、メモを見ながら話をしているのですが、「シンの家庭の提唱をハンハクジュ総裁をお迎えさせて頂き、開催されると私も聞いております。皆様方といっしょにハンハクジュ総裁をお迎えできることを非常に嬉しく思っております…」なんてやらかして、当の国会議員がこの大会の権威を高めるはずなのに、逆にブチ壊していました。
□韓氏オモニ講演(同時通訳):…(途中から)しかし、過程で、欲望欲心というものが生まれたのです。それが今日の堕落した人類であるというのです。今日の問題を解決するにおいて、人間としては解決する道がないのです。自己を中心とした今日の自分の自国の利益を考えてしまう、一つになることができないということを意味していて、そんな中、今日、創造主、天の夢が何かということについて説明してみたいと思います。
神様はアダムとエバ、成長期間の完成を目指し、人類が出発することのできるその位置、言い替えれば人類の真の父母になることでした。ところで、人間が責任を果たせないということを知った神様は、待つしかなかった。それが人間を中心とした蕩減復帰救援摂理の歴史でありました。一言で言えば、人間の中で完成した真の父母になることができる人が出て来なければならないということです。堕落した人類としては、神様の前に立つことができないということです。
そこで、天は悲しく難しいその蕩減復帰歴史を始めざるを得なかったのです。どれ程、大変で難しいことであったでしょう。4000年という長い月日を通して、イスラエル民族を通して、独り子、私と息子よと言うことができる、イエスキリストを送って下さったのです。しかし、イエスキリスト一人ではダメなのです。男性一人をして父母になれるでしょうか。中心人物であったマリア、ザカリヤ家庭、ユダヤ教、イスラエル民族は、ひとことで言うなら責任を果たせなかったということです。責任を果たせなかったイスラエル民族は、歴史を通してどのような蕩減を通って行ったのか、私達はよく知っています。
イエス様が十字架にかかり、再び来る、こう言われ、再び来られれば明らかに子羊の婚宴をする、こう言われたのであります。そうであるならばキリスト教の本質を、独り娘を迎えなければならないということなんです。しかし、摂理における本質を知らなかったわけです。しかし、再び来られたメシヤを待った切ない願いでキリスト教は出発したというのです。イタリヤ半島を中心として、ヨーロッパ大陸を通じ、イギリスに行くようになりました。島国です。イギリスを中心として、大西洋文明圏を開き、世界へと拡がって行ったということです。
言い替えれば、キリスト教自体がイエス様の本質を知らなかったということです。天の摂理は何を願っているのか分からなかったということです。世界に拡張はして行ったわけですが、結局のところ、自国の利益のみを考えるという結論になってしまったというのです。これは後退してしまったと言えますね。大西洋文明圏は責任を果たせなかった。後退した文明となってしまったというのです。そして経済の復興はしましたけども、人間の究極的な目的は豊かに生き暮らして行くということよりも、神を知って永遠なる世界で幸せに生きることができる、そのところに焦点を合わせて。
ですから、古代文明国家であったり、エジプトであったり、イベリア半島であったり、そこから彼らが追求して行ったことは、未来の世界における幸せの為に生きて行ったという点です。言い替えると、天が立てた国、あるいは中心人物が責任を果たせないようになると、天はもうそこを通じて行って行くことができなくなる。新しい摂理を立てて、また新しく出発して行くことができる国を立てるようになるというのです。それが今日、私が今語ろうとしている大韓半島、韓国を指します。私が1943年に生まれました。1945年に解放を迎えます。
1950年、6.25動乱が起きました。この戦争の出発したその理由は日本によるものでした。島国は地政学的に見ると、半島と大陸を通じて行こう、こうなっているんです。しかし、方法の面について、天が祝福を与えることができる道を探し立てて行くことは難しかったというのです。全ての出発が、自国の利益、自己中心的な欲望欲心をもって出発したからだというのです。しかし、天は生きていらっしゃるんです。摂理をこのようにして進めて行かれたというのです。解放を迎え、日本は敗戦国となりました。人間の世界において、損害を与えてしまった場合、その張本人は国家であり、いずれにせよ、補償というものをしなければならないのであります。しかし、日本はそうしきれなかったということです。
ところで、韓国に6000年ぶりに天が探し立てられた独り娘、独り子によって、真の父母の理想が実現されたというのです。(拍手)しかし、6.25動乱は民主と共産の対決でありました。韓半島を中心として、民主と共産、本来ひとつの兄弟が戦い合ったというのです。しかし、ロシアと中国が共産化しながら、北朝鮮を支援したというのです。南側韓国の方については、まだ準備が整わないという最中、動乱を迎えたのです。当時天は6000年ぶりに探し立てた独り娘に対する責任をお持ちなのが天であります。その独り娘には成長期間が必要です。成人を迎え、天のみ旨を知って歩んで行くことができるようになるまで、天が保護しなければならないのです。
ですから、ふるさとを北にしながらも、その位置から南側韓国側に降りて行くようにされたというのです。そんな途中、6.25動乱が始まったとき、無防備の状態であった、その韓国、奇跡のごとく、国連が参戦するようになったのです。天の加護、お守りであり、また、祝福でありました。どれ程、この一時の為に天がご苦労なさったであろうかということを、よく考えなければなりません。そんな途中でありましたので、日本は韓国動乱によって、むしろ経済復興をしたというのです。これ事実じゃないですか。(拍手)天が祝福をしたというのです。祝福の一方においては、同時に皆さんに責任があるというのです。
真の父母は、日本をエバ国家に祝福したというのです。そして、韓国、日本、アメリカを中心とした太平洋文明圏時代を開かれたのです。(拍手)過去、大西洋文明圏時代とは違い、真の父母を中心とした、太平洋文明圏時代は天に対する孝情の心情で、人類をひとつに集めて来ることができる、そのような責任の中心に、日本を母の国として祝福するようになったのです。(拍手)世の中においても、母というのは子供の成功と子供の幸福の為に全ての精誠をそこに尽くします。また、74億人類の前に神様の夢、人類の願い、また真の父母の夢をなして行くことができる母としての使命は、もう何の条件もなく与え切るというものであります。分かりますか。(拍手)
そんな位置に立つようになると、皆さんの国で過去におけるその過ちもしっかり許されるというのです。賢明な人は過ちを認めなければならない。それをしっかり認めてから、新しい跳躍をして行くことができるようになるというのです。私はこう言いたいんです。この国の政治家の方々に歴史の真実をしっかりと知ってほしい。皆さん達をして、この国が世界の前に母の国として、その全くそういった跡形もなく、そういうしっかりとした位置に立って最善を尽くして行く、そんな日本の国になってほしいということを私は心から強く願っています。(拍手)
皆様方の願う平和、幸せ、与えれば与えるほど大きくなるんです、これは。私一人が幸せで、その幸せは永遠に続くものではありません。分け与えてこそ、大きくなるんです。そういう面においてこの式場の行事の中で、私達の祝福家庭の2世達、青年達の報告がありましたね。彼らは父母をよく知り、真の父母の思想をよく知っているので、日本の為だけの2世の立場ではなく、世界を愛そう、世界の為に生きようという、世界人であるということを証ました。(拍手)
そのような私達の2世達が、この国に満ちあふれ、また全世界200カ国を超える、そのような国々に満ちあふれていくとき、74億人類が、神様の前に神様をしっかり侍る、人類一家族のその夢が実現される、それに違いないというのです。(拍手)
特別、本日神奈川県、ここでもって中心的に集われたこの場は日本における新しい歴史を出発させた、この神奈川県が世界の中心になることができるという、その位置へと跳躍する今日になってほしいと思うんです。(拍手)
私達は家庭の完成を話しているわけでありますけども、日本が母の国であるならば、韓国は父の国です。父と母がお互いに愛でもってひとつにならないと、その子供達は幸せになれないというのです。であるならば、過去このねじれていたその歴史は皆様方によって全て清算され、新しい時代、新しい歴史の出発は、父の国、母の国、世界を代表する長子の国であるアメリカ、この三ヶ国が、摂理の中心に立って、真なる世界平和、真なる神様のもとの人類一家族の夢を果たすことのできる、そのような姿になることを願いながら、全世界、その大陸からそのような理想実現の夢が起きて来ているということを知ってほしいんです。
そういった点において、改めて日本の役割というものが、世界の平和をなす為に、本当に大きな役割を持っているということをお伝えしながら、この神奈川県とこの国の、永遠なる天のその導きが共にあることを心から願いながら、み言を終えようと思います。(拍手)(2017.10.15)
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