週末写真家のピンボケライフ

平日はサラリーマン、週末はアマチュア写真家。

朝活ならぬ、「あ写活」のすすめ。絶景を撮るなら朝だよ!!

世の中には「○活」という言葉が溢れています。恋活、婚活、就活、終活、トンカツ等などなど、みんなどれだけ活動したいんだって話です。

その中でも「朝活」という言葉は、意識高い系の雰囲気を醸し出していて、近寄りがたい空気を感じます。

が、あえて提唱します!

朝活ならぬ、「あ写活」を!!

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「あ写活」って何?

言葉の由来は、朝活と写活(写真活動)を掛けた造語です。それ以上は突っ込まないでください。恥ずかしくて死んでしまいます。

でもこうやってダジャレにすることで、途端に意識が低くなるでしょう?それが目的です。(大嘘

「あ写活」の何が良いの?

一日を通じて人々が撮影したくなる時間帯、それは夕焼けです。

ドラマチックなオレンジ色に染まる空、そしてそこから青い光に包まれるブルーモーメントにかけて、誰でも撮りたくなる時間帯が訪れます。

でも、考えてみてください。

太陽が沈む時間帯だけでなく、昇る時間帯もあることを。朝焼けの時間帯があることを!

世の中の大多数が寝ている時間帯に外に飛び出し、優しくドラマチックな景色を撮る!それが「あ写活」です。

初めての「あ写活」に心が震えた

2017年の年の瀬に旅行以外で初めて「あ写活」をしました。

始発に飛び乗り、海に向かい、湘南の鵠沼海岸から富士山を見たとき、心が震えました。

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「あぁ、世界はなんて美しいんだ!」と。臭い言葉ですが本当に、自然に、心から湧き上がってきました。

そして、同時に後悔の気持ちに襲われました。今まで何で早起きをしてこなかったんだ・・・と。

朝日は神聖で優しい

突然何を言ってるんだとお思いでしょうが、本当に美しいものです。

普段は日の出をどうとも思っていない人たちが、元旦だけは「初日の出」だけはありがたがって集まるのです。特別な朝日です。

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2018年1月1日、日の出の瞬間です。これを見るために、七里ヶ浜にはこれだけの人が集まっています。(右下に注目)

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そして何より、富士山がめっちゃくちゃ綺麗でした。

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でも、初日の出なんて、年間で365回ある中の1回に過ぎないわけです。

朝の空気は澄んでいて写真向き

気温差がどうのこうのという理屈は置いておきますが、朝の空気は澄んでいます。特に冬は呼吸をするだけで清々しい気持ちになれます。寒いけど!!

ということは、遠くの景色もはっきりしていて、写真を撮るには最適な時間帯でもあります。霞んだ空よりも澄んだ空。夕方もいいけど、やっぱり朝って写真に向いてるんですよ。

冬は「あ写活」にオススメのシーズン

寒いのに何言ってるんだと思うことなかれ。冬は日の出が遅いのです。

夏至が一番昼が長くて、冬至が昼が短いわけです。ということは、冬は日の出が遅く、日の入が早いわけです。

理科の知識として知っていても、普段は「あ〜日が短くなったな〜」ぐらいにしか思いません。

が、「あ写活」にとっては重要です。

夏は超早起きをしないといけないけど、今は遅くていいんです!!寒いけど!!

この記事を書いている時点では、冬至を過ぎてしまっています。だから、始めるなら今です!明日から!さあ起きて!!

10連休で7日間「あ写活」の成果

年末年始は運良く10連休にすることができました。そこで、思う存分撮影を楽しみました。7回朝日を撮り、8回の夕日を撮りました。

ブログにアップするのは一部ですが、「あ写活」の楽しさが伝われば幸いです。日によって変わる空の色、雲の形、波の形。全てが美しい!

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まとめ

「あ写活を続けよう」という決意も込めて、この記事を殴り書きしました。

10連休期間中に、江ノ島で出会った写真好きのおじいさんに「夕焼けは誰でも撮れる。朝焼けを撮れたら半人前だ」と言われました。

確かにその通り!みんなが撮らないものを撮ることが醍醐味でもあります。

さあ!「あ写活」を始めましょう!!

おすすめの写真集とカレンダー

最後におすすめの写真集とカレンダーを紹介します。

写真家 吉村和敏氏の風景写真がとても好きで、写真集を何冊か持っています。

特に『MORNING LIGHT』という写真集がお気に入りです。タイトルの通りですが、朝の光を捉えた写真集で、世界中の朝の美しさを楽しめます。なかなか旅行に行けない方や早起きが苦手な方は必見です。

MORNING LIGHT

MORNING LIGHT

写真集の購入はちょっと抵抗があるという方に、朝の魅力が凝縮されたカレンダーをおすすめしておきます。

2018 カレンダー 吉村和敏 【SEASONS OF SPLENDOR】 世界の朝

2018 カレンダー 吉村和敏 【SEASONS OF SPLENDOR】 世界の朝