駅伝の名所「箱根ホテル小涌園」きょう閉館

写真拡大

箱根駅伝の観戦の名所としても親しまれていた、「箱根ホテル小涌園」が10日に閉館し、59年の歴史に幕を閉じた。

「箱根ホテル小涌園」は1959年に開業し、箱根駅伝のコースがそばにあることから、観戦の名所として知られ、家族連れなどに親しまれてきた。

開館から59年がたち、建物の老朽化が進んだことを受け、今年の箱根駅伝を待って、10日、閉館した。最後の宿泊客には客室のキータックがプレゼントされ、従業員に見送られた。

最後の宿泊客「父がいつも仕事で忙しいのですが、ここだけ旅行に来られる場所だったのでなくなっちゃうのが寂しいです」

今後は高級宿泊施設を含めた再開発を検討していて、温泉テーマパークの「箱根小涌園ユネッサン」などは、そのまま営業を続けるという。