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Posted by TI-DA at

2009年11月06日

エクセルマクロ(VBA):入力の効率化

こんにちは。

寒くなるのかと思いきや今日は暑くなりましたね。

とはいっても、いつの間にかクーラがいらなくなり
窓をあければ、心地よい風が入ってきます。
ちょっと、うとうとの昼下がりです。眠っzzz

では、本題です。

ちょとした設定で作業の効率化を図れる事があります。

昨日ある部署でエクセルの入力作業をみていると
1行(件)のデータ入力が終わると、矢印キーで
次の行の先頭へ移動していました。


単純な作業ですが項目が多いし
カーソル移動だけでも大変そうでした。

そこでちょっとアドバイスしてあげたんです。


下のエクセルの表を例に説明します。



赤線にようにカーソルが動くようにします。

これは、VBAではなくエクセルの
保護に関する設定になるのですが、

入金、出金のいずれかのセルを入力し、
出金のセルでエンターを押すと
自動的に下の行の入金のセルに移動するという設定です。

①入力させたいセルの範囲指定をします。


②入力させたい範囲のロックをはずします。


③シートの保護で「ロックされていないセル範囲の選択」以外のチェックをはずします。



③オプションから「入力後にセルを移動する」を右にします。


これで、カーソルが改行されるようになり
入力作業が速くなりました。

担当も「こんなのできたらいいのに」と思っていたそうですが、
ず~っとそのままやっていたそうです。

エクセルには便利な機能がたくさんありますが
なかなか使いこなせません。

参考書を読んだからといって憶えられるものでもありません。

「こんなのあったらいいなぁ、こんな事できたらいいなぁ」と思った時点で
今やっている実務に合うものを調べると身につくかもしれませんね。



ちなみに、VBAではこんな感じでしょうか。

'入力範囲の設定
Sub test()

ActiveSheet.ScrollArea = "(b1:c20)"

End Sub

'入力範囲解除
Sub test1()
ActiveSheet.ScrollArea = ""

End Sub
  


Posted by ミール at 14:09Comments(0)VBA