賃貸をとるかリノベーションをとるか
「マンション買おうかな?」と思いはじめた頃、
実はリノベーションまで考えていなかったわたしたち。
ですが、
いくつか物件を内覧するうちに、思ったことがあるんです、
「これなら賃貸のままでいいんじゃない?」と。
立地・間取り・広さ・価格、
マッチする物件は幾つかありましたが、どこか腑に落ちない。
「決められた間取りに住宅ローンか・・」
と思うと、
- ただでさえ、今は高い札幌の中古マンションを買う理由
- 賃貸に勝るメリット
が、あまりないように思えたんです。
自分たちが家に合わせるのはもう終わり
はじめから、
戸建ではなくマンション一択だったわたしたち。
「どうせ買うなら、一度はリノベ!」
「どうせ買うなら、好きにカスタム!」
という思いに至ったのが、リノベーションをしようと決めたきっかけです。
とはいえ、
マンションリノベには制限が付きものなので「100%理想の家」にはなりません。
が、
これはリノベーションに限った話でもないと思います。
リノベーションに向いている人・向いてない人
- 新築よりもお得に「自分たち仕様」な家を手に入れたい人
- 購入する物件に長く住もうと思っている人
- ある程度、割り切った考え方ができる人
- 制限を楽しめる人(制限が生む面白さ・創造性を楽しめる人)
反対に
- 新築にこだわりたい人
- 中古住宅に抵抗がある人
- マンションに住んだことがない人
- 売却の可能性(転勤など)がある人
(中身が生まれ変わっても躯体は古いままです。
古い条件で査定されるので、リノベにかかった費用までカバーできないかもしれません)
には向かないと思います。
ときには諦めも必要
「中古マンション購入に抵抗は無かった」と言えば嘘になりますが、
- 何に抵抗を感じて、どうであれば納得できるのか?
- 気を付けるべきポイントは何で、どこに注意すれば条件をクリアできるのか?
不安や心配なことは、ひとつひとつ潰していきながら、
自分たちの希望や条件を整理していきました。
あとは、
- 躯体の構造や管理規約の制限などで、出来ない工事もある
- 工事が始まってから分かる or 見つかる"マンションあるある"
もあり得るので、
そんなときでも「ま、仕方ないか!」という具合に、
方向転換できる人でないと、うまくいかないと思います。
スケルトンリフォーム(フルリノベーション)は特に、
解体してみないと分からないこともあるため、
工事の始まりは、楽しみでもあり、ヒヤヒヤの連続でもありました。
リノベーションの可能性
もはや「新築至上主義」という言葉が、今の時代にマッチしないのと同時に、
「多様性のある家づくり」が、今後はより必要になるんじゃないかな?って思うんです。
リノベーションが段々と増えてきた理由も、ここにあると思います。
トレーラーハウスやコンテナ・車などなど、
家にするための「ハコ」は、戸建やマンションに限った話でもないはず。
おわりに
中古マンションやリノベーションに対して、不安に思う方はまだまだ多いと思います。
が、その一方で、
家づくりの選択肢として、リノベーションを選ぶ方はどんどん増えていく気がします。
「このブログを読んで、リノベすることに決めました」なんて方が、
いつか現れてくれたら、これ幸い。
" リノベブログ " 冥利に尽きるお言葉です。
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