Razer、バッテリー無しで動作するワイヤレスマウスを発表。常時給電と100グラムを切る軽さを実現

北米時間における1月9日、アメリカのゲーミングデバイス開発会社であるRazerが、新作ワイヤレスマウス「Razer Mamba HyperFlux」とマウスにワイヤレス給電ができるマウスパッド「Razer Firefly HyperFlux」のセットを発表した。価格は249.99ドル(日本円で約28,000円)、2018年4月〜6月内に海外にて発売予定だ。

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Razerの発表によると、今回発表されたワイヤレスマウス自体にバッテリーは埋め込まれておらず、Razer独自の技術「Razer HyperFlux Wireless Power Technology」によって、マウスパットにマウスを置くだけで常時給電が行われるという。すなわち「Razer Mamba HyperFlux」はこれまでワイヤレスマウスを長時間運用する為に必要だった「定期的な充電を必要としない」マウスであると言える。この技術自体は別段珍しいものではない。すでにコンピューターデバイス開発会社Logitech Internationalより同じようなワイヤレス給電機能「POWERPLAY ワイヤレス 充電システム(以下、POWERPLAY)」に対応したゲーミング用マウスが発売されている。

では何が既存のワイヤレスマウスと異なるのかというと、先述したとおり「マウス自体にバッテリーが埋め込まれていない」という点だろう。マウスのみならず、ワイヤレス給電は基本的に指定の場所にデバイスを置くことで「バッテリーに給電する」という方法が一般的だった。しかし、「Razer Mamba HyperFlux」はマウスそれ自体に常時給電を行う仕組みとなっている。その為、バッテリーがない分96gという軽さを実現している。同じタイプのワイヤレス給電を導入している「POWERPLAY」対応のマウス重量が100gを越えていることからもその違いが分かる。

そのほか、マウスにはレーザーセンサー16000 DPI 5G Laser Sensorが採用され、電波を安定させる独自技術Adaptive Frequency Technologyが導入されており、無線LANやBluetoothなど混雑する2.4GHz帯域における混信を避け、正確なデータの転送を高速で行うことが可能だ。デザインは右手用、ワイヤレスだけではなくマウスパッド抜きでのケーブルを介する操作にも対応している ようだ。本体左側にある2つのスイッチの用途は現時点では不明である。

マウスパッドである「Razer Firefly HyperFlux」は既存のLEDイルミネーション搭載のマウスパッドである「Razer Firefly」シリーズをワイヤレス充電へ対応させたものだ。マウスを置くマットの部分はリバーシブル構造で、片面が布系、片面がハードタイプ系になっている。

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