はじめてのおつかい!爆笑!!2018年大冒険スペシャル[字] 2018.01.08

81月 - による admin - 0 - 未分類

名前は。
ここなです。
『はじめてのおつかい』を撮り続けること27年
北は北海道南は沖縄と一年中飛び回りもう撮影に行ってない場所ないんじゃない?…と思ってましたがまだあるある!
はじめて来るこの地ではじめてのおつかいに行く子を見つけました
この女の子です
えっ?サングラスしてる
(スタジオ:春菜)すごいな。
(スタジオ:伊達)まだ小っちゃいでしょ。
碧ちゃんもうすぐ3歳
(スタジオ:伊達)2歳11か月!?
(所)おしゃれさんだな。
(伊達)赤い眼鏡掛けた碧ちゃん。
お母さんは白峰出身の保育士さん
碧ちゃんも同じ保育園に通ってます
実はお母さん妊娠9か月目
碧ちゃんお姉ちゃんになるんです
まだか?まだか?と待ち望む日々
お姉ちゃんとしての自覚が芽生え始めたこのチャンスにはじめておつかいに出すことにしたんですがそうはいってもまだ2歳大丈夫かな?
チクチク取れた?豆腐。
(碧ちゃん)とうふは?
おつかいだ!
くずしの豆腐?
純粋な豆乳のみを煮るというこだわりのお豆腐屋さん
くずし豆腐はおぼろを型箱に入れる前にすくい取った軟らか〜い所
フワフワっとしてますが食べ応えもあっておいしいんですよ!
行って来られるんだ!
くずし。
うん。
くずしの豆腐は250円
お母さんお財布に500円玉を1枚だけ入れました
「500円でお釣りをくれるからそれおさい銭にしていいよ」って
行ける?
いつもの散歩コースです
くずし豆腐を買って500円玉くずしてから神社にお参り
「おさい銭は1枚だけね」って言われました
(スタジオ:伊達)うわ〜すごいわ。
(スタジオ:森口)やる気だ。
(スタジオ:富澤)全然躊躇しない。
2歳11か月スタスタ進んで行きます
(スタジオ:伊達)頑張れ頑張れ。
寂しくないのかな?
(スタジオ:春菜)お〜余裕だ。
寂しかったのは親のほう
ず〜っと見送ってます
あれ?どうしたの?お店は真っすぐだよ
(富澤)どうした?
渡っちゃった!
あれ?小道に入った!
(お母さん)アハハ…。
(春菜)ショートカット?
カメラマン大慌て
急いで後を追っ掛けます
予定が違う。
(富澤)どこ行くの?
実はここ家が密集しているように見えて抜け道ばっかり
「おばあちゃんと毎日のように散歩していますから迷うことはないと思います」ってお母さん
心配なことは?
(スタッフ)買い物何が心配なんですか?…とか思ったり。
なるほど
でもちゃ〜んとお店に向かってますよ
おっ真剣なまなざしだ!
お〜何か見つけた
「えんとつのおうち」?
ハシゴね!雪下ろしに使うんです
ここは日本有数の豪雪地帯
屋根に上るハシゴ以外にもお湯を屋根に通して雪を溶かす仕組みなど町にはいろんな工夫がされています
(スタジオ:森口)知恵だね。
交差点にやって来ました
ここを画面左のほうに行けばお店
渡る時は小走りで
…ってあらららら向こうへ行っちゃった
あのお店そっちじゃないよ!
道は分かってるはずなんですけどねぇ
またまた2歳11か月に翻弄されます
碧ちゃんが向かったのは…
あっ神社!
先にお参り済まして行こうっていう考えだ
あれ?どうしたの?リュック下ろして
ブルーのタオルを出しました
ひしゃく持った!
白山から湧き出たこれが命の水です
へぇ〜ひしゃくですくってる
お清めするって知ってるんだ
ひしゃくを短く持ち替えして…
アハハ…お見事お見事!
(スタジオ:森口)よく分かってる!
この慣れた手つきに感動したのは一番近くで見ていたカメラマンでしたよ
お清めが済んだら石段を上って拝殿へ
2歳11か月にとっては一段一段が大変です
お参りはちゃんとできるかな?
あれ?またリュック下ろした
あっ消えちゃった
あ〜もしかして…
お財布出したまずい!
お財布にはお豆腐を買う500円玉1枚しか入っていません
あ〜入れちゃう!
(森)入れちゃった!
(春菜)入れちゃった!
こうなったら500円分のお願いをして行こう
(かしわ手)
(かしわ手)
大きな声のお願いが神社中に響き渡りました
(スタジオ:伊達)どうしようかお豆腐。
神社を出てお店のほうに向かっています
空のお財布を持ってくずし豆腐の売っているお店に到着しました
(スタジオ:伊達)どうしよっかお金ないね。
自動ドア開けて…
「いつものおじちゃんだ!」
いつものお豆腐?
(富澤)あ〜言えた。
くずしの豆腐はあったんですが…
(店員)これはね…。
スタッフに助けを求めようとするおじちゃん
「どうしようって言われても…」
手ぶらで帰るわけにはいかない
困ったおじちゃんひらめきました
「500円玉さっき神社にあげたやつだ!」
(店員)もういっぺんお家帰って…。
(店員)そうか。
アハ〜おじちゃん何とかこの場を切り抜けました
お金で物をもらうっていうのは分かっていたけどお釣りっていうのはよく分からなかったんです
(伊達)そりゃそうだ2歳だもの。
うまく説明できません2歳11か月
くずしはあった
言いたいことはいっぱいあるんですが言葉がつながんないんです
(碧ちゃん)ううん…。
お母さんが話を整理します
「誰にって言われても…神様は見たことないし」
(碧ちゃん)う〜んと…。
(お母さん)あげたん?
そうなんですおさい銭であげちゃったって言おう
え〜?
碧ちゃんが言ってる「チャリンチャリン」は鈴のこと
確かに鳴らしてなかった
随分ややこしい話になって来ました
そこでお母さん聞き方を変えます
「なるほどそういうことかようやく分かった」
そこで今度は100円玉3枚を持たせることに
(お母さん)豆腐買って来てね。
よ〜し!体に力がみなぎって…
(碧ちゃんのおなら)
(お母さん)あ〜!ハハハ…!
おならが出たら元気も出た!
ハハハ…!
(伊東)すごいキャラクターだな。
お豆腐袋に入れて待っていてくれました
おじちゃんのほうがドキドキしています
今度は300円持って来ましたからね大丈夫ですよ
(店員)これはお豆腐はい。
(店員)ありがとうね。
…って出したのは1枚だけ
1個だけあげるのは神社!
あ〜よかったあったじゃない
ねっ?これがお釣りっていうんだよ
お疲れさまでした
(スタジオ:伊達)よ〜し買った。
(スタジオ:森口)よかった。
さっきチャリンチャリンして来なかったのが気になってしょうがなかったんです
今度はこっちのチャリンチャリンね
神社に帰って来ました
(鈴を鳴らす音)
今日は多めに鳴らしています
よいしょ。
苦労して買ったくずし豆腐はおみそ汁に
お昼休みでお父さんが帰って来ました
(碧ちゃん)いいよ。
(お母さん)おいしいわくずし。
「くずしください」って言ったん?うん。
自分で買って来たくずしの味は格別!
3歳の赤ちゃんのお姉ちゃんになれるね。
ちゃ〜んと神様にお願いしたもんね
そして2か月後
大きな声のお願いはちゃんと届いていました!
(拍手)
(森)あらよかったね〜!よかった。
幸せだ。
幸せだ。
ねぇ〜。
1本目からこんな幸せなVTRなんですか?いきなりマックス来ちゃいました?いやいい!素晴らしかった。
ゲストの皆様もねすがすがしい皆様です。
日本のお父さんといった感じの伊東さんに理想のお嬢様といった感じの広瀬すずちゃんにそれからお隣の…。
角野卓造じゃねえよ!ありがとうございます。
伊東さんどうでしたか?これ。
やることセリフから何から。
お豆腐屋のおじさんがあそこで…。
って渡しちゃったら…。
(笑い)そうですねあのキレイな。
…のがいいですね。
ちゃんと手を上げて渡るしねホントに偉い。
できてる。
さて続いてはですね年齢が1つ違うだけでおつかいの内容ががらりと変わります。
もうすぐ4歳になるお喋りな女の子に出会いました
「言葉をたくさん知っているのは絵本を読むからじゃないか」ってお母さんは言います
「もう3歳やしもうお姉ちゃんやし」とこのところ頻繁に言うようになりました
夜寝る前には必ず絵本を1冊読みます
時には紙芝居の時も
本棚には図書館で借りて来た本の他にこの世に1冊しかない自作の絵本があります
お父さんお母さん作『みおありがとう』
実緒ちゃんが生まれた時に作った絵本です
そしてお母さんが見せてくれたのは新作の絵本実緒のはじめてのおつかい
でもまだ全て完成していないんです
実は今日おつかいに行ってから書き直すつもりなんです
なるほど。
ここ数日寝る前はこの絵本を読んでおつかいの仕方を教えているんです
ね〜。
地物を買うようにしています
そこでとれないその時季にないそれを無理して買わないのがお母さんの信条
ヤナギハラの卵は生まれた時にしか入荷しません
(お母さん)ねぇねぇ。
絵本に書いてないのにまだ追加するの?
絵本をよく読む子は記憶力がいいなんて聞きますがまだ3歳ですよ
(お母さん)ここにお金とこれポイントカード。
お店までは大通りを一直線
シンプルな道のり
ですが石川県のサバにヤナギハラの卵と豆腐にレンコンさらにオクラとなめこって!
大人でも忘れちゃうよ。
麦わら帽子はお店で自分で選びました
「かわいいから好き」「靴下はかなくていいから」って草履が好き
いつも慣れているのでそれで行かせました
それにしても見事な秋晴れ
絵本には書いていません
ん?どうした?
おっとカメラマンびっくり!話し掛けられた
偉いね!
こんなにちゃんと喋れる3歳って珍しい
(スタッフ)すごいじゃん。
話が長くなりそうなんでカメラマン場所移動
実緒ちゃん喋る相手がいなくなり…
あれ?帰っちゃうの?
(スタジオ:春菜)あららら…。
走って家に戻りました
寂しい風が吹いたんだねきっと。
地図なんか見ても分かりません
もちろん字も読めません
いつも覚えるしかありません
だから記憶力がいいんです
帽子変わった!
リサイクルショップで買った迷彩柄攻めの姿勢だ!
ニコちゃんマークを描いてもらってこれで左分かるかな?
OK?ちゃんと左曲がってね。
(実緒ちゃん)うん…。
ねっ。
地図とニコちゃんマークを描いてもらって再出発
あれ?この顔もしかして…
引き返した場所までやって来ました
この鉄の板が越えられません
この角を曲がると家が見えなくなってしまうんです
家からまだ50m
お母さんの絵本では「だいじょうぶがんばるぞ!」…って道路を渡るはずなんですけどね
絵本の通りにはいかなかった
「泣いて帰って来ました」って絵本を改訂しなくちゃ
(泣き声)
(お母さん)どうして戻って来た?
(泣き声)
あえて強気なお母さんになりました
お母さん今日もう行けんから…。
妹が生まれてから「もっともっとお姉ちゃんになりたい」…と言うようになりました
甘えたい気持ちもまだあるのでしょうがそれを乗り越える手伝いをしてやりたいとお母さんは思うようになったのです
(泣き声)お願いね。
寂しいけど…
(お母さん)曲がってゴー!
(お母さん)えっ?
お姉ちゃんになりたい!
(お母さん)はいいってらっしゃい!
(スタジオ:伊達)よ〜し頑張れ。
お姉ちゃんへの旅立ちです
あの鉄の板です
(スタジオ:伊達)またここだ。
(スタジオ:春菜)一歩頑張れ。
(スタジオ:所)ボーダーラインなんだね。
(お母さん)左左!こっち!左!駐車場のとこ歩いて行って!
お姉ちゃんはついに鉄の板を突破しました
お守り代わりの地図持って涙が出たらタオルで拭いて
寂しいけど行ける!
空には見事なウロコ雲
そして辺り一面緑の絨毯
田舎からおじいちゃんが来た時この道を一緒に歌を歌いながら散歩したことを思い出しました
♪〜
1曲覚えちゃったそうです
♪〜
(実緒ちゃん)♪〜サノヨイヨイ♪〜ヨイヨイ
2番は踊り付きかな?
お店だ!歌の間奏の間にお店が見えて来ました
よらんかいねぇ広場は地元でとれた野菜や魚が置かれているスーパー
たくさん頼まれましたよ
どのぐらい覚えているんでしょうか?
(笑い)
すごい!銘柄までちゃんと覚えてた
えっあるの?今日は生まれたんだ!
生まれた時にしか入荷しないヤナギハラの卵
実緒ちゃんも久しぶりに見ました
外側は少し硬く中はトロっとしているのが半かた豆腐
これも正解
すごい記憶力!次々と出て来ます
覚えているのは名前だけではありません
主婦じゃないもう!
節にはミネラル分が多く含まれているんですって
(店員)それでいい?
(実緒ちゃん)うん。
絵本には…
…となってますが元気に言えるかな?
きょういしかわけんのサバありますか?
(店員)今日はねこれ。
2まいおろしで。
あたまきって。
(実緒ちゃん)はい。
確かに元気に言えました
「お腹出して」って言わなかったけど2枚おろしですからお腹も出してくれます
(店員)ありがとう。
絵本に書いていない「ありがとう」も言えました
これで後はオクラとなめこだけ
…ですがあれ?レジに行っちゃった
さすがに忘れちゃったみたいです
だってあれはお母さんの急な思い付き
絵本には書いてなかった
2000円払ってお釣りが940円
3歳でこれだけできれば立派なもんです
冷たい番茶を飲んで「はぁ〜買えた」とひと息ついた時…
あっひらめいた!
なめこ出た!
(実緒ちゃん)おかあさんの…。
オクラ出た!
これでお母さんに頼まれたの全部です
(実緒ちゃん)なめこなるべくちっちゃいの…。
(店員)小っちゃいのがいいの?
なめこにもサイズがありますからね
大きいのは炒めたりする料理用
みそ汁に入れるなら小さいほう
(店員)これにするか。
うん。
そうみそ汁用です!
これでラストオクラはどこ?
あれ?いつもここにあるのに売り切れだ
ホントだ!オクラはいつもあるのにねぇ
帽子を深くかぶって任務完了
白山に怪しげな雲が出て来ました
たくさん喋ってたくさん買えた実緒ちゃん
あとは帰るだけ
う〜ん…。
あれ?何かぐずってます
お母さんの絵本には荷物が重いとは書いてなかった
足が痛いとも書いてなかった
田んぼの道に出ました
帰りは『炭坑節』の歌が出て来ません
(広瀬)頑張れ。
「3歳やしお姉ちゃんやし」
頑張ろうと踏ん張る気持ちと赤ちゃんに戻って甘えたい気持ちと心は揺れ動いています
あ〜助けたいわ。
こりゃ限界か…と思ったらあれ?涙止まった
何か見つけました
まずいドローン見つかった
急停止!よく見てます
あぁでもリュックの重みから少し気が散ったみたい
えっ?
花畑の手入れをしているおばちゃんです
こんばんは!
(女性)ん?こんばんは!
まだ「こんばんは」じゃないけどおばちゃん合わせてくれました
え〜!いいんですか?
(女性)あ〜ホントかキレイね。
ありがとうございます!
おかげで涙が止まりました

家が見えたら我慢していた涙がまたこぼれて来ました
(お母さん)はい。
はいはいあ〜。
(実緒ちゃんの泣き声)はい。
(実緒ちゃんの泣き声)ありがとどうした?どうした?どうしたん?
お母さんへの第一声は…
オクラなかった?
(春菜)気にしてたんだね〜。
赤ちゃん扱いみたいだけど抱っこせずにはいられませんでした
そうそう絵本完成させなくちゃ!
もっと大変だったんだから
ということで追加訂正箇所がいっぱい
行く前に寂しくて泣いたこと
『炭坑節』を歌って元気になったこと
そしてお花をもらったこと
…などなどたくさん書き足されました
お母さん!いい絵本が完成しましたね
「まぁ私のおかげね」
(拍手)よくできましたね。
立派なおつかいでしたね。
100点ですね。
100点ですね。
(森)すごい記憶力。
もうウルウルしながら「すごいすごい」って…。
いちいち何かもらったら「ありがとう」ってちゃんとお礼を言えるし。
で…。
…ってお母さんにも報告できるし。
初めにね初めに言うのがね。
ホント何か…。
(笑い)店員さんに…。
…って聞いてたのがすごい面白かったです。
絵本じゃ想像できない…。
そうだね。
続いては3兄弟の末っ子の大冒険なんですがお店が大波乱に陥ってしまいます。
整理整頓にはとことんこだわるお宅がありました
とにかくキレイ好き
家の中はまるでモデルルーム
「全てのものには住所を付けなくちゃいけない」…っていうのがお母さんの整頓哲学
それぞれ物は決められた所に決まったようにきちっと収まっています
男3兄弟の末っ子…
お兄ちゃん2人はまだ学校から帰って来ていません
(お母さん)は〜い!
お母さんにはまだ収納で納得のいっていない場所があるんです
(お母さん)正志さん聞いてください。
(正志くん)うん。
(お母さん)でさここに…。
なるほど定規で測ってピッタリのを買って来ます
(正志くん)これももってって。
(お母さん)そう。
さらに夕飯のおつかいも追加
「奮発」なんて分かるのかな?
トロトロトロトロって言って。
「トロ」も分かってんのかな?
奮発してマグロのトロを買いに行きます
魚屋さんの帰りに家の近くのホームセンターで白いカゴを3つ買って来るおつかいです
昨日までは雨
水たまりがあるかもって長靴を履かせました
おつかいに行くの楽しみにしていたんです
いつも頼まれるのはお兄ちゃん2人
期待されない三男坊
「かわいい!」っていつも赤ちゃん扱いをされて来ました
正志くんはそんな時不機嫌になります
しまっちゃった?
今日はじめて任せてもらえたんです
期待してるぞ〜三男坊!
(男性)家で待ってるん?
奮発してトロね!
いやいや「奮発」も「トロ」もやっぱり分かってなかった
あれ?
おじさん「一緒のやつ」と聞いていつもお母さんと買って行く魚を用意しました
(女性)これでいいのかな?トロは?トロ。
赤身のマグロとサーモン奮発しないで
(女性)1080円です。
お安く済みました
この誇らしげな顔!
トロじゃないけどそれでもいい!
おじさん達も感心してるよ
(スタジオ:所)一緒に食べるとトロっぽいんじゃないの?
(スタジオ:春菜)うれしそ〜う。
(スタジオ:森口)ご満悦だね。
ん?何か拾った
イチョウの葉っぱです
さぁあとは白いカゴを3つ
ホームセンターに到着です
中は広いよ!分かるかな?
約1万9000種類もの商品が売られています
大人だって探すのは大変
お店の人に聞いちゃったほうが早いんじゃない?
「白いカゴどこですか?」って
あっ店長さんです
カゴになっている箱です
(店長)ハート?
(店長)同じやつ?
あ〜余計なもの持ってた
ハートじゃありません!カゴになってる箱
店長!ハート売ってないでしょ?頑張ってみる?
だからハートじゃないんです!
(店長)緑のものを探しに来たの?
イチョウの緑が邪魔をした
緑のハートなんてあるわけありません
(店長)これとか…。
ん?え〜!?
あるじゃん!ううん…。
(店長)違うの?これじゃなかった?
店長さん緑の物に絞りました
(店長)これとかは?
緑だってたくさんあります
あっ近い!
あ〜もうちょっと先の所にあったのに…
(店長)おじさんさ…。
(店長)じゃあ頑張って行って聞いて来て。
待ってるから。
もう一度聞いて来てもらうことにしました
お家近いしね
とんでもないこちらこそ
ご丁寧にどうも!
すいません。
せっかくマグロ買えたのにしょんぼりして帰って来ました
(お母さん)・まーくん?・
(お母さん)・コメリ行ったの?・
(正志くん)・うん…・
(お母さん)ハートって聞こえちゃったんだ。
でもハートじゃないっていったの。
(お母さん)ハートじゃないって言ったけど通じなかったんだ。
そこでお母さん考えました
まーくん…。
そう白だった!
じゃあ今度「白」ってね。
そうかじゃあ…。
(お母さんの声)♪〜からすって歌って。
♪〜「かってでしょ」。
「カ」の言えない正志くんがカゴを買いに行きます
店長さん待ち構えていました
聞いて来た?
(店長)スリッパの所曲がったらあるって言ってた?スリッパあそこにあるよ。
場所を教わったから探せるかな?
(店長)入れるもの?
紙とか入れるやつです
そう!
…を入れるやつ?うん。
おっ!いい感じになって来ました
違いますよ!
お皿じゃないってば!
折れちゃ困りますよ
(正志くん)うん…。
四角って分かってくれた!
何で割り箸なんですか!
四角くて白いけどそれじゃない
店長お願いしますよホントに。
折れなくて食べられないんだ。
場所は限定されて来ました
スリッパを曲がったこの一角
あった!これです!
白いタロいやカゴ!
あ〜もうちょっと先に行けばあったのに戻って来てしまいました
(店長)スリッパのとこって言ったよね。
いいとこ目付けた!
この高さのカゴです!
ママが…。
ママが持って来てって言ったの?
(正志くん)うん。
(春菜)推理して推理して!ヒント分からんでしょヒント。
お兄ちゃんが鉛筆で書くやつを借りて来たんです
余計な情報でした
(スタジオ:伊達)店長頑張って。
行ける?聞いて来る?
「何でおじさんタロ見つけられないんだろ?」
中学生と小学生のお子さんがいるそうで小さい子の相手は久しぶり
すいません。
正志くん全くめげていません!
あっお母さんが待っててくれた
(お母さん)どうだった?どうだった?あのさママ…。
お母さんには「タミ」でも「紙」って聞こえるんだ
カゴカゴ…。
カゴカゴカゴ…。
カゴカゴカゴ…。
「正志カゴって言えてるのに何でお店の人聞いてくれないのかしら?」
いやいやお母さんカゴって言えてないんですよ
店長さん今日正志くんにかかりっきりです
(店長)教えてじゃあ。
スリッパ曲がるんだよね?そこまで行こっか。
おいで。
うん。
(店長)ん?
(店長)タロ?
スリッパを曲がる所までは店長さんたどり着けました
さぁ店長さん落ち着いて
と!
(店長)と?と?もうちょっとさゆっくり言ってもらっていい?教えて。
ハ…ト?何か入れるもの…。
新しい展開が生まれて来ました
やった!
あった!
(春菜)来た来た!
これです!
(店長)これ?これ?当たった?
「タロあった!」
うん…。
店長さんまだ高さが…
お〜高さもピッタリ!
あ〜やっと買えました!
白いタロ3つ
店長さんの目に光るものが
とその時…
よくできたね買い物ねありがとね〜バイバイ。
もう赤ちゃん扱いなんかできません
このしっかりした足取り!
(お母さん)まーくん!
誇らしい笑顔がお母さんの目にまぶしく映りました
(お母さん)あ〜買えた!買えた〜!
(正志くん)みて。
(お母さん)ホントだ!お店の人分かってくれた?
(お母さん)ハートって言っちゃった?
買って来た白いカゴは…
(お母さん)はまるかな〜?
ピタ〜っとはまりました!
お母さんのご希望通り
できた〜!
お母さんのご希望に添えなかったのは奮発のトロ
今日もいつもと一緒のサーモンと赤身のマグロ
(お母さん)どうですか?う〜ん!
いつものお味がやっぱり最高!
(拍手)子供らしいおつかいですよね。
何回もめげないで行ったところが偉いですよね!子供のおつかいってあんなもんだよね?ですよね!店長としては今までで…。
ないでしょうね。
ホントですよね。
戦友のようにね…。
うれしそうだったもんうん。
ず〜っとね1回目から見ててあの…富澤さん全部泣いてんですよ。
(笑い)共感できるのね。
そうですね。
それでまたオンエアを見て…。
(笑い)めんどくさいね。
何だそれ。
めんどくさいわ〜。
ハロウィーンの日にはシャイといわれて来た日本人が奇抜な格好で街を練り歩くようになりました
恥ずかしさを乗り越えられる不思議なパワーが出るこの日をチャンスにとはじめておつかいに出そうとしているお宅がありました
お姉ちゃんは大の恥ずかしがり屋
でもこの日なら大丈夫
2歳の百香ちゃんはいつでも平気!
恥ずかしさをまだ知りません
今日は友達を呼んで家でハロウィーンパーティー
ゆでたカボチャをくりぬき器にしてチーズフォンデュ作るんですって
おつかいはいつもお兄ちゃんばかり
「私だってママの役に立てるもん!」と言うのでおつかいさせてあげることにしたんです
ついでに妹の百香ちゃんも
チーズフォンデュを作るのには牛乳が要ります
百香ちゃんはいつも家で牛乳を取って来る係
そこでまずは…
百香ちゃんはダメか
お姉ちゃんは?
おっ!百香ちゃんの分まで
お姉ちゃんが頼まれたのはとけるチーズとベーコンの塊
「お姉ちゃんが牛乳買ってくれるならいつもより濃い成分無調整の牛乳がいいわ」ってお母さんちょっと難しいのにしました
難しいね。
お店はすぐそば
家を出てほんの50mほどです
百香ちゃんのことを考えこの距離にしてたんです
あれ?やっぱり百香ちゃんも行くの?
(お母さん)頑張れ!
お姉ちゃん百香ちゃんを頼みますね!
あれ?アーケード行くはずなのにどこ行くの?
(春菜)あれれれれ?
(伊達)いきなり?
裏から出て来た!まずい!
撮影基地の前です
お店の駐車場から入る近道だったんです
でもここにはちょっとした難所があるんです
この溝お姉ちゃんには何でもありませんが百香ちゃんにはまだ無理
そこで…
「え〜!こんな所行かないとお店に行けないの?」
(千華ちゃん)こうやって。
「やっぱり来るんじゃなかった」と百香ちゃん後悔しました
(千華ちゃん)あ〜がんばれがんばれ!
「あ〜汚れちゃったじゃない!」って百香ちゃんちょっと不機嫌
そりゃそうだ。
牛乳は成分無調整という難しいのになったので百香ちゃんには無理
お姉ちゃんが買うことになりそうです
牛乳係が走った!
「成分無調整のなんだから百香には無理よ」…ってお姉ちゃん
(店員)はいいらっしゃいませ。
あれ?それいつも飲んでる牛乳
成分無調整じゃありません
それよりお姉ちゃんとけるチーズとベーコンはどうしたの?
百香ちゃんにも牛乳係としての意地があります
「牛乳買ったのは私よ」って
(店員)500円お預かりします。
とけるチーズとベーコンのことはお姉ちゃん分かっているんですが恥ずかしくて言えません
帰りは近道を行く気持ちの余裕もありません
恥ずかしさですっかり落ち込んでしまいました
(スタジオ:所)自分の分買えなかった。
(スタジオ:森口)うん言えなかった。
「恥ずかしくて聞けなかった」
ハロウィーンの魔法から覚めてしまいました
(お母さん)大丈夫大丈夫近いから何回でも行ける。
ホントはプリンセスのドレスでおつかいに行かせるはずだったんですが雨でレインコートになってしまったんです
お姉ちゃんはいつもの恥ずかしがり屋に戻ってしまいました
(お母さん)大丈夫頑張れる。
モモちゃんはへっちゃら
えっ1人で?
(お母さん)いつもの牛乳だよね?
「百香じゃ無理よ」ってお姉ちゃん
それ難しいっすね。
無調整がね。
(お母さん)モモちゃんだけ行って来る?
(百香ちゃん)うん。
(お母さん)じゃあ…。
きっとお姉ちゃんが心配して後から追っ掛けてくれるはず
お母さんはそう信じています
溝のほうからでなくアーケードから行きます
(スタジオ:伊達)頑張れ頑張れ。
「無調整」言える?
「交換」って分かるんだ!
「無調整」も分かってるんだ!
いつもどれ買ってるのかしら?
ちゃんと言ってるつもりなんですがおばちゃん分かってくれません
「チーズ大っきいやつください」って。
お姉ちゃんまだ行く気になっていません
お母さん抱っこするのをやめました
(お母さん)分かったもう今からお電話して「今日はできません」って言うよ?
今日のハロウィーンパーティーをやめるか恥ずかしくてもおつかいに行くか2つに1つです
(お母さん)じゃあ…。
「見に行くだけならいいか百香のことは心配だし恥ずかしいけどもう1回行くしかない」
(スタジオ:森口)うんそうだ妹のために頑張れ!
さぁお姉ちゃん来てくれたよ!
(店員)ん?
まだやってます
お母さんと来て買ってるのは…。
(百香ちゃん)むちょ〜ちぇ〜。
(店員)うん…。
そこにお姉ちゃん登場!
それともこれかな?
(店員)無調整?
一発で分かりましたさすがお姉ちゃん!
「そうそうそれそれ!成分むちょ〜ちぇ〜」
まさか2歳の子が無調整と言うとは思いませんでした
「ごめんね気付かなくて」
お姉ちゃんがさっと動きました
とろけるチーズ?
恥ずかしさも一生懸命こらえています
見に行くだけのはずだったのに買って行くの?
それはパンにのせるやつとけるけどそれじゃ少ないよ
(店員)ん?チーズフォンデュ?わぁすごい!
おばちゃんそんなしゃれた料理知りません
(店員)ま〜るいベーコン?
丸いというか塊になっているベーコンです
(店員)塊なんだけど…。
いやこれはハム!
もう恥ずかしくて耐えられません
いやトーストになるわこれ!
もう何でもいいから早くここから逃げたい!
(スタジオ:伊達)ハムチーズトーストじゃんこれ。
それでもちゃんとレジには行きました
早く早く!早く帰りたい!
一度も目を上げませんでした
買った物が違っていることは分かっていました
これでいいとは思っていません
百香ちゃんは手をつないでもらえませんでした
いやいやいや…。
(お母さん)おっほ〜そうだね。
お母さんは叱らず明るく迎えました
でもダメですもう行きません
(お母さん)ここまで頑張れたんだもん大丈夫。
(お母さん)いいの?
百香ちゃんがまたお役に立とうとしています
あ〜でもそれじゃねぇ
恥ずかしさをまだ知らない百香ちゃんはおつかいなんてへっちゃら何度でも行けます
(百香ちゃん)え?
「ハロウィーンパーティーをするにはこの量のチーズじゃ足りない百香じゃ分かるわけない私がついて行ってあげるしかない」
おっ。
よし行け。
お姉ちゃんは百香ちゃんのために今度はアーケードのほうから行きました
今日は何度このドアを開けたことでしょう
さぁ恥ずかしさに負けないで
おばさん何度もすみません
うんとね…。
(店員)何ですか?
(店員)ん?ん?
(店員)硬いベーコンがいいの?
(店員)大きいよそう?
そうこれでよかったんです間違いない!
お姉ちゃんやっと笑った
(百香ちゃん)アハっ。
ちょうかたい。
調子出て来ました
そうこれですこれがあればチーズフォンデュができる
間違えたものを返してこれで完璧
ついに恥ずかしさを乗り越えました
(店員)はいどうぞ。
挨拶も今度はちゃんと言えた
(スタジオ:伊達)いいねしっかりしたお姉ちゃんだ。
自信に満ちたこの顔
お姉ちゃんは溝がある近道へ
百香ちゃんはアーケード
それぞれの道を行きます
「あれ?どうして別々なのかしら?」ってお母さん
大丈夫2人は別な方法で同じ思いでおつかいに行ったんですよ
「お役に立ちたい」って
(スタジオ:森)うん頑張ったね。
(お母さん)見てもいい?
(お母さん)おかえり〜!どうぞどうぞ。
中へどうぞ。
ママのお役に立ったって
モモもありがとうのギュウだよ。
ありがと〜う。
姉ねと一緒に頑張ったね。
百香ちゃんの無調整の牛乳にお姉ちゃんのチーズを溶かし…
ハロウィーン特製かぼちゃのチーズフォンデュです
お友達も仮装して集まってくれました
お兄ちゃんにも好評
(お母さん)苦労して買って来たんだよ。
みんなのお役に立てました
(お母さん)モモの牛乳入ってるねこっちにね。
モモちゃんも〜!
2人にとって一番の褒め言葉でした
(拍手)これはいいパーティーですね。
これはいいパーティーですね素晴らしい。
妹のほうが…。
そうですね。
…って言ってたからね。
(富澤)言ってましたね。
牛乳の前で「むちょ〜ちぇ〜」っつったらもう…。
(伊達)それしかないんですから。
すずちゃんはあんなふうな妹さんだった…?まさに…。
性格そっくりだなって思いました。
あっそうなんだ!へぇ〜。
妹のほうが怖いもの知らずというか何でもやってみるみたいな。
お姉ちゃんのほうがやっぱいろいろ考えて真面目に…。
こう思われちゃうんじゃないかこう見られちゃうんじゃないか…。
私も兄がいて妹で末っ子なんですけどおじいちゃんおばあちゃんにめちゃくちゃかわいがられて。
毎日どっかデパートとかいろんなとこ連れてってもらって。
今の私ができてんのは…。
「せい」じゃない「おかげ」じゃん。
おかげおかげ!おかげじゃ〜ん!おかげです。
でもお孫さんといえばね所さんも伊東さんもいらっしゃるから。
そうですよね。
私もそうですよ。
まさにそういうことですかね?何されても痛くない?こんなおもちゃの…。
(笑い)全然平気。
すごいな!
日本三景松島の日の出です
松島の島々を望む鹽竈様は1200年以上もの歴史を持ち現在でも東北随一の参拝客が訪れる神社です
(スタジオ:伊達)すごいですよ初詣なんかもね。
かつては伊達のお殿様しか上ることができなかったというこの石段を上ってのはじめてのおつかいに出合いました
(スタジオ:伊達)階段が長いここは。
それは七五三の参拝客でにぎわう爽やかな秋晴れの休日のことでした
おつかいに行く男の子のお家は駄菓子屋さん
もうそれは夢のような世界です!
毎日たくさんのおもちゃに囲まれラムネにふ菓子にあんず棒!
そんなうらやましい男の子尚生くん
明るくって元気でお喋りで好きな遊びはおままごと
そこへやって来たのは…
(聖菜ちゃんのお母さん)おはよ〜う。
ガールフレンドの聖菜ちゃん
1か月年上の3歳11か月
2人は生まれた時からのお付き合いです
(尚生くん)ねぇねぇあそぼ!
(聖菜ちゃんのお母さん)あのね遠くに行って遊ばないで。
パパに頼まれてさ。
(聖菜ちゃんのお母さん)え?あぁそうだそうだ…何だっけ?
(聖菜ちゃんのお母さん)何?何?何のお守り?
(聖菜ちゃんのお母さん)「うまくいく」ってあんの?
鹽竈神社で大人気のお守り「うまくいく御守」
おつかいもうまく行くかな?
「うまくいく御守」。
行ってくれる?1人でも行けんの?ウッソ〜!
(聖菜ちゃんのお母さん)じゃあさ…。
行ける?ちゃんと。
(尚生くんのお母さん)行ける人!
隠しマイク付き
男は青!
あれ?赤のほうがいいの?
(尚生くんのお母さん)そして尚生そこに…。
これ聖菜ちゃんと…。
ジャ〜ン!
(尚生くん)ハート!ハート!
(尚生ちゃんのお母さん)それでラブラブ仲良ししてね。
ラブラブだ〜!
神社の下のお醤油屋さんで丸いこんにゃくを醤油で煮込んだ玉こんを頼まれました
行きは202段の表参道通称「男坂」を上って行きます
あの伊達のお殿様しか上れなかった坂です
境内に入りお守りを買って帰りは比較的緩やかな東参道通称「女坂」を下ります
(尚生くんのお母さん)そう男坂ね。
(聖菜ちゃんのお母さん)すごいね。
さすが地元の男の子!
(尚生くんのお母さん)あぁいいね!
自分でおつかいを増やしました
お団子を5人前買って来ます
あら。
男坂隊長は聖菜ちゃんじゃあ…。
尚ちゃんなの?逆じゃない?
(聖菜ちゃんのお母さん)隊長頑張ってね〜。
仲良しの誓いにチュっ!
(尚生くんのお母さん)はい分かった?いってらっしゃい。
(聖菜ちゃんのお母さん)頼んだよ!
老舗のお醤油屋さんですあれ?すだれが下りてる!
(尚生くん)あくかな?
鍵も掛かってる!
開店前でした
ちょっと早過ぎたね
せっかちなんだから!
ハハハ…もう行ったり来たり
このまんま男坂に突入か?
ちょうどその時お醤油屋さんの開店です
「あ〜助かった!」とカメラマン
(店員)何が欲しいですか?どれ欲しい?
頼りになる聖菜ちゃん
(店員)3個ですか?はい。
袋に入れますか?
うわ!しっかりしてる〜!
醤油でじっくり煮込んだ玉こんはお休みの日だけ売られています
いいね〜!
(尚生くん)おかね…。
じゃあ500円から頂くのでちょっとお待ちくださいね?じゃあ寒いので2人とも…。
伝統の生揚醤油がこんにゃくにしっかり染みて…
そりゃそうでしょう!
お醤油屋さんを出るとあの男坂が待っています
(尚生くん)あっだんごやさん…。
(スタジオ:伊達)子供は走るんだよ。
(尚生くん)じんじゃじんじゃ!
お守りもね!
おっしゃる通り202段あります
大人にとってもかなりキツい男坂
(尚生くん)うわぁ!ううん。
(尚生くん)でも…。
ね?
(スタジオ:伊達)荷物持たせてんだね女の子に。
聖菜ちゃんは…
尚生くん負けてるよ?
こまいぬ!
あ〜お口は元気!
(尚生くん)こまいぬ!
(尚生くん)ほらこまいぬ!
(聖菜ちゃん)うん。
ホントか〜?
うんそっちのほうが賢い!
(尚生くん)ほらかんたんでしょ?
尚生くんが上ってるのはおみこしを見物する時の場所なんです
(スタジオ:森)大変!
聖菜ちゃんは階段を尚生くんはおみこしを見物する石段を上っています
(尚生くん)やるきまんまんなの!
202段ある鹽竈神社の男坂
上りきった時は大人でも息が切れます
(聖菜ちゃん)まっていかないで!
あれ?聖菜ちゃんも結局そっちを上って来ちゃったんだ
(尚生くん)きょうはなおちゃんいちいね?
仲良しだねぇ
(尚生くん)あ〜!
お馬さんいるんだ
牛だった!
欲しがる尚生くんのために聖菜ちゃん目で訴えました
うん!通じた!
尚生くんにも
自分でもらえよ!
おさい銭です
聖菜ちゃん5円玉を…あぁ入れた
尚生くんは?
あれ?
よしっと
次は?
(尚生くん)あれ?なんない〜!
聖菜ちゃん考えました
(聖菜ちゃん)なったなったなおちゃん。
はぁ〜よかった!
いきましょ。
(尚生くん)そっか!「うまくいく」。
さぁお守りを買います
何か物々しい雰囲気です
結婚式です
よかったね〜おめでたい行列に出合えて
見とれてるかなと思ったら…
(尚生くん)あっ。
見てなかった
(笑い)少しも見てなかった。
(尚生くん)ほらね。
「うまくいく御守」聖菜ちゃん買えました
(スタジオ:笑い)
(スタジオ:森口)男の子だねぇ〜!
(尚生くん)ピンク!まだ言ってる。
聖菜ちゃんも大変だ!
(スタジオ:春菜)何回言われんのよ。
(スタジオ:伊達)大人がついて来れなくなってる。
(尚生くん)ほら!ここにいっぱいあるよおみせやさん!
お面は家でも売ってるでしょ
お団子5人前頼まれました
(尚生くん)おだんごください!
(店員)そんなに大っきいお金もらって来たの?それで?
(店員)そうか分かった分かったよしよしよし。
「5個はやっぱり重たいんじゃない?」
聖菜ちゃんが心配しました
じゃあ…。
(伊達)あそっかすごいねここで食べるってことか。
2人分ここで食べて3つ持って帰りゃいい
(尚生くん)うんとね…。
(店員)何をいいこと考えた?うん。
(店員)あらそう!はい分かったよ〜。
ねっいいことかんがえた。
ママとパパへね今お手紙書いてたからちょっと待っててね。
計算の紙を書いてくれました
(店員)はい。
貸してちょうだい。
だってお団子食べるでしょ?ね?うん分かった。
そして…ん?そうだよ!これは?ちょっと待ってね。
取られると思って…。
これはお釣りだよ?さっき3000円もらったから。
5つ買っておいでってお釣り来たからね?それで2つ食べて行きたいんでしょ?
(店員)お利口さん達だったからい〜い?
おばちゃんありがとうございます!
(店員)いただきます!
(尚生くん:聖菜ちゃん)あれ?
(店員)あれ?「いただきます」は?
おかげで楽しいひと時となりました
あ〜いいね。
(スタジオ:春菜)団子が似合うな。
(聖菜ちゃん)うん。
お団子はおばちゃんと同じやさしい味がしました
(スタジオ:伊達)よかったねぇ。
そう!
(店員)ごちそうさまでした。
「ごちそうさま」もちゃんと言えました
お団子はサービスだったので結局5人分持って帰ります
お面は尚生くんのお店でたくさん売ってるじゃないの
あ〜風船!
(スタジオ:伊達)よかったね階段下りる前で。
家で売ってるものばかりです
青じゃなくてやっぱり赤が好きなんだ
それも家で売ってるのに
(ブーブー風船が鳴る音)
これが東参道通称「女坂」です
カメラマンも疲れて来ました
カメラマンに声を掛けました
(尚生くん)これねこれうるさいの。
よしいいぞ時間稼げ
(ブーブー風船が鳴る音)
この間にカメラマン先回り
(スタジオ:伊達)大変だなこれ。
(聖菜ちゃん)まってまって!
うん正面の顔が何とか撮れました
なおちゃんころんじゃうよ。
(聖菜ちゃん)ママしんぱいしちゃう。
家の隣のシロです
(スタジオ:春菜)何も言ってないじゃん。
さぁお家に到着
あ〜っと
一度も転ばなかったのにここへ来て…
あぁ…
あ〜玉こんが…。
(聖菜ちゃんの泣き声)
お母さん一度も泣かずにちゃ〜んとやって来たんですよこの2人
(泣き声)
醤油が染み込んでるからうん洗えば大丈夫
(聖菜ちゃんのお母さん)買えた?お守り買えた?どうしたの?
(ブーブー風船が鳴る音)買ったの?
丸く収めたのは尚生くんでした
・尚ちゃん達・
この2人のはじめてのおつかいに出合ったのは2008年のこと
おつかいの3年後には塩釜は東日本大震災の被害に見舞われました
高台の神社に避難して来た人々
聖菜ちゃん家は震災後神奈川県に引っ越しました
今でも年に2度ほど戻って来ます
中学1年生になった2人
(スタジオ:伊達)ちゃんと仲いいの?今も。
チャラチャラ〜って鳴らせるようになりました
お母さん同士が親友ということもありずっと変わらぬお付き合い
ここに来たからにはそう「うまくいく御守」
中学1年生の今は何がうまく行ってほしいんでしょうかね?
(尚生君)勉強?
な〜んて言って尚生君結構勉強できるそうです
部活ではテニスに夢中
うまいとこだけ編集でつないでみました
(笑い)
もっと本気で取り組んでいるのはお菓子作り
将来パティシエになりたいんですって
聖菜ちゃんが来ると聞いて朝からプチケーキ作りをしたんです
うわ〜は〜!
いろいろ飾り付けを変えて
どうですか?
聖菜ちゃんどれを気に入ってくれるかね?
あれ?1つだけスペシャルがある
「HappyAnniversary」
実は聖菜ちゃんの誕生日が明日なんです
2段階で喜ばせようと…なるほどな〜
すご〜い。
一方の聖菜ちゃんは吹奏楽部に入っています
楽器は一番大きなチューバ
いろいろ吹いてみて一番よく音が出たんですって
音楽を始めたのは中学に入ってから
それまでは空手に体操スイミング体力も肺活量も生かせる聖菜ちゃんにピッタリな楽器ですよ
♪〜
10kgもあるチューバを軽々と
演奏技術は楽しさに比例する
今まさにそれを実感しています
地震の津波の時マリンゲート塩釜には観光船が駐車場に打ち上げられました
2人はあの時の話を口にしません
お団子屋さんはあの時のままそこにありました
そして…
(店員)おばちゃんは年取っちゃった…。
あら〜お久しぶりだったね。
おばちゃんの…久しぶりに来たので…。
(店員)よく訪ねてくれてありがとうね。
お団子屋さんで食べようと決めていました
(尚生君)バナナチョコチップ。
おいしいか分かんない。
あれ?誕生日スペシャルは出さないの?
ウソでしょ〜?抜けてるな〜。
ホントに?
しょうがないな〜そのために早起きしたのに
変わらぬ尚生君です
お店は何とか無事に残りましたが海水が腰の高さまで来て商品はほとんどダメになりました
これこれ大事な忘れ物
(尚生君)はいえっと…。
(尚生君)中にチョコチップバナナ入ってるから。
この距離が中学1年生です
(森)いや〜いい!爽やか!すごい!ドキドキしました何か見てて。
でも尚生君小さい時は何かやっぱ男の子。
うれしくてすごい走り…ずっと走ってるんだなと思って。
走るなっつって言ってんのにね。
元気だな〜と思って。
宮城県といえばサンドウィッチマンの2人。
僕ら地元ですね。
地元ですよね。
塩釜もよく行きます。
ご自身もおつかいの思い出とかあります?僕はね幼稚園の時に石巻ってとこ住んでたんですけど家からちょっと離れた所にお肉屋さんがあって「ひき肉500g買って来て」って言われて1人で行ったんですよ。
そしたらねお肉屋さん着いてね僕「筋肉500gください」っつって…。
(笑い)「もう一回聞いといでママに」っていってもう一回戻ったんですよ戻る途中に結構大きな道路を渡らなくちゃいけないんですけどそここうやって手上げて待ってたらタクシーが止まったんですよ。
子供が手上げてて止まるほうも止まるほうだよね。
タクシーも。
お子さんをおつかいに出すっていうチャンスが来たらどうですか?出したいんですけど怖さもあるんで多分…。
でもね親の立場っていうといろいろ心配になることもあって。
でもいつかは旅立たせる日がね来ると思うんですけども今日はその決心をしたパパさんがいらっしゃるんですね。
皆さんでお迎えしたいと思います。
パパさんどうぞお入りくださいこちらで〜す!どうぞ〜!あらま!プロボクシング前WBC世界バンタム級チャンピオン山中慎介パパで〜す!
(拍手)
世界一強い山中パパが子供達をおつかいに出します
今日はリングの上とは違い不安だらけ
超心配。
感動はまだまだ続きます
厳しい自然の北海道でのはじめてのおつかい
頑張るほうがいいと自ら困難に立ち向かった女の子
スタジオに感動の渦を巻き起こします
それではあらためてご紹介いたしましょうプロボクシング前WBC世界バンタム級チャンピオン山中慎介パパで〜す!ご苦労さまでございます。
(拍手)ようこそ〜。
(山中)お願いします。
(拍手)わが子をおつかいに出したんですけども。
(伊達)すごい。
どうでしたか?妻と2人でノリノリやったんですけどノリノリだったんですけど…。
(伊達)やっぱりね。
(山中)不安でしかなかった。
(伊達)そらそうでしょ。
…っていうぐらいまで。
そこまで行くぐらい…。
山中さんまだ全貌見てないんですよね?
(山中)もちろんです。
(伊達)楽しみでしょうがないでしょこれ。
ではあの2カメさんに向かってそのおつかいのVTRのふりをお願いいたします。
すごいドキドキしてますけどぜひご覧ください。
プロボクシング山中慎介選手
(実況)左!あ〜…!
「神の左」と呼ばれる必殺の左ストレートパンチで…
(実況)やはり神の左は強かった!
…の記録を打ち立てましたそんな男にはじめての子が誕生したのは今から5年前
(豪祐くんの笑い声)
長男の豪祐くんが生まれた時にはパパはもう世界チャンピオンでした
(実況)豪祐くんです。
勝ってこういうふうに子供をリングに上げれるっていうのは幸せですからまだまだ1つでも多く続けたいですね。
その言葉通りパパは勝ち続けました
帰ったら遊ぼうね遊ぼうね。
おめでとう。
そして子供達はリングの上でどんどん大きくなって行きました
パパおめでとう!
12度目の防衛戦に勝利した時豪祐くんは4歳4か月になっていました
そして迎えた昨年8月13回連続防衛という日本記録が懸かった大一番の試合
(アナウンス)ゴッドレフト慎介〜!
今日もリングの上で抱っこしてもらえると楽しみにしていた豪祐くんと梨理乃ちゃんでしたが…
(実況)さぁ第4ラウンド…左〜!右〜!左〜!効いている!チャンピオンが効いている!何ということか!何という…!
(解説)打てばいいですよ…。
(実況)チャンピオン返す!チャンピオン返す!タオル投入!なんと山中慎介日本記録目前でTKO負け!
「パパが負けた…」
はじめて見る光景でした
(実況)ファンの記憶に残った神の左は永遠に色あせることはありません。
(観客)慎介!慎介…!
負ける悔しさを生まれてはじめて知りました
パパと同じに…いやいやそれ以上に
この日からパパと一緒に戦おうと決めました
豪祐くんの心のゴングが打たれたのです
試合後…
山中選手はメディアを遠ざけるようになりました
「負けちゃったねパパ」って言われた時「パパ12回も頑張ったんだよ」と豪祐くんは言い返したそうです
あの試合から2か月後おつかいスタッフははじめてトレーニング用の部屋にいる山中さんを訪ねました
(スタッフ)おはようございます。
すいませんちょっとお邪魔して大丈夫ですか?どうぞ。
(スタッフ)失礼します。
(奥さん)すごい私達と同じぐらい…。
突然言い出したりするんですよね。
…とかいきなり言ったり。
ね?
(奥さん)うん。
すごい響きますよねうん…。
そのふとした言葉が。
もう一度子供達をあの場所で抱っこしてやらないとな
山中パパの心がようやく決まりました
そして山中選手は会見を開きました
リングに戻してくれた子供達
お礼に今度はパパが子供達をリングに上げてやろう
山中パパが考えた子供達のリング
それがはじめてのおつかいだったのです
おつかいは2人で行かせよう
妹の梨理乃ちゃんは何でもお兄ちゃん任せな甘え上手
泣くことを武器に実は自分のやりたいことを通すしっかり者だとか
豪祐くんは正義感はあるけどちょっと注意散漫だそうです
おつかいの前日夫婦そろって神社にお参りに来ました
(鈴を鳴らす音)
試合前になるといつも願掛けに来る所です
…って言いました。
ホントに不安ですね。
そうですね。
そして迎えた…
山中パパが話を切り出しました
さぁおつかい開始
(山中)じゃあね。
お父さんチャンピオンの目になってますよ
超心配。
(伊達)心配し過ぎでしょうこれ。
あんな表情してたんですね。
頑張るのは山中パパだけじゃありません
厳しい自然の北海道での頑張りにスタジオも感動の涙
頑張ったな!
お父さんが頼んだおつかいは壊れた体重計を電気屋さんに直してもらいに行くこと
豪祐くんのリュックにお父さんの体重計が入ってます
(スタジオ:森口)偉いお兄ちゃん。
安全確認はちゃんとできますが右を見て左を見てるうちにどっちがどっちか分かんなくなることがあるんです
でも今日は大丈夫間違いありません
お父さんともお母さんとも何度も歩きました
2人はあっという間に大通りまで来ました
ちゃんと右左…確認してと…
いやしっかりしてんじゃないですかお父さん
送り出すの。
(スタッフ)全然大丈夫です。
ちゃんと言えてないことあるかな…。
もう大丈夫ですから。
1人心配し過ぎなお父さんをよそに2人はしっかりとした足取りで進んでいます
(梨理乃ちゃんの歌声)
いつもきょうだいゲンカをすると泣いてばっかりの梨理乃ちゃん
でも今日は泣きません
だってお守りには「なかないもん!!」って書いてあるんですから
ちゃんとお守りを見て今日は泣きません
お兄ちゃんのお守りには「つよいぞ」って書いてあります
だからただ怒るだけじゃなく…
ちゃ〜んと妹を引っ張って行きます
走るのが仕事
もう一度チャンピオンに戻るためのトレーニングを再開しました
おっ間に合った横断歩道を渡ります
え?ここ渡んないの?
視線の先は次の信号です
いくつもある横断歩道
お母さんが渡る場所を何度教えても豪祐くんは覚えてくれませんでした
でもちゃ〜んとお母さんが教えた場所を渡りました
いつもならお兄ちゃんがどんどん先に行っちゃうのに…
今日は先に行きません
だから梨理乃ちゃんも今日は泣きません
山中選手のことを応援してくれている地元の商店街です
前から女の子が泣きながら歩いて来ます
いつもなら泣いてるのに今日は泣きません
いつもなら寄り道するのに今日はしません
なぜなら今日は…
はじめてのおつかいですからね
(スタジオ:伊達)すごいな責任感だよな。
電気屋さんにあっという間に到着しました
カメラマンがお店の中へ先回りします
おっ!パパの写真が飾ってあるよ
「ホントだパパだ」
すごい。
ご挨拶の後は体重計出して…
何て言うんだっけ?
そうちゃんと言えた!
どうです?すぐ直りそうですか?
電池?
「何だ電池か〜」
「じゃあこれ持って来る必要なかったんじゃん」
(スタジオ:伊達)ホントだわ。
「ホントだ電池だ」
「え?この間のじゃないよね?」
よかったモレノに勝った時の試合だ
(店員)おつかい頼まれたか。
いつもお父さんの試合見に来てくれているんです

修理も出せたし挨拶もできたしお金も払えた
全部できました完璧
その頃お父さんは…
もしもし?
またおつかい出すつもりですよ
そんなことしてる間に子供達帰って来ちゃいますよ
りりて!
まだ悩んでる
決めてくださいちゃんと。
これいりますかね?ブレるな〜。
(スタジオ:伊達)ほら早く帰って来たわ。
信じられない様子のお父さん
(山中)すごいね。
さぁ体重計をチェック
ついてる?豪祐どう?
(豪祐くん)うんついてる。
パパは体重を一日4回量るんです
(豪祐くん)61てん9。
(山中)あっそうだ今から…。
ここから…
(山中)豪祐あれ…。
(山中)ヤバイ。
さぁ来たぞ!
強くなる?
(山中)分かった?
もうお兄ちゃんはできる!
第2ラウンドは梨理乃ちゃん中心のおつかいなんです
ネギは…。
うん。
(山中)…に任せた分かった?ネギは豪祐に任せたからりりが高木ミート行ったらヒレ肉買って。
あと2人の好きな肩ロース。
かたロースね。
(梨理乃ちゃん)かたロースのおにく!そう肩ロースのお肉も買って来て。
心配なお父さん確認します
(梨理乃ちゃん)う〜んと…。
何だっけ?そう。
さすが豪祐くん!
それさ…。
うん。
分かる?「ヒレ肉のひ」っつっちゃうんだ。
それ言ったらりり分かるかもしれないから。
さぁここから実践練習です
高木ミートに着きました。
(山中)ネギ持って行ってで…。
(山中)お〜!
ところが…
お父さんは第2ラウンドに向けてさらに完璧な準備を目指します
いやもう大丈夫でしょう!何買うんだっけ?そうだね。
まだまだ!
そしてなんと…
もうノックアウトです
さすがチャンピオン!
分かった?
不安な要素はちりひとつ残さない
これが世界一になった男のやり方
え〜?まだやるの?
もう自分で行ってくださいよもう!
やっとオッケー出ました!
(スタジオ:森口)信じてくれと。
はぁ〜ようやく出発させてもらえました
車気を付けてね。
(スタジオ:伊達)目つき目つき。
自転車も。
(スタジオ:伊達)目つきもう試合前みたいになってる。
ほらさっさと行かないとまたやらされるよ
(スタジオ:春菜)鋭過ぎる。
(スタジオ:森口)鋭い鋭い!
(伊達)鋭い眼光が。
(スタジオ:伊達)大丈夫でしょ。
いやもうあのね…。
(豪祐くん)たかぎミート…。
(梨理乃ちゃん)つきました!
早いってば!
(店員)いらっしゃい。
ほらもう1つは?
(梨理乃ちゃん)う〜んと…。
ヒレ肉と肩ロース言えた!
はいちょっと待っててね。
うん!2人ともナイスコンビネーション!
豚肩ロースは子供達用
100g1200円の高級ヒレ肉はお父さん用
パワーは出るけど脂身は少ない
試合が近づくとよく食べるんですって
あと何?ネギ?
(梨理乃ちゃん)あとネギ。
「梨理乃のおつかいできたし今度は自分のを買おうっと!」
お兄ちゃんここまで余裕ができました
これでパパ喜ぶぞ〜
お金を払うのはお兄ちゃんの役目
(店員)ちょっと待ってね今ね。
これ2500円からね。
豪祐くんいつの間にか頼もしい男の背中になっていました
(店員)これ持って行ってね。
荷物は梨理乃ちゃんに持たせてあげます
さぁお家でお父さん待ってるよ
(スタジオ:伊達)成長すんだなこれで。
家に帰る道はこっちなんですが…
あれ?豪祐くんどこ行くの?
カメラマンも慌てて反対方向に向かいます
公園にでも行っちゃうのかな?
せっかくここまでちゃんとできたのに
(スタジオ:伊達)あれどこに行ってんの?これ。
梨理乃ちゃんの手を引き豪祐くんが向かったのは…
神社か
試合前お父さんが願掛けに来るあの場所です
(豪祐くん)ねぇはしんないで!
豪祐くん何をお願いするつもりなんでしょう?
(豪祐くん)りりこれをつかってあっこれはダメだ。
お兄ちゃん偉い!
(豪祐くん)いこう。
(伊東)親を超えてるな。
うん。

パパが試合に勝てるようにと豪祐くんは今日しっかりおつかいしました
梨理乃ちゃんは今日どうして泣かずにちゃんとおつかいできたんでしょう?
そうなの?
パパに料理作ってほしかったんだね
2人のおつかいは完璧!お見事でした
そりゃ15回も練習したからね
(スタジオ:伊達)スパルタだったからな〜。
(伊達)必ず「えぇ」なんだ。
まず「えぇ」からなんだね。
すごいね。
(豪祐くん)たかぎミートでね…。
(豪祐くん:梨理乃ちゃん)うん。
おいで。
(山中)豪祐りり…。
神の左でネギを刻み…
実はプロになってもしばらくはラーメン屋さんでアルバイトしてたんです
(スタジオ:春菜)うわっパラパラ。
100g1200円のヒレ肉です
とその時…
お母さんです
豚の肩ロース入りネギたっぷりチャーハン
お父さんの料理はプロ並みですよ
(山中)ジャ〜ン!
さぁスープも出来たところで…
最近めったに作ってくれなかったお父さんのチャーハン
うん…。
うわ〜もう最高!
うまっ!
今回のおつかいではお母さんは裏方に徹しました
(山中)食べてみなこれ。
お肉食べた!
豪祐くんいつもはお肉食べないんですけどね
梨理乃ちゃんは何でも食べます
(山中)はぁ〜おいしいね。
やった〜!
じゃ最後に行こうか行くぞ。
えいえいお〜!
(山中)左でやって左。
そう神の左で…
えいえいお〜!
(スタジオ:伊達)何回もやらせるんだよね。
山中選手の力の源は家族
再びリングの上で2人を抱き上げる日はもうすぐですよ!
いや〜。
いいわ!やりましたね〜。
これはおいしいチャーハンだよね。
山中パパはじめて今ご覧になってどうでしたか?このVTR見て息子と娘が何となく分かってるなっていうのは見て分かったんですけどやっぱりその当日っていうのは自分も何回も言ってるんですけど…。
マジすか?はい。
(春菜)完璧に。
(山中)余裕がなかったんでしょうね。
自分でもこれ見て…。
しつこいっすよあれはホントしつこいわ。
りりちゃんなんか15回も練習したから店開いた途端に…。
やり過ぎなんだよ。
食い気味だったから。
でもあの神社にお参りしてでパパが勝ちますようにっつって2人で手つないで戻って来るじゃないですか。
あのへんがたまりませんね。
たまんないっすね。
グッと来ますよね。
まさかこのVTRで泣ける場面が来るとは思わなかったんですけど。
(伊達)全部泣けますねこれ。
そうですね。
さぁお父さん大事な試合を控えていますが調整のほうはばっちりですか?息子と娘も頑張ってくれたんで次はもうパパの番なんでしっかりと勝ちたいと思います。
(伊達)ホント応援してますよ。
ありがとうございます。
春を待ってのおつかいでした
真冬の間はマイナス20℃
いてつく大地の…
11月から4月まで大地は雪に覆われたまま
十勝平野が開拓されたのは今から120年前
クマザサやナラの木が生い茂る大地を人々は斧とのこぎりで切り開き農地へと変えて行きました
できることは何でも自分の手でやる
開拓時代からの精神は今でも日常の生活に根付いています
長〜い冬が明けるのは4月の末
農家は一気に忙しくなります
見渡す限り全部自分の家の畑
100年前からこの地で暮らす大きな大きな農家でのおつかいです
畑の総面積は東京ディズニーランドよりも広くキャベツに小麦にじゃがいもそりゃあもうまるで絵本のような別世界
ここに暮らすのが…
…の仲良し姉妹
しっかり者のお姉ちゃんとちゃっかり者の華織ちゃん
毎日畑作業を手伝っているので2人には何をやらせても大丈夫ですよってお母さん
人見知りも全くありません
というのも美怜ちゃんの家には北海道の農業を学ぼうと中国台湾インドネシアオーストラリアにニュージーランド世界中から研修生がやって来てるんです
そんな研修生達と一緒にごはんを食べて家族のような生活をしています
みんなで食事をするログハウスのすぐお隣がお家
今日は10人分のお昼ごはんを作ることになっています
さぁおつかいに行かなくっちゃ
今日のお昼は手作りシチュー
大根玉ねぎにんじん材料は全部家の畑で取れたもの
(お母さん)いるよね。
ってことで…
ジャッジャジャ〜ン!
まずは雪室までのおつかいです
そう遊びじゃありませんよ
この日のために思いを込めて昨日徹夜で作りました
(お母さん)重たい?
(お母さん)でしょ?たまんないなこれ。
来月には弟が生まれます
(お母さん)ママお仕事する時は怒るやろ?ふざけてたら怒るよいいね。
お母さんは京都からお嫁に来ました
北海道の大自然と向き合う思いを子供達に託します
お父さんを捜して雪室を開けてもらいます
アスパラです
(美怜ちゃん)だって…。
(お父さん)うん。
(華織ちゃん)うわ〜〜!
(スタジオ:森口)これだけで幸せすごい。
雪室は天然の雪を使った冷蔵庫
室内はひんやりと湿った空気
(美怜ちゃん)どこだ?
(お父さん)このイモでいいじゃん。
雪室で半年寝かせたじゃがいもはでんぷん質が糖に変わりものすご〜く甘くなるんです
ちょっと頂戴っていっても…
この量
これが北海道!
仲良く2人で持って行きます
うん2人なら持てますこのぐらい
ん?華織ちゃんどこに行くの?
何で走ってるの?
まぁいつもこういうことになっちゃうんです
美怜ちゃんは面倒見がよくって自分のやりたいことを突き通すお姉ちゃん
まぁ頑固ともいえますけどね
うまく行かないことがあると絶叫することもあります
ほら早く持たないと怒られるよ華織ちゃん
(美怜ちゃん)いっせ〜の〜せ。
そうそう…そうやって2人で持って
(美怜ちゃん:華織ちゃん)よいしょよいしょ…。
まぁこれなら2人で近所に行かせても大丈夫だ
(お母さん)うわっめっちゃいっぱい持って来たね。
これからがおつかいの本番なんです
そうや昨日牛乳ないって言ってたよなママ。
あっ…。
まなちゃん家は酪農家
いつもお鍋で牛乳分けてもらってます
「重いから半分でいいよ」って今日はこぼれないようにフタがパチっと閉まります
さらに…
ちょっと遠い場所です
みーちゃん牛乳大臣ね牛乳担当大臣やで。
(華織ちゃん)かおりちゃんは?
(お母さん)華織ちゃんはソーセージ担当大臣。
それぞれ大役に就きました
大臣に任命された。
そうだふとっちょソーセージだ。
数字は最近覚えたばかり
お隣のまなちゃん家で牛乳をもらいます
隣といっても1km先
そして一番近くのお店といっても2km先なんですがぬくもりカフェでソーセージを4パック買って帰ります
(スタジオ:春菜)広いな北海道。
8時までに牛乳をもらいに行かないと回収のトラックが来てしまうんです
さぁ急がなくっちゃ
よいしょよいしょ…。
華織ちゃんはお礼に渡すじゃがいもお姉ちゃんはお鍋を持って行きます
そう今なら間に合う
まなちゃん家に大きなトラックの影は見えません
(スタジオ:春菜)不安になっちゃった。
「私の妹なんだからしっかりしなさい」
若い2人は歩いて行きました
元気湧いて来てもう大丈夫と思ったら…
(美怜ちゃん)♪〜ぎゅうにゅうおまめさつまいも
春になったといってもこの日の気温はわずか3℃
この季節の天候は変わりやすいんです
すごいな。
まなちゃん家の牧場です
いつも牛乳を分けてもらっています
お隣同士のご近所付き合い回覧板を届けるのもこのお宅
まなちゃんは同じ幼稚園
熟成じゃがいもを渡したのは華織ちゃん
(まなちゃんのお母さん)じゃがいも持って来てくれたの?
(まなちゃんのお母さん)今入れてあげるね。
まなちゃん家は最新式の酪農家
牛が自分で機械へ入って行きメリーゴーラウンドのように1周回る間にミルクが搾られて行きます
その搾りたてのミルクは隣の部屋のタンクに集められるんです
(華織ちゃん)くしゃ〜い。
こらこら
お姉ちゃんさすがのナイスフォロー
レンズが曇るほど外は寒かった
「持てるくらいの半分でいいからね」って
なるほどだからお鍋だったのか
牛さんから集めたのがここにたまるようになってるんだよ
あんまり入れると持てなくなっちゃうからね
搾りたての湯気ですぐにレンズが曇ってしまいました
8時のトラックが来る前に間に合いました
さすがは牛乳担当大臣
さぁ次はソーセージ
あれ?牛乳は?
え〜?
今2人がいるのはここ
次に一番近いお店といってもぬくもりカフェはこんなに先です
なるほど預かってもらって帰りに取りに来たほうがいいね
ソーセージ担当大臣ですそう4個ね
さぁ大臣急いでね
また来ますからね
じゃがいもはあげて来たしお鍋は預けて来たし
やっと身軽になりました
(スタジオ:伊達)そっか手ぶらになったんだ。
ちょうどその時でした
牛乳を回収するトラックです
お姉ちゃんほら華織ちゃん遅れてるよ
2人は年の差というよりも性格の違い
華織ちゃんはできるのにできないふりをすることがあります
甘え上手なまさに妹気質
そしてお姉ちゃんは面倒見のいい典型的なお姉ちゃん気質
(スタジオ:伊達)偉いねお姉ちゃんもね。
(牛の鳴き声)
ぬくもりカフェの牛です
オーナーのせいちゃんは独特な優しい雰囲気で2人も大好き
心がほんわか温まるぬくもりカフェで自家製ソーセージを買います
ソーセージ担当大臣は妹の華織ちゃん
(せいちゃん)よく来たねママは?
あ〜ら〜
大臣が転んだ
(華織ちゃんの泣き声)大丈夫だね。
せいちゃんお絞りをくれました
さぁソーセージ大臣気を取り直して
(せいちゃん)痛かった?
お姉ちゃんに言われちゃった
でも華織ちゃんは…
何とか数は伝えられました
お金はソーセージ担当大臣が持っています
(せいちゃん)どうしよう?
(せいちゃん)そう。
ひと袋700円
(スタジオ:春菜)足りない?
4つ入ってるけどこの4つじゃありません
4袋です
2000円じゃ足りない
どうしよう…。
帰れないよね〜。
お母さんの計算違い
数を減らすか…
せいちゃんがおまけをするか
2つに1つ
足りない分は…。
不思議な時間が過ぎました
第3のアイデアが出ました
(華織ちゃん)800えんね。
せいちゃん優し〜い!
ハハハ…降って来たね雨ね。
寒い上に雨まで降って来ました
寒い上に雨まで降って来ました
せいちゃんはリュックに入れていたレインコートを着せてくれさらにカイロまで渡してくれました
せいちゃんホントに優しい
さらにさらにホットミルクまでサービスしてくれたんですよ
温か〜い
とろける〜
華織ちゃんもよかったね
え〜そりゃ寒いよ
おじさんにもくれるの?
(スタジオ:森)優しい。
(スタジオ:春菜)優しい。
せいちゃんの優しさが華織ちゃんに移りました
華織ちゃんの優しさがお姉ちゃんに伝えられました
こっちのカメラマンにもどうぞ
優しさの連鎖でみんながほんわかしました
おかげで十分ぬくもりました
(華織ちゃん)いっぱいやりたい。
(せいちゃん)夢がかなう。
(鐘の音)
さぁ最後にもうひと踏ん張り
2人は元気に出発しました
ところが…
雨脚が強くなって来ました
春先にはこんなことがよくあるんです
せっかく温まったのにな
今度は寒くてレンズが曇ります
厳しい自然の北海道
(スタジオ:伊達)悲しくなるよね。
お姉ちゃんは1人で先には行きません
華織ちゃんの顔を見てペースに合わせ励まし…
(春菜)正直者。
「でも華織はまだ行ける」とお姉ちゃんは感じました
お母さんがいつも言います
「頑張るほうが楽しいんだよ」とだから…
まなちゃんの家が見えて来ました
預かってもらった牛乳を持って帰ります
あ〜また温かい
あれ?ない。
お姉ちゃんの肩には牛乳
華織ちゃんの背中にはソーセージ4袋
それぞれ自分のものは自分で持って帰ります
お家が見えて来ましたもうひと踏ん張りだ
お母さんが前の道まで出ていました
ここを曲がればお母さんが待っています
ここまで来られればもうあとはほんの少し
「迎えに行ってやりたい」
その気持ちをグッと抑えました
諦めるより頑張るほうがいい
初めは軽々持てたのにだんだん重くなって来ました
(美怜ちゃん)よいしょ…う〜ん…。
よいしょ…。
(美怜ちゃんの泣き声)
華織ちゃんがず〜っと見ててくれました
(泣き声)
(華織ちゃん)ママ!
「お姉ちゃん私が何とかする」
華織ちゃんはリュックの重みも忘れお姉ちゃんのことをただ心配しました
(華織ちゃん)ママ!
お姉ちゃんの様子をママに何とか伝えたくて気が付けば自分がゴールしていました
ソーセージが到着です
みーちゃん疲れたっていうのを?
お姉ちゃんは華織ちゃんの後ろ姿を見て決心しました
よいしょ…。
(お母さん)美怜!
(お母さん)みーちゃん!
(華織ちゃん)みーちゃん!
パパも隠れて見ていたんです
(お母さん)美怜ここまでおいで。
おいで!あと少し頑張れ。
(泣き声)
(お母さん)偉かった偉かった。
(泣き声)
ゴールです
ごめんねママがちゃんと…。
1人で持ったの?そうか。
重かったな頑張ったな。
ハハハ…。
頑張ったほうがよかったなぁ
お家帰ろうねっ温かくしようね。
(お母さん)よし決めたって?ホンマに偉かった。
2人だから最後までできた
寒かったけどみんな温かかった
今日のソーセージシチューは特別温かいシチューになりました
(お母さん)ほらおいしそ〜う!
(美怜ちゃん)オッケーできあがった!イエ〜イ!
(笑い)
さぁ仕事をお手伝いしてくださっている世界の皆さんに食べていただきましょう
・おかえり〜!・
あぁまたカメラ曇っちゃった〜
・は〜い!・・いただきます・ありがとう。
ソーセージ担当大臣です
そして牛乳担当大臣もお疲れさまでした
(笑い)
お疲れさま
春が過ぎそして北海道の短い夏が終わって…
今年もまたあの厳しい冬がやって来ました
この真冬の寒さがあるから人も自然もたくましく育ちます
あっそうそう弟の心治くんが生まれてまた一段と2人はお手伝いいっぱいしてくれてるんですって
(拍手)この北海道の広さもいいですね。
そうですね。
いや〜でもお母さんも偉いですよ。
やっぱりあそこでホントに迎えに行かないでね「頑張ってここをゴールにしよう」って。
やっぱりああいうふうに言えるお母さんお父さんに育てられてる子供達っていうのは幸せだと思いますよね。
ずっと頑張るほうがいいんだ…って言ってるのはお父さんお母さんが頑張ってるのを見てるからね。
だと思いますよ。
私も姉がいるので姉妹の回は結構グッて来るものがあるんですけどやっぱどんな時でも…。
…と思いました。
大人になっても母の存在ってね…。
大きいですよね今もそうなので。
(笑い)すぐ行ってる迷わず行ってます。
あっなるほど。
そうですね確かに。
終わんないですよね。
終わんないと思う。
永遠とね。
JRの駅名は勝沼ぶどう郷駅
日本産ワイン発祥の地でもあり秋にはぶどう狩りの観光客で大にぎわいです
そんなぶどう園で生まれ育った3姉妹がいました
おつかいに行くのは2番目と3番目
かおりちゃんは自分より下ができしっかり者のお姉ちゃんを目指しています
こずえちゃんはただ陽気にたくましく育っています
ぶどう狩りのお客さんにおみそ汁のサービスをしています
おわんを下げるのがお手伝い
(かおりちゃん)こずえがねもってこないの。
あれ?次のお客さんのお豆腐が足りない
(お母さん)どうしよう。
(お母さん)それでおばあちゃんがさ…。
こうやって塗って…。
(お母さん)分かった?
薬局でひいおばあちゃんの腰に塗る薬も頼まれました
お豆腐はスーパー
今日はぶどう祭りで人が大勢います
街の様子がいつもと違います
今日は年に1度のぶどう祭り
(花火の破裂音)
花火の音です
大きな音が苦手なお姉ちゃん特に花火の音が苦手なんです
はじめてのおつかいでドキドキしているところにドンド〜ンとお腹に響く花火の音
(スタジオ:伊達)頑張れ。
♪〜
そりゃないよこずえちゃん
うは〜おみこしまで出て来た
大人達の大きな掛け声でお姉ちゃんの心はさらにドキドキ
目の前には大人達のお尻お尻お尻
お姉ちゃんは必死で妹の手を引き何とか薬屋さんにたどり着きました
(店員)2人で来たの?よく来たね。
ひいおばあちゃんの腰に塗る薬です
ん?何かな?うんとね…。
お尻じゃなくて腰をス〜ス〜させたかったんですけどねぇ
夢中でお尻かき分けてここまで来たんだもんな
(スタジオ:伊達)ずっとお尻見てたからだ。
あ〜おばちゃんやっぱり痔の塗り薬を持って来ました
買っちゃった
(店員)おばちゃん…。
おばちゃんいっつも何かくれます
気を付けて帰るのよ。
今日のは大っきいぞ
(店員)大丈夫?気を付けてね。
お姉ちゃんありがとうを言う余裕がありません
おばちゃんごめんなさいね
スーパーにやって来ましたお豆腐を買います
お祭りでお巡りさんがあちこちに出ています
ん?渡るの?はいちょっと待ってね。
ちょっと落ち着いて来た
だいぶお姉ちゃんっぽくなって来ました
(警察官)はい気を付けてね。
レジのお姉さんにお豆腐どこですか?って聞くようお母さんに言われました
でも話し掛けるタイミングが分かりません
お客さんが1人もいなくなるまで10分待ちました
お豆腐?
やっと聞けました
小さなお豆腐だったら5つ大きなお豆腐だったら3つと言われました
お姉ちゃん大きなお豆腐にしました
1つで2丁分です
ぶどう狩りのお客さんに出すサービスのおみそ汁
今日は団体さんが入るんですよ
こずえちゃんここはお駄賃もらえないよ
帰りは車が通らない裏道をおいでとお母さんから教わった道は…
あふれんばかりの人混みでした
今日この道に露店がたくさん出るのをお母さんすっかり忘れていたんです
いつもならおもちゃに飛び付くお姉ちゃん
なのに今日は違います
でもこずえちゃんはそうはいかない
(スタジオ:森口)誘惑がいっぱい。
ほらほら調子に乗って踊ってる場合じゃないんだよ
分かるこの気持ち。
やっと人混みを抜けました
こずえちゃんが速く歩いてるわけではありません
お姉ちゃんの歩く速度がどんどん遅くなっているんです
(スタジオ:伊達)重いのか。
(スタジオ:森)お豆腐重いものね。
♪〜
(かおりちゃんの泣き声)
3姉妹の中で一番泣き虫のお姉ちゃん
お母さんは言ってました
泣いても1人で最後までやる子なんですって
頑張れ。
(かおりちゃんの泣き声)
ついにお姉ちゃんの足が止まりました
前しか見ないこずえちゃん
(スタジオ:森口)気付いてあげて。
あっ気付いた
前しか見ないこずえちゃんあっ気付いた
(かおりちゃんの泣き声)
全速力で走りました
(かおりちゃんの泣き声)
そしてひと言
(かおりちゃんの泣き声)
こずえちゃんがお姉ちゃんの歩く速度に合わせます
でも荷物は持ってあげません
お姉ちゃんも持たせません
2人っきりのぶどう畑
山の夕暮れはあっという間に訪れます
2人のお家のぶどう畑です
これが玄関までの最短距離
お母さんは家じゅうの電気を全部つけて待ってました
(かおりちゃんの泣き声)
泣いても最後までやり通しました
こずえちゃんも2歳なのにたくましかったよ
痔の薬ですよ
そうだ忘れてたわ忘れてた。
お母さんほらこういう塗るやつのつもりで言ったんだけど…。
今日のお客さんはもう帰っちゃったけどお母さん自慢特製のおみそ汁です
(お母さん)どう?おいしい?
(お母さん)熱い?おいしかった?
結婚式?
ということはどっちだ?どっちだ?
かおりちゃんなら27歳こずえちゃんなら25歳
(スタジオ:森)どっち?
(スタジオ:森口)どっちだ?
妹のこずえちゃんです
(スタジオ:伊達)あらカッコいいコと結婚してる。
(スタジオ:森口)ねぇイケメン君だね。
2歳だった子が…
22年といってもあっという間ですねお母さん
1m85cmの新郎
こずえちゃんも背が高くバレーボールのサークルで知り合ったそうです
お姉ちゃんあの時は持ってあげなくてごめんね…って今頃になって謝ったんですって
あっそうそうお姉ちゃんは…
あっいたいたいたいた
かおりちゃんはまだ結婚されていないそうです
旅行代理店にお勤め
自宅から通ってるそうでお休みの日はぶどう畑のお手伝い
泣いても最後までやり通したかおりちゃんは3姉妹の中で1人今でも実家を支えています
(スタッフ)それでどうなの?まぁ…。
(スタッフ)いずれはいずれ継ぐ。
アハハ…。
(スタッフ)来てもらわなきゃいけない…。
そんなことしなくっても大丈夫ですよ
小さかった妹がこんなに大きくなったけどいつまでもお姉ちゃんと妹
いいねぇ
いいじゃないですか何か。
(拍手)ねぇ。
(拍手)
(拍手)
本日のゲスト広瀬すずさん主演ドラマ『anone』が1月10日夜10時からスタートします
いよいよ明後日始まります10歳代最後の連続ドラマです。
撮影頑張っておりますぜひご覧ください。
明後日発売の番組挿入歌藤田麻衣子さんのCDを抽選で30名様にプレゼントします
2018/01/08(月) 19:00〜21:54
読売テレビ1
はじめてのおつかい!爆笑!!2018年大冒険スペシャル[字]

ボクシング山中慎介選手の子ども達がおつかいに挑戦!大好きなパパのために…願いをこめたおつかいに感動▽北海道大自然のおつかい…お隣までは1キロ、お店までは2キロ!

詳細情報
出演者
【MC】
所ジョージ
森口博子
【ゲスト】
伊東四朗
サンドウィッチマン
森昌子
近藤春菜
広瀬すず
【スペシャルゲスト】
山中慎介選手
番組内容
▽お豆腐を買ったおつりで神社でおまいり…のはずが神社に先に行きお金を全部使っちゃった!お店に到着して…どうする?▽北海道大自然の中のおつかい…お隣に牛乳をもらいに行くのは1キロ先!さらにお店に行くのは2キロ先!最後まで頑張りぬくお姉ちゃんに感動のおつかい▽ボクシング前WBC世界バンタム級チャンピオン・山中慎介選手の2人の子どもがおつかい!心配性すぎるパパに大爆笑!そして父の勝利願うお兄ちゃんに感動

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ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
バラエティ – トークバラエティ
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音声 : 2/0モード(ステレオ)
ステレオ
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