【1月10日 AFP】スイス・チューリヒのアップルストアで9日、スマートフォン「iPhone(アイフォーン)」のバッテリーが過熱して煙が発生し、店内にいた約50人が避難する騒ぎがあった。地元警察によると店員1人が軽いけがを負ったという。

 警察当局の声明によると、市内の中央駅付近に位置する店舗のスタッフが煙に気付き、バッテリーに消火剤をまいて警察に通報した。

 警察はこのスタッフが適切な対応を取ったと評価。また店員の1人が過熱したバッテリーを取り除こうとして軽いやけどを負い、その他7人も現場で手当てを受けたものの病院に搬送する程ではなかったと述べた。

 警察当局は犯罪科学研究機関の専門家が発煙の原因を検証するとしている。(c)AFP