Adobe、Flash Playerの脆弱性に対処 悪用されれば情報流出の恐れ

脆弱性を悪用されれば情報流出の恐れがあるとされ、緊急度は同社の3段階評価で中間の「重要」、優先度は「2」と位置付けている。

» 2018年01月10日 10時00分 公開
[鈴木聖子ITmedia]

 米Adobe Systemsは1月9日、Flash Playerのセキュリティアップデートを公開し、1件の脆弱性を修正した。

 Adobeのセキュリティ情報によると、今回のアップデートでは境界外読み取りに関する脆弱性に対処した。悪用されれば情報流出の恐れがあるとされ、緊急度は同社の3段階評価で中間の「重要」、優先度は「2」と位置付けている。

 脆弱性はFlash Playerの28.0.0.126までのバージョンに存在していて、Windows、Mac、Linux、Chrome OSの各プラットフォームが影響を受ける。Adobeはアップデート版のバージョン28.0.0.137で、この問題を解決したとしている。

photo Flash Playerの最新バージョンは28.0.0.137となる(出典:Adobe)

 ユーザーが自動更新を有効にしている場合、また、Google ChromeやMicrosoft EdgeおよびInternet Explorer 11(Windows 10または8.1向け)を使っている場合は、Flash Playerのアップデートが自動的に適用される。

 米Microsoftが同日リリースした月例セキュリティ更新プログラムにも、Flash Playerのアップデートが含まれている。

Copyright© 2018 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

セキュリティ記事ランキング

  • 本日
  • 週間
  • 半月
  • 月間

Special

- PR -

情シスの努力だけで、オンラインの売り上げを増やすことなんかできないと思ったあなた。できることはいろいろあるって知ってました?

攻撃と防御のいたちごっこが続く中、不正アクセスの「侵入」をいかに防ぐかではなく、「侵入されても素早く見つけ、対処する」へと根本的に戦略を見直すべきときが来ている

日々の仕事やオフィスライフをより快適にして、もっとポジティブに働くには?業務用パソコンを最新のものに買い替えるチャンス。詳細はこちらから

DBシステムには様々な悩みがつきものですよね!そんな悩みを簡単に解決してくれるOracle Database Applianceの「ここが凄い」を多佳子が、たっぷり紹介します【動画あり】

日本をはじめ世界中のたくさんの企業で導入が進んでいます。これほど多くの企業に支持されている理由は何でしょうか? そのすごさの秘密を私、加藤多佳子が紹介します

ピックアップコンテンツ

- PR -

注目のテーマ

マーケット解説

- PR -