史上屈指の高反発シューズ、氷の上でも滑らないブーツ。未来を感じるスポーツギア【次に来るモノ50】

【各ジャンルのプロたちが語る2018 次に来るモノ50】

2018年もモノの進化は止まりません。新たな技術、驚きの発想、これまでにないデザインなどによって、必ずや我々を夢中にさせてくれることでしょう。そこでここでは、本誌連載陣が次なるトレンドを、最新50製品とともに大紹介!!

2018年に注目のスポーツギアはコレ!

最近のスポーツ業界は、エレクトロニクス業界と比較しても遜色ないくらい技術革新が進み、「日進月歩」といった言葉が大袈裟ではないほど。

そんな状況において最も注目を集めるのがスポーツシューズ。最近は厚底タイプに注目が集まっていますが、アメリカで先行展開されて高い評価を得ることに成功しているのが、ブルックスのレビテイト。同社の従来製品だけでなく、スポーツシューズ史上最高レベルの反発性を発揮しつつ、走行中の安定性を失っていないところが素晴らしいですね。

そのほかにもマイナス20℃まで硬化しないラバーの採用で、濡れた氷上から氷点下まで安定したグリップ力を発揮するメレルのシューズなど、未来を感じさせるモデルが続々登場しています。

No.1
スポーツシューズ史上屈指の反発性能!

ブルックス
レビテイト
実勢価格:1万7280円

ブルックスのレビテイトは同社史上最高の反発性能を確保した最新ランニングシューズ。このシューズが凄いのは、この優れた反発性能と左右のブレを軌道修正するなど高い安定性も両立しているところ。実際に履いたランナーからは「ブルックスだけでなく、スポーツシューズ史上屈指の反発性!」の声も聞かれるなど、デビュー間もない存在ながら注目を集めている。

ミッドソール表面に配された、力を逃がさず高反発を生むシルバーTPUが近未来を感じさせる。アウトソールはアスファルトなどで高いグリップ性を発揮。

 

No.2
ほとんど滑らないを実現した!

メレル
コールドパック アイス+ ミッド ポーラー ウォータープルーフ
実勢価格:2万4840円

都心で大雪が降ると、凍結した路面で転倒する人が続出。パニックとなるが、そんな状況の改善に貢献してくれそうな1足が登場。このモデルに使用されたヴィブラム社のアークティックグリップアウトソールはこれまでの冬用アウトソールと比べて、濡れた氷の上で3倍のグリップ力を発揮し、「ほとんど滑らない」を実現。

ブラウン以外にブラックのカラーリングもラインアップ。雪の日のビジネスマンの足元にも最適な1足となる。

 

No.3

OOFOS
Men’s OOriginal Sandal
実勢価格:6264円

フルマラソンを始めとした激しいスポーツのあとに履いて、積極的な疲労回復を追求するリカバリーサンダル。アメリカでは年々マーケットが拡大しており、その市場をリードするのがこのブランド。日本でも2月より本格展開されるのがうれしい。

 

No.4

アイスブレーカー
テックライトロングスリーブポケットクルー(メンズ)
実勢価格:1万584円

快適な着心地と優れた吸湿発散性でアウトドアシーンで定番となっているメリノウールのインナーウェア。今後はランニングを始めとしたスポーツシーンでも常識となりそう。アイスブレーカーは特に肌触りがよく、「ウール肌着のチクチク感が苦手」という人からも人気となるはず。

 

No.5
スポーツ&カジュアル、どちらにもフィット

オークリー
クロスレンジ PATCH PRIZM(ASIA FIT)
実勢価格:2万7000円

クロスレンジはテンプルやノーズパッドの付け替えが簡単に行えるフィット性の高いスポーツ用アイウェア。本気過ぎないデザインはカジュアルシーンでも活躍してくれるので、これまでスポーツとカジュアルで2タイプのアイウェアを使用していた人も、このモデルなら両方のシーンにおいて高い満足感を得ることができるはず。

 

『デジモノステーション』2018年2月号より抜粋。