善光寺の「生き仏」が謝罪…会見を途中退席で騒然

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 女性職員に差別発言をしたとして、辞任を求められていました。

 善光寺大勧進・小松玄澄貫主:「ご心配、ご配慮を賜りまして、それにつきましては大勧進を代表して皆さんに深くおわび申し上げたい」 

 おととし、女性職員2人が差別発言や不当な人事異動を受けたなどと主張していたが、小松貫主はこれまで否定してきた。

 善光寺大勧進・小松玄澄貫主:「後進に道を譲りたいという気持ちでおります」

 会見では辞任の意向をほのめかしたが、理由や時期は明らかにしないまま会見を終わらせたため、記者との間で押し問答となった。

 記者:「きょう、何のためにこれ、記者会見をやったのですか?誰に対しての説明なんですか?」「貫主だって説明足りないと自分で思っているでしょ?」

 善光寺大勧進・小松玄澄貫主:「いや全然…」

 一歩も引かない記者たちに対し、小松貫主は…。

 善光寺大勧進・小松玄澄貫主:「もういいよ。後進に道を譲るということは、今後、そういう時期に、いずれ私はもう86歳だからね」

 この後、会見が再開されることはなかった。