夫(みどりいろ)です。
キャンピングカーが我が家に届いて半年。日本各地を家族で旅してます。
6ヶ月で1万4千キロ。使い倒しています。
思い返すと、約2年前。
キャンピングカー購入を検討し始めました。キャンピングカーのことを何も知らないところからのスタートです。キャンピングカーは結構な額の買い物です。絶対、失敗したくありません。
当初、キャンピングカーの種類、モデルやオプション機能多さ、価格帯の幅に戸惑い、「選べないっしょ、これ。」と思うこともしばしば。
どんな順序で、何を、どうやって調べていいのか、全くわかりませんでした。
ネットで検索したり、キャンピングカーショーに行ったり、本を買ったり。手当たり次第、キャンピングカー情報を集めました。
今から考えると相当、非効率な情報収集でした。当時の僕も、購入まで近づいてるんだか、遠のいてるんだか、よくわからない状態でした。今思えば、もっとうまく、探せたなぁと思うわけです。
ただ、キャンピングカー選びに約1年も右往左往したからこそキャンピングカーの選び方のコツを掴めたな、と思っています。
今日は、そんなたくさんの失敗から得られた「理想の1台に巡り合うためのキャンピングカーの選び方」について書きたいなと。
- キャンピングカーの選び方は5ステップ
- ステップ1:キャンピングカーの全体像把握
- ステップ1:Must条件(目的/人数/予算)設定
- ステップ3:レンタルキャンピングカー
- ステップ4:want条件設定(使用シーンに応じたオプション)
- ステップ:5 キャンピングカー店で打ち合わせ
- まとめ
キャンピングカーの選び方は5ステップ
キャンピングカー選びで道に迷いまくった当時の僕に何かを伝えられる。そんな機会があるなら、この5つのステップを伝えたいです。
●ステップ1:全体像把握(キャンピングカーショー/カタログ(本))
●ステップ2:must条件(目的/人数/予算)設定
●ステップ3:レンタルキャンピングカー
●ステップ4:want条件設定(使用シーンに応じたオプション選択)
●ステップ5:キャンピングカー店で打ち合わせ
一つずつみていきますね。
ステップ1:キャンピングカーの全体像把握
種類やオプションの多さから全体像が掴みづらいキャンピングカー。逆にいうと、この全体像をいち早く掴めると、こっちのもの。使用目的に適したキャンピングカーの絞込みが一気に進みます。
正直、ネットでの情報はオススメしません。情報が点在しすぎています。ある程度購入車種が決まってからの情報収集には適しているのですが、全体像把握の段階では、むいてません。少なくとも、僕は、ネット情報からは、全体像を構造化できず、逆に混乱しました。
全体像を把握するのに、僕がオススメなのは、キャンピングカーオールアルバム(本)、とキャンピングカーショーです。
キャンピングカーオールアルバム(本)
キャンピングカーオールアルバムとは、キャンピングカーカタログです。たぶん、日本で最も多くのキャンピングカー情報が掲載されているカタログだと思います。
この一冊で世の中のキャンピングカーがどんなふうにカテゴライズされるのか、一発で理解できます。
また、キャンピングカーのカテゴリーごとで章立てになっていて、見開き1ページには、4台〜8台分のキャンピングカー情報が掲載されています。一覧性が抜群です。
中身のページはこんな感じです。
この本、2200円と結構な額しますが、高額なキャンピングカー購入のための貴重な情報源と考えれば、結構な投資対効果だったと個人的には考えてます。
ちなみに、最新版のこの本はこちら。なんと750種類のキャンピングカーと取り上げられています。
キャンピングカーショー
日本各地でキャンピングカーショーが開催されています。キャンピングカーショーのイメージはこんな感じ。
出典:@PRESS
我が家もお台場をはじめ、色々なキャンピングカーショーに行きました。多くのキャンピングカーを実際に見ることができ、解像度が一気に上がります。
またキャンピングカー会社のスタッフの方に話を聞くことができます。僕もここぞとばかりに質問しまくりました。そこで初めて、新車は納車まで半年かかることや、おおよその燃費など知りました。
あと、大道芸人がいたり、うまい棒がもらえる店頭企画があったりで、子供も普通に楽しめます。
ステップ1:Must条件(目的/人数/予算)設定
概ね全体像が把握できはじめると同時に進めたいのが、Must条件の設定です。もっと言うと、利用目的、使用人数、予算の「決め」です。
ちなみに我が家の場合。
A)長期の家族旅に使うキャンピングカー。小さな子供も2人います。その使用目的、使用人数、家族構成から、一定の収納力のあるキャンピングカーというのがmust。
B)予算はかなり限られます。普通の大きなキャンピングカー買ったら家系崩壊。安めのキャンピングカーしか買えません。
C)車の運転に慣れていない夫婦です。大きなキャンピングカーだと、2時間に1回くらいのペースでどこかにぶつけそう。また、都内の狭い駐車場。リーゼントみたいなTHEキャンピングカーはそもそも、入りません。
そんな絶対条件A)B)C)から、ハイエースやライトエースなどをベース車とした「バンコン」に絞りました。
ステップ3:レンタルキャンピングカー
欲しいキャンピングカーが絞れてきたら、レンタルキャンピングカーを使って、運転、就寝してみるのがオススメです。
レンタルキャンピングカー、意外と全国にあります(車種は限定されているので、購入希望モデルが乗れるとは限りませんが。)
キャンピングカーは、使ってみてわかることも多いです。これは良かった、これは要らなかった、などなど。
一度、レンタカーで試しておくことで、無駄なオプションなどつけなくて済みます。
実は、我が家はこのレンタルを怠りました。なので、つけたものの未だ一度も使っていないオプションもついています笑
ステップ4:want条件設定(使用シーンに応じたオプション)
概ね購入するキャンピングカーが絞れてきたら、あとは、「あったらいいな(want)と思う」機能やオプションの選択になります。機能やオプションは、利用頻度や使用シーンによって異なります。
キャンピングカーをどのように使うのかを、このステップ4のタイミングで今一度具体的にイメージすることが大切になります。
ちなみに我が家は、購入前以下のようなことを想定していました。
◎長期旅行で車内で着替えることもたくさんあるので、立てるスペースが欲しい
◎車中泊が多いので、4人でもゆったり寝れる内装配置を希望
◎子供関連の荷物が多くなりそうなので、それらを積むボックスをサイクルキャリアにつけたい
◎夜中外に出なくてもいいように、車内で手を洗える水道をつけたい
◎真冬の朝晩、エンジンをかけないでも暖かくなるFF(燃料式)ヒーターをつけたい
◎雪道、泥道に遭遇した時のことを考え、4WDにしておきたい
などなど。(もっとたくさんありました。)
でも、これら希望は、もちろん最終的な予算との相談になります。
ステップ:5 キャンピングカー店で打ち合わせ
このステップ5は、いよいよ希望のキャンピングカーを作っている(売っている)店舗での打ち合わせです。ステップ4と同時並行に進めるイメージです。我が家もWant条件となる機能やオプションと予算感をお店の人と相談しながら進めました。
中古と最後の最後まで迷いましたが、最終的に新車で購入することになった我が家。購入店とは、正式発注まで3回ほど打ち合わせをしました。
キャンピングカーのオプションって、ホント、いろんな選択肢があります。安い買い物ではありません。利用シーンなどを相談しながら、担当の方と一緒に決めていきました。
まとめ
キャンピングカーについて全くの無知の状態からスタートしたキャンピングカー選び。悪戦苦闘していた当時の僕に教えてあげるような気持ちで、「キャンピングカー選び」の手順をまとめてみました。
ちなみに、我が家の初めて買ったキャンピングカー。悪戦苦闘しただけあって、理想の1台を見つけられたと思っています。ちょっと狭いですが・・・笑
名前もつけてます。我が家を乗せて日本中を駆け回ってくれている5人目の家族です。
また、うちのキャンピングカーについても、紹介する記事も書けたらなぁと思ってます。
▼Twitterもやってます