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“空間記録”、“10K3D動画” Insta360が2つの次世代機を公開

360度カメラ「Insta360」シリーズのメーカーである中国Arashi Visionは、米国ラスベガスで開催中の世界最大の家電見本市「CES 2018」に2つの新型カメラを展示しました。発売時期などは未定。同社プレスリリースでは「次世代の革新的なカメラ」と紹介されています。

Insta360後継機と思しきプロ向け360度カメラ

1つ目のカメラは、プロフェッショナル向けの360度カメラです。本カメラは正式名称は不明ですが、8個のレンズを搭載し、10K高解像度の3D360度動画が撮影可能とのこと。デザインを見ると、同社が2017年に発売したプロフェッショナル向け360度カメラ「Insta360 Pro」の後継機と思われます。

本カメラに搭載されるセンサーサイズは4/3型で、広いダイナミックレンジを実現し、低照度でも鮮明でノイズを軽減した撮影が可能になるとのこと。また、販売予定価格は12,000USドルとしています。

なお、本機はラスベガスで開催中のCES2018にて筐体を展示中です。プレスリリースによると名称は不明とのことですが、「Insta360 Titan Series」とのプレートが横に置いてありました。画質の箇所には「Still 10K」(現時点では10K)と書いてあり、さらなる画質向上も狙っているのではないかと推測されます。サイズはInsta360 Proを一回り大きくしたような印象です。また、レンズのサイズがInsta360 Proよりもさらに大きくなっており、画質向上のためと考えられます。

動画解像度は10Kと5Kが選ぶことができます。2つとも3Dのステレオ撮影が可能。
・10K(10,560 x 5,280)、30fps/60fps
・5K、120fps

空間そのものを「撮影」する

2つ目のカメラは、ライトフィールドカメラのプロトタイプです。ライトフィールドカメラは、光の入射角度や距離情報から、深度情報も含めた「空間そのもの」を撮影できます。このプロトタイプのライトフィールドカメラは、6DOFの画角180度の映像が撮影可能で、視聴者は6方向全てで約0.5メートルの範囲内を自由に動くことが可能になるとのことです。

128個のカメラレンズを搭載。

さらに、同社の技術を使うと、この180度映像を360度のキャプチャにも適用可能で、極めて現実と近似した映像空間を記録できるとしています。同社はこのライトフィールドカメラの技術により、視聴者が映像内を自由に探検できるようになり、これまでにない全く新しいレベルの没入感を実現すると説明しています。

なお、これまでに「Insta360」シリーズの国内販売は株式会社ハコスコが国内代理店として販売しており、今回の新製品カメラの発表も同社からプレスリリースが出されています。

(参考)株式会社ハコスコ プレスリリース
https://hacosco.com/2018/01/insta360_ces2018/

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