Lenovoは1月8日(米国太平洋時間)、デタッチャブル(キーボード着脱)式の2in1タブレットPC「Lenovo Miix 630」を発表した。プロセッサとしてハイエンドスマートフォンでも使われているQualcommの「Snapdragon 835」を採用し、Microsoftが提唱する「Always Connected PC(常時接続PC)」に準拠したLTE通信機能を備えていることが特徴だ。販売価格は799.99ドルから(キーボードとデジタイザーペン込み)で、米国では2018年第2四半期(4~6月)からの販売を予定している。
(日本での発売は未定)
メインメモリは4GBまたは8GB(LPDDR4X規格)で、内蔵ストレージは64GB、128GBまたは256GBのUFSを搭載している。ディスプレイは10点マルチタッチ対応の12.3型WUXGA+(1920×1280ピクセル)液晶を搭載している。デタッチャブルキーボードは、バックライト、タッチパッドとペンホルダー付きだ。
タブレット(本体)の左側面にはイヤフォンマイク端子とNano SIM/microSDメモリーカードスロットがある。右側面にはボリュームキーとUSB Type-C端子がある。
カメラはイン、アウト両方備えており、前者は500万画素(固定フォーカス)、後者は1300万画素(オートフォーカス対応)となっている。インカメラとは別に赤外線カメラも備えており、「Windows Hello」の顔認証に使うこともできる。
通信機能はIEEE 802.11ac/a/b/g/n規格のWi-Fi(無線LAN)、Bluetooth 4.1とモバイル通信(LTE/W-CDMA/GSM)に対応している。
本体サイズは293(幅)×210(高さ)×7.3(厚さ)mmで、重量は約770g(キーボードなし)となる。OSは「Windows 10 S」をプリインストールするが、Microsoft Storeを通して「Windows 10 Pro」または「Windows 10 Pro Education」にアップグレードすることもできる。
(取材協力:Consumer Technology Association)
Copyright© 2018 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.