北日本・日本海側を中心に大雪となっていますが、そんな中、雪国である旭川空港は就航率99.1%と圧倒的な数字を出しています。そこで本日の天気のあれこれでは、『大雪でも見事離発着する旭川空港のあれこれ』を取り上げたいと思います~
目次
- 1.積雪52cmでもへっちゃら!!
- 2.旭川空港は年間降雪量は平均420cm!!
- 3.旭川は日本で一番寒い-41℃の記録を持っている!
- 4.2016年度の旭川空港の就航率は奇跡の99.1%!!
- 5.奇跡の就航率の実現には、ワックスウイングスの活躍があった!
- 6.旭川空港は全国の空港と比べてもトップクラスの就航率!!
- 7.まとめ
1.積雪52cmでもへっちゃら!!
1月10日9時現在の東神楽(ヒガシカグラ:旭川空港)のアメダスのデータです。
気温-3.4℃は・積雪深は52cmとなっていますね。
同じ北海道の新千歳空港がある千歳が気温は-1.1℃・積雪は7cmとなっており、旭川の方が圧倒的に厳しい環境にあるのが分かります。
ちなみに今朝発表された気象情報によると、11日6時までの24時間に予想される降雪量は多い所で、、、
北陸地方 60㎝
北海道地方、東北地方、中国地方 50㎝
東海地方 40㎝
関東甲信地方、近畿地方、九州北部地方 30㎝
四国地方 20㎝
九州南部 15㎝
となっていますね。
暴風雪と高波及び大雪に関する全般気象情報 第8号
2.旭川空港は年間降雪量は平均420cm!!
東神楽(旭川空港)の年間降雪量の統計データです。
年によってばらつきはありますが、降雪の合計は平均すると420cmくらい降る豪雪地帯です。
3.旭川は日本で一番寒い-41℃の記録を持っている!
旭川空港のある旭川では、1902年1月25日に旭川気象台で-41℃が観測されています。日本の最低気温で最も低い値となっており、旭川は日本で一番の寒さ町と言っても過言ではありません。
ちなみに最低気温のトップ20はこちらです↓
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4.2016年度の旭川空港の就航率は奇跡の99.1%!!
旭川空港は、大雪山系のふもとで雪の多い地域ながら、奇跡の就航率を誇っています。2016年度の実績では脅威の99.1%となっており、降雪が割と少ない千歳の97.9%を上回っています。過去10年を見ても平均就航率は99%となっており、雪が原因の結構は年平均でも3・4便ほどしかありません。
5.奇跡の就航率の実現には、ワックスウイングスの活躍があった!
如何にして旭川空港は、この奇跡の就航率を実現しているのかが分かる動画がYou Tubeにアップされているので、7分とちょっと長いですが、是非見て下さい。
旭川空港【大雪には、慣れている ー 就航率99.1%の奇跡 ー】
ワックスウイングスの活躍があってこその就航率なのですね。
6.旭川空港は全国の空港と比べてもトップクラスの就航率!!
下図が各空港の年間平均就航率を表したものです。
引用:各空港の年間平均就航率
ICAOの勧告する各空港の年間集効率は95%となっていますが、旭川空港はそれを大幅に上回っていますね。全国でもトップクラスの就航率となっており、旭川空港の除雪体制が如何に優れているかが分かりますね。
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7.まとめ
雪国である旭川空港が奇跡の就航率を実現した影の立役者は、ワックスウイングスだったようです。こうして実際に動画で見てみると、頭が下がる思いですね。全国の他の空港にも是非見習って欲しいものです。
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